三秋縋のレビュー一覧
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ネタバレ深町陽介
美渚第一高校に進学。入学前に全治十四週間の大怪我を負う。顔に痣がある。
初鹿野唯
小学四年生から六年性まで深町と同じ教室で過ごした。完璧な容姿と能力を持ち合わせている。私立中学に進学。高校は深町と同じ美渚第一高校。
羽柴
病院で深町と同室になった元教師。
笠井
フラワーショップ深町の担任。
荻上千草
深町の隣席の女子。
永洞
深町の前の席の男子。
初鹿野綾
唯の姉。
戸塚雅史
二十三歳の大学院生。綾と同じ研究室。
宿村
居酒屋で戸塚が知り合う。妹が唯と同じ中学校。
遠藤
美渚第一高校の生活指導主任。
檜原裕也
陽介の中学時代の友人。美渚南高校。
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ネタバレ私が初めて三秋縋さんの小説に接したのは多分高校生の時だったと思います。 3日間の幸せのウェブ連載版に夢中になって夜通し読んだ記憶があります。 その後、今回読んだ「~電話をかけてきた場所」を最後に彼の出版書籍は全巻読みましたが、年を取ったせいか短所が先に目に写りました。
論理的に説明できない超常現象を素材にした以上、これに対する設定は最大限に言及を自制しなければ作品全体の蓋然性を落とします。 ところが、本作で何かの事件が起こるたびに疑問の電話がかかってきて、これは読者の興味をそそるのではなく、むしろ作品への没入を妨げる要素として作用しました。 そこにヒロインの記憶喪失のようなあまりにも突拍 -
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最近日本ではライト文芸というジャンルが流行っていると聞いていますが、三秋縋という作家はそのカテゴリーに入る作家の中で個人的に一番好きな作家です。 乙女作である3日間の幸福が2013年に発売した作品だから、ライト文芸の先駆資格とも言えまかすね。
三秋縋の長所であり短所と言えば、自己複製が非常に多いという点です。 彼の作品のプロットは大体似ています。 イケメンだけど陰キャで、どこか欠陥がある高校生あるいは大学生の男性主人公、子供の頃からの幼なじみだった可愛い女の子、超現実的な現象がシナリオの核心になり、ヒロインとは大体にsad endingで終わる点などなど。 なので殆どの作品が似たような感 -
2冊目なので、注意
「君が電話をかけていた場所」のレビューでも書きましたが、三秋作品では珍しく、2冊に分けて物語が進みます
なので、1冊目の「君が電話をかけていた場所」を読んでから、2冊目の「僕が電話をかけていた場所」を読むようにしてください
私は買う順番を間違えたので、「???」でした
1冊目の時点でこのシリーズにあまり没頭できなかったので、当然2冊目でも没頭できませんでした
なので、☆3を
何がダメだったのかわかりません -
購入順に注意
三秋作品では珍しく、2冊に分けて物語が進みます
なので、1冊目の「君が電話をかけていた場所」を読んでから、2冊目の「僕が電話をかけていた場所」を読むようにしてください
私は買う順番を間違えたので、「???」でした
基本的に三秋信者ですが、この作品ではあまり没頭できなかったので、☆3を -
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ネタバレ文章も雰囲気もストーリーも不思議。恋愛ものだけど性的な接触はなし。なんかこの、違う世界を当然として現実感薄めなキャラたちが進んでいく感覚、不思議な高揚感、ライトノベル。要するに厨二心をくすぐられるのかな。厨二心は自分にとっては綺麗なものへのロマン、幻想、夢、だから大切なものだ。
淡々として無機質な文章。だからか、事実が色々と明かされても「そうなのね」と静かな反応になる。
私は虫の存在がはっきりして恋が治療が云々と加速していく後半より、灰色の景色のなか金髪で白鳥みたいな佐薙と過ごす前半が好きだなあ。静かにワクワクした。高坂の無感動さにも合ってる。
後半、主に男性側はえっそんなに好きだったん