三秋縋のレビュー一覧

  • 僕が電話をかけていた場所

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    すごく引き込まれて、「君が電話をかけていた場所」からこの「僕が電話をかけていた場所」を一気に読破!

    結末はどうなっちゃうの?ドキドキハラハラしながら見たけど、心地よい終わり方でスッキリした。

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    2016年12月16日
  • 君が電話をかけていた場所

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    公衆電話が鳴っている…
    その受話器を取ってから不思議な出来事が始まる。

    すごく続きが気になる終わり方
    早く『僕が電話をかけていた場所』が見たい

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    2016年12月16日
  • 僕が電話をかけていた場所

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    物語も後半部分です.主人公の心の葛藤が伝わってきます.前の巻と比べると,平穏に時間が流れているように感じます.三秋さんの小説ではこういう描写がありますが,個人的にはこの白黒つかない平穏というのも好きです.小説としては綺麗にまとまっていますが,最後に何もかもうまくいきすぎな気もします.

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    2016年02月18日
  • 君が電話をかけていた場所

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    あらすじ(背表紙より)
    「賭けをしませんか?」と受話器の向こうの女は言った。「十歳の夏、あなたは初鹿野さんに恋をしました。しかし、当時のあなたにとって、彼女はあまりに遠い存在でした。『自分には、彼女に恋をする資格はない』。そう考えることで、あなたは初鹿野さんへの想いを抑えつけていたのです。…ですが、同時にこうも考えていました。『この痣さえなければ、ひょっとしたら』と。では、実際に痣を消してみましょう。その結果、初鹿野さんの心を射止めることができれば、賭けはあなたの勝ちです」。

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    2015年09月12日
  • 恋する寄生虫

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    社会不適合の2人が出会い、惹かれ合う。しかしそれは頭の中の寄生虫によるものだった。

    寄生虫によるものでそれを取り除くと、思いが冷める。けどそれは通常・日常でもあることなので、寄生虫によるものかもしれないけど確実に恋だったと思う。

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    2025年12月17日
  • 君が電話をかけていた場所

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    人間誰もが一つは持っているであろう容姿のコンプレックス。それが無ければ人生は好転していくのか。分かりやすいテーマで読みやすかった。

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    2025年12月09日
  • いたいのいたいの、とんでゆけ

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    冷徹なまでに淡い心理描写、絶望の底に微かな希望の光をそっと差し込む。これが著者の癖なのかな。物語の良し悪しに限らず、たまに三秋縋さんが紡ぐこの凍てつく空気感や息苦しいほどの静寂に包まれたくなる。

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    2025年12月09日
  • スターティング・オーヴァー

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    この著者は今回でいうタイムリープのようなよくある設定の中に非凡さを生み出すのが上手いなと感じた。一度目の完璧な人生が少しの歯車のズレで簡単に崩壊していく様に、自分の現状を成り立たせてる奇跡への感謝が募ると同時にその運命の脆さに身慄いする。

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    2025年12月09日
  • さくらのまち

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    自殺抑制のため自殺リスク者に寄り添い、良き理解者となる役目を任命される制度のある世界。
    三秋さんらしい特殊設定。
    今作はとにかくすれ違い、虚しさが残る。
    個人的にはもやもやした作品だった。

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    2025年12月06日
  • 僕が電話をかけていた場所

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    後編。
    人魚伝説をテーマにしている。
    自殺未遂をした唯。海で自殺をした千草。
    記憶喪失となってしまった唯は、陽介を檜原裕也と勘違いしてしまう。陽介は、檜原として唯と過ごし、賭けに負けて、死を覚悟していた。

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    2025年11月16日
  • 君が電話をかけていた場所

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    たまに、こんなピュアな話を読んでみたい気持ちにらなる事がある。誰にも、そんな時があっから。
    顔に大きな痣がある16才の深町陽介は、ある賭けをする。痣を消すので、十歳の時、初めて恋をした初鹿野唯の心を射止める事ができれは、賭けは勝ちだというもの。
    自分の顔から痣が消えた代わりに、久しぶりに会う唯の顔には痣があり、以前とは全く別の人になり、陽介を拒むのであった。

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    2025年11月16日
  • 三日間の幸福

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    最後まで飽きずに楽しめたけど、私にとって心揺さぶられる部分は無かったのは何でだろうと考察したところ、主人公があまり好きになれず、感情移入できなかった部分が大きい。
    今までの人生で周りの人ときちんと関係を築いてこなかったのは自分自身なのに不幸ぶってすごく他責思考。
    その上、数少ない好きだった人たちも自分が思ってたのと違ったらあっさり切り捨てて最終的には都合よく身近に自分を想ってくれる可愛い女の子が現れてめでたしめでたし。
    なんだかなぁ…
    弟に劣等感あるのはわかるけど、家族のことまるで考えないのもなんだかなぁ…。

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    2025年11月16日
  • 三日間の幸福

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    作者の初めての本でした。
    少し面白かったです。
    でも何かが足りなかったような気もしますね。少し残念かな?
    別の本もぜひ読んでみたいです。

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    2025年10月25日
  • さくらのまち

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    現代の世の中からすれば想像もできない世界で、これが現実にならない事を切に願う。桜はとても綺麗な花だけど、タイトルの「さくらのまち」というのは花の綺麗さではなくとても怖かった。そして孤独で寂しい世界だった。

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    2025年10月24日
  • さくらのまち

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    著者さん、初読みです
    あらすじとか表紙とかで抱いていた印象と違って重いし暗いし……
    人に合わせて人格を変える、なんて今の私も似たようなことやっている
    大人しい私
    賑やかな私
    そうしていくと、どれが本当の私なのかわからなくなってくる
    それってもしかしたら相手もそうなのかもしれない
    私に合わせてくれているだけなのかもしれない
    そう疑いだしたらきりがない
    でも
    本当の気持ちというのは、しっかりあるはず

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    2025年10月12日
  • さくらのまち

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    自分が10代とか20代とかだったらドハマリしている可能性。読んでて、ノルウェーの森を何回か思い出したのは私だけ?



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    2025年10月08日
  • 恋する寄生虫

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    結末の哀しさに胸を打たれる。文章の読みやすさとストーリーの展開は秀逸。虫についてのいくつか疑問点が残る。

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    2025年10月05日
  • 恋する寄生虫

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    (学生時代は星5を付けていたと思う)何度目かの再読。学生時代はそんなことなかったんだが、今回読んでいて1番思ったのは『女子高生と恋愛するおっさん気持ち悪いな』だった。ストーリーが面白かろうとこれはどうあがいても変わらない。そしてこういった気持ち悪い話から脱却を図ったのが『君の話』なのでは?と邪推している。たぶん著者は『君の話』以前の作品がもはや社会的に好ましくないのを自覚している気がする。で本題だけど、どうあがいても死へと突き進んでしまう人は実際にいて、本書ではそういった人が寄生虫によって救われているというのが面白かった。佐薙が話す寄生虫の話も面白い。ただ前述したように根幹が気持ち悪いのでこの

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    2025年09月13日
  • スターティング・オーヴァー

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    おそらく読むのは3回目。ベッドで妹に話しかけるくだりは最高に好きなんだけどそれ以外は微妙というか語り口調なのがどうも邪魔くさいし単調でいまいちだった。

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    2025年09月08日
  • 三日間の幸福

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    ネタバレ

    寿命を買い取ってもらうことで物語は始まる。ふと自分の寿命に価値はあるのかなと考えさせられた。最初は主人公であるクスノキとミヤギの関係が微妙だったのが、終わりが近付くにつれて変化していったので良かった。何かきっかけがあって初めてわかることがあるけれど、それがこの本では死がきっかけだったのかなぁと思う。それにしても自分が同じように死が宣告されて、あそこまで開き直って生活できるだろうか。

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    2025年09月05日