三秋縋のレビュー一覧

  • さくらのまち

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    自分が10代とか20代とかだったらドハマリしている可能性。読んでて、ノルウェーの森を何回か思い出したのは私だけ?



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    2025年10月08日
  • 恋する寄生虫

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    結末の哀しさに胸を打たれる。文章の読みやすさとストーリーの展開は秀逸。虫についてのいくつか疑問点が残る。

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    2025年10月05日
  • 恋する寄生虫

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    (学生時代は星5を付けていたと思う)何度目かの再読。学生時代はそんなことなかったんだが、今回読んでいて1番思ったのは『女子高生と恋愛するおっさん気持ち悪いな』だった。ストーリーが面白かろうとこれはどうあがいても変わらない。そしてこういった気持ち悪い話から脱却を図ったのが『君の話』なのでは?と邪推している。たぶん著者は『君の話』以前の作品がもはや社会的に好ましくないのを自覚している気がする。で本題だけど、どうあがいても死へと突き進んでしまう人は実際にいて、本書ではそういった人が寄生虫によって救われているというのが面白かった。佐薙が話す寄生虫の話も面白い。ただ前述したように根幹が気持ち悪いのでこの

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    2025年09月13日
  • スターティング・オーヴァー

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    おそらく読むのは3回目。ベッドで妹に話しかけるくだりは最高に好きなんだけどそれ以外は微妙というか語り口調なのがどうも邪魔くさいし単調でいまいちだった。

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    2025年09月08日
  • さくらのまち

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    ネタバレ

    澄香が何を考えていたのか掴めずに物語が進行するが、最後に鯨井の手記から"尾上を自分のサクラにすることで、自分がサクラだという疑いを晴らして尾上にまた会いたい"という一心で突き進んできたことがわかるのが面白かった。
    腕輪型デバイスで自殺リスクを計測される近未来的で無機質な世界で、孤独だった尾上に澄香が突然好意的に近づいた理由はプロンプターに選ばれたからという推察は合理的で自然に思えるが、本当はただ何かが琴線に触れ、恋に落ちただけという人間的で温かい情動によるものだったのが異質で美しく感じた。
    英語タイトルのA Town of Fake Cherry Blossomsもサクラの

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    2025年08月30日
  • さくらのまち

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    あー、そっちの「さくら」かぁ。
    全くあり得ないといえないような、手錠でないにしろ何年か後には似たような状況の世界線もありえるような?
    この世界に身を置くと、自分も疑心暗鬼になるわ。なんとも切ない。

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    2025年06月26日
  • スターティング・オーヴァー

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    ネタバレ

    数年振りに読んだ。
    やっぱり三秋さんの切ない描写がたまらなく好きだな、と思った。
    けど、三日間の幸福に比べて色がないシーンが長すぎて、最後の最後に急に色がつき出す感じ。
    急すぎてなんかこう、追いつけない感じがあった。
    一度読んだから途中で色々思い出してしまったのも良くなかったかな。

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    2025年06月24日
  • 君の話

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    記憶改変技術によって作られた架空の記憶。その中に登場する幼馴染が目の前に現れた。幼馴染との記憶は本物か疑いながらも主人公は恋に落ちていく。後半では女の子目線での恋が描かれる。

    「一度も会ったことのない幼馴染がいる。」そんな一文から始まる存在しない幼馴染の話。記憶を弄る薬を服用したから何が真実で何が嘘かは分からない。複雑で切ない恋。

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    2025年05月21日
  • いたいのいたいの、とんでゆけ

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    自分の身に起きたことを(自身の死さえも)一時的に「なかったこと」にできる少女と、成り行きから彼女の復讐に手を貸すことになった主人公が織りなす、哀しく儚い物語。三秋ワールドの雰囲気や淡々としながら心に刺さるセリフ回しは期待を裏切らないが、同氏の小説の中でも特に悲惨でグロテスクな描写が多く、このあたりに少し入り込みにくさを感じる人もいるかもしれない(自分がそうだった)。主人公とヒロインの抱える闇ゆえに、とことん「救いのない死」の中にいるように感じられ、結末を経ても、重く悲しい気持ちが残った(二人にとっては、改めて素で互いに向き合えて、安らかなものであったとしても)。なお、タイトルの「いたいのいたい

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    2025年05月17日
  • さくらのまち

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    【さくらのまち】

    なんて残酷な世界だろうと思った
    虚しくて切ない…
    人間の弱さ悲しさが胸に突き刺さる衝撃的な小説だった



    この物語の世界では、国民健康管理システムによって健康状態が管理されている。
    そのデバイスは腕輪型で、着用は全国民に義務づけられており〈手錠〉とも呼ばれている。

    自殺リスクが高いと診断された人間には〈プロンプター〉と呼ばれる政府公認のサクラが友人として寄り添い、自殺を阻止する役目を担う。

    欺く側も欺かれる側も、悲しすぎる…


    こんな世界なので「さくら妄想」という病を発症してしまう人も多い。

    〝私を取り囲む人々は、ひょっとしたら〈システム〉によって宛てがわれたプロ

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    2025年05月16日
  • さくらのまち

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    テンポよく少しずつが謎が解き明かされていくワクワク感と爽快感はよし。情報が小出しに出されてノンストレス。
    しかしながら、いかにも中二ワールド全開思考な世界観と登場人物たちが見ていて白々しく、感情移入できない。
    主人公に至っては、酸いも甘いも経験済みの30代くらいかと思いきや、22歳?!そりゃ、18歳の女子高生と並びたっても誰も口を挟まないわけだ。
    20代までに出会いたかった作品。きっと抱く感想も違っただろう。

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    2025年05月09日
  • 君に贈る15ページ

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    15頁じゃ物足りないと思っていたけど、全然そんな事なかった。
    むしろ初めての作家さんに挑戦するには丁度良い長さ。
    『超能力者じゃなくたって』と『世界が十五になる前に。』が可愛くて好きだなあ。
    でも『息継ぎもできない夜に』や『初恋灯籠』のような切なげな雰囲気の短篇も良い。
    『朝の読書だ nyan』はあまりにも微笑ましすぎて、アンソロジーの締めにして大正解だわ。

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    2025年04月20日
  • スターティング・オーヴァー

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    口語体の文章は苦手だ。

    作者の若さ、癖みたいなものが文章から滲み出ているようで、ちょっと苦手だった。

    ただ、

    「今までそうだったから、これからもそうだろう」なんて考えは、捨てちまえばいい。そろそろ、反撃開始といこうじゃないか。

    それは、そうだ。間違いない。

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    2025年04月07日
  • スターティング・オーヴァー

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    誰もが一度は思ったことがあるであろう過去に戻れたらと。主人公は過去に戻ったのがそこでやり直すのではなくあえて過去と同じ生き方をする。途中の
    ダラダラとした文が気になったが、最後の終わり方は個人的には好きだった。

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    2025年03月27日
  • スターティング・オーヴァー

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    最高の人生を歩んでいた男が十年時を戻ってもう一度同じ人生を歩もうとするが一つのミスが歯車を狂わせそこからどんどん狂っていく

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    2025年04月01日
  • 君に贈る15ページ

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    15名の作家さんが『15』をキーワードに描く掌編小説『君に贈る15ページ』の概要と感想になります。

    概要ですが、アンソロジー作品のため、これといった表現は出来ませんが、15歳や15年と年齢や年月に関する作品が多かったですね。

    感想です。
    作家さんの贔屓なしで個人的に良かった作品
    ・息継ぎもできない夜に
    ・十五年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語
    ・いざ、さらば
    ・初恋灯籠
    初読み作家さんもいたので、これを機に読みたくなりました♪
    毎夜のお供にして、優しい十五夜を夢みて下さい^_^

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    2025年01月21日
  • 君に贈る15ページ

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    作家のラインナップを見て、読みたくなる人を揃えているなぁとワクワク。

    15ページでも物語は紡ぎだされる。
    けれど、展開にファンタジーを詰め込もうとすると、転が組み込みにくそうに見えた。

    村瀬健さんの「いざ、さらば」が一番印象に残ったかな。

    卒業式という一つの場面を掘り下げることもそうだけど、他者から「どう見られていたか」で、自分の存在価値を振り返ることの切なさ。

    でも、真っ直ぐに生きてきた痕跡を、自分の見えていない他者は見ていたことを知り、鬱屈した想いからも「卒業」するという、まさに青春なストーリーが良かった。

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    2025年01月04日
  • 恋する寄生虫

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    比喩だと思っていたら、意外とストレートなタイトルに驚かされる。ホラー要素の入った恋愛小説とでもいえばよいのだろうか。読後感は悪くない。

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    2024年12月26日
  • いたいのいたいの、とんでゆけ

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    ライトノベルが普通になって、こういう空想の世界を物語にする方も多くなりましたね。
    こういう世界は嫌いではないですが、重さに見合うところまで作品に入れませんでした。

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    2024年12月07日
  • 恋する寄生虫

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    大学生の頃、大学生協にPOPが添えられていて目立つように面陳されていた本書を手に取った。
    表紙のイラストやライトノベルレーベルであったことに、なかなか食指が動かず、長らく積読していた。

    「寄生虫」による恋、という構成は、寄生虫についての知識が登場人物によって解説されながら進み、「いったいどういう仕組みで、どう帰着するのだろう」と、興味を持って読み進めることができた。
    結末は、そうかぁ……といった感じだった。

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    2024年11月23日