三秋縋のレビュー一覧

  • 三日間の幸福

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    この人の本は前に読んだ本の衝撃が強すぎて
    少しだけ期待値が高くなりすぎてしまった

    だけど展開が読めなかったし、ラストは想像してなかった方向へ進んでいったから
    最後まで読んでいておもしろかった

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    2025年11月21日
  • 三日間の幸福

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    ネタバレ

    めっちゃ好きな話だった!!!中学か高校のときに読んでたら泣けたと思う。
    30万なんて安すぎるって思ってたけど、実はもっと安かったなんて…。全く予想しなかった方向に話が進んでって面白かった。

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    2025年11月19日
  • 僕が電話をかけていた場所

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    めちゃくちゃ面白かった
    現代版人魚姫という表現がぴったりな話
    結局全ての解決策は真実の愛なんだよなあ

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    2025年11月13日
  • 三日間の幸福

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    ネタバレ

    ジャンルとしては余命ものに分けられると思うが、他の同ジャンルの作品とこの作品が違うのは自ら死期を近づけている点である。そのため、諦めにかなり偏っている。多少は描かれるにしろ、通常の余命ものと比べると死期を悟ったがゆえの行動力や衝動性さまざまな葛藤や逡巡というのはあまり描かれない。しかし、ミヤギとの関係が発展していくにつれ、何をしたいかがはっきりとしてくる。無価値な30年よりも、自分だけが有意義な30日間よりも他人のために生きて残った3日間がクスノキにとっては価値のあるものだった。
    ヒメノとの関係が深く描かれていくと思ったけど、そうでもなかった。

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    2025年10月18日
  • 三日間の幸福

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    展開は予想できてたのに泣いちゃった

    人間は誰かを想い、誰かのために尽くし尽くされることがいちばん幸せなんだろうな

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    2025年10月03日
  • 三日間の幸福

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    ネタバレ

    最後タイトルの意味が分かって、色んな意味で良かったって思った。

    どんなに幸せな30日よりも、この2人で過ごす3日間に価値がある。
    自分も後悔せんように生きようって思った。

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    2025年10月01日
  • 恋する寄生虫

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    孤独と不安だらけの二人が
    少しずつ心ひらいていくお話。

    前半はめっちゃ暗くて
    読んでるとこっちまでしんどくなるくらい。
    でもその暗さがあるから
    後半の変化がちゃんと心に響くし
    二人の成長がまぶしく見える。

    恋愛小説というよりは
    「人とつながる怖さ」とか
    「自分を認めるむずかしさ」を
    じっくり描いた作品って感じ。
    だから甘々な展開を期待すると
    ちょっと物足りないかも。

    心理描写がリアルで
    キャラの気持ちがちゃんと伝わるし
    共感できる人は多いはず。
    展開は少し王道だけど
    それでもページをめくる手が止まらない。

    読後は切ないのにどこかあったかくて
    考えさせられる余韻が残る。
    暗めの物語や人間

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    2025年09月29日
  • さくらのまち

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     うーん、怖い。ただただ怖い。『サクラ』は出会い系であったり、普通に存在するけど、このシステムがこのようなカタチで根付いていると、人間不信に陥ってしまうだろうなと思う。

     尾上の元に一本の電話が入る。『高砂澄香が自殺しました』。高砂澄香とは、尾上がかつて一番愛した女性で、一番憎んだ女性だった。

     高砂澄香が本当に死んだのかを確認するために昔住んでいた『さくらのまち』に戻り、澄香の家の前に行くと、そこに澄香と同じ顔をした女性が立っていた。
     澄香の妹の霞だ。やがて、尾上は霞のプロンプターに指名される。プロンプターとは、自殺志願者に寄り添い、自殺をさせないようにする友だちのフリをする『サクラ』

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    2025年09月29日
  • 恋する寄生虫

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    潔癖症で引きこもりの青年と不登校の女子高生の恋愛ものがたり。

    一見、恋愛に発展しなさそうな社会不適合の二人の出会いには、本作タイトルにある「寄生虫」が絡んでいた。果たして、二人の関係はどうなっていくのか・・・

    「恋」と「寄生虫」。なかなか無い発想をベースにストーリーが構築されていて、新鮮な驚き・興味に誘われるままに惹きこまれました。

    異色の世界観かと思いきや、甘酸っぱく切ない要素もしっかり押さえられていて、二人が出会ってからの展開も程よく上がったり下がったりして読者の心理を上手に乱されます。

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    2025年09月27日
  • 三日間の幸福

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    寿命の大半を売り払った。
    一年につき一万円で―。

    人の命と人生の価値、本当の幸せとは―。
    人生観を考えさせられる作品。

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    2025年09月25日
  • 君に贈る15ページ

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    短いページ数の中でそれぞれの続きが読みたいと思わせる展開が多く、手軽さもありながら満足感があってよかった。

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    2025年09月01日
  • 君に贈る15ページ

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    今をときめく作家による、15ページずつの短編集。斜線堂有紀の作品で本文最後に「仕掛けが分かった?」と聞かれ、うむむわからん、一番気になりました。わかったことといえば前半の世界狭いうちは使う文字に制限かけてあること、だから、「私」はなくて、「I」。「難しいかもよ」じゃなくて、「むずいかもだよ」。彼の名前は「 」。これは10文字、または空白入れて9文字なのかなぁとかなり考えたけど、思いつかなかった。「しゅうとう」「ねんどう」「ごとう」「うとう」/「しゅうじ」「しゅうと」「しゅんご」「しゅうご」とか?でも適当な名前じゃ意味はないしなぁ…。
    されど世界の終わり 三秋

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    2025年08月31日
  • 三日間の幸福

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    優里のビリミリオンを聴いて、自分の寿命はいくらなんだろうと思ったことがある。そしていくらだったら売るのだろうとか。

    この本を読んで、自分の価値を高めていくこともだけど、人に優しくその人を想う気持ちを忘れずに過ごしていきたいと思った

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    2025年08月25日
  • 君の話

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    作られた記憶である義憶を買うという世界の話。
    ある日、義憶により入り込んできた架空の少女が目の前に現れる。
    お互いが、お互いを騙し合う心寂しい二人に、本物の出会いと恋が訪れる綺麗なストーリー。悪くない。

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    2025年08月02日
  • さくらのまち

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    後輩激推し作家なので期待大だったのだけれどめちゃ面白かった。自殺しそうなメンタルケアを担当する人間が周囲から選ばれて任命される、というのはなかなか厳しい世界観。特殊な世界設定でのミステリが上手い。

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    2025年08月01日
  • 三日間の幸福

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    読んでいてつらかった。
    主人公が男子大学生だとどうしても自分の息子と置き換えてしまい、これ息子だったらつらすぎる。
    でも最後には自分の人生が最愛の人に向き合えたことは良かったなと思う。

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    2025年07月24日
  • 三日間の幸福

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    あなたは、時間、健康、寿命なにを売りますか?
    もし自分の寿命が30年でそれを売るとしたらたったの30万円だったらなにをするだろう。
    どう思うだろう。本当の幸せについて考えさせられる。自分の生き様を考えさせられる1冊。

    ラスト2人の残された3日間は、書かれてないが私は2人だけのたった2人だけの幸せな価値あるものになったと思う。
    これは、想像してもらう為のラストな気がしてなんか嬉しくなりました笑

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    2025年07月07日
  • さくらのまち

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    ネタバレ

    面白かった

    欺く側と欺かれる側
    そんなキャッチコピーに惹かれたが、それだけではなかった

    なにか信じるということ。本心だったり気持ちを聞く勇気、伝える勇気があれば起きなかったことが立て続けに尾上のもとにおきる。

    サクラではないんだなー。
    たしなに、自分も好かれようと演じている部分は少なからずある。それが本当の自分なのかと問われるとむ?とも思うが、そういう部分も含めて自分なのだと思いたい。

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    2025年07月06日
  • 三日間の幸福

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    初めての作家さん
    メルヘンっぽいのかと思ったら・・・
    結構シビアで・・・
    なんとも脱力のラスト
    今まで感じたことのないお話でした
    別な本も読まなきゃ

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    2025年07月02日
  • 君の話

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    ネタバレ

    偽の記憶…それはこうやって物語を読んでいることに近いのかも。想像する。妄想する。
    この二人はそれを現実にしていったのね~
    寂しい二人が築き上げた素晴らしい虚構
    せつないなぁ
    7歳の時に本当に出会えてたらよかったね

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    2025年07月01日