三秋縋のレビュー一覧

  • さくらのまち

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    【さくらのまち】

    なんて残酷な世界だろうと思った
    虚しくて切ない…
    人間の弱さ悲しさが胸に突き刺さる衝撃的な小説だった



    この物語の世界では、国民健康管理システムによって健康状態が管理されている。
    そのデバイスは腕輪型で、着用は全国民に義務づけられており〈手錠〉とも呼ばれている。

    自殺リスクが高いと診断された人間には〈プロンプター〉と呼ばれる政府公認のサクラが友人として寄り添い、自殺を阻止する役目を担う。

    欺く側も欺かれる側も、悲しすぎる…


    こんな世界なので「さくら妄想」という病を発症してしまう人も多い。

    〝私を取り囲む人々は、ひょっとしたら〈システム〉によって宛てがわれたプロ

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    2025年05月16日
  • さくらのまち

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    テンポよく少しずつが謎が解き明かされていくワクワク感と爽快感はよし。情報が小出しに出されてノンストレス。
    しかしながら、いかにも中二ワールド全開思考な世界観と登場人物たちが見ていて白々しく、感情移入できない。
    主人公に至っては、酸いも甘いも経験済みの30代くらいかと思いきや、22歳?!そりゃ、18歳の女子高生と並びたっても誰も口を挟まないわけだ。
    20代までに出会いたかった作品。きっと抱く感想も違っただろう。

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    2025年05月09日
  • 君に贈る15ページ

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    15頁じゃ物足りないと思っていたけど、全然そんな事なかった。
    むしろ初めての作家さんに挑戦するには丁度良い長さ。
    『超能力者じゃなくたって』と『世界が十五になる前に。』が可愛くて好きだなあ。
    でも『息継ぎもできない夜に』や『初恋灯籠』のような切なげな雰囲気の短篇も良い。
    『朝の読書だ nyan』はあまりにも微笑ましすぎて、アンソロジーの締めにして大正解だわ。

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    2025年04月20日
  • スターティング・オーヴァー

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    口語体の文章は苦手だ。

    作者の若さ、癖みたいなものが文章から滲み出ているようで、ちょっと苦手だった。

    ただ、

    「今までそうだったから、これからもそうだろう」なんて考えは、捨てちまえばいい。そろそろ、反撃開始といこうじゃないか。

    それは、そうだ。間違いない。

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    2025年04月07日
  • スターティング・オーヴァー

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    誰もが一度は思ったことがあるであろう過去に戻れたらと。主人公は過去に戻ったのがそこでやり直すのではなくあえて過去と同じ生き方をする。途中の
    ダラダラとした文が気になったが、最後の終わり方は個人的には好きだった。

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    2025年03月27日
  • スターティング・オーヴァー

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    最高の人生を歩んでいた男が十年時を戻ってもう一度同じ人生を歩もうとするが一つのミスが歯車を狂わせそこからどんどん狂っていく

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    2025年04月01日
  • さくらのまち

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    ネタバレ

    面白かった。ストーリーというより物語全体の雰囲気が切ない感じで好きだった。特にカスミと凍死の予行練習に至る流れは、物語の転調を予感させるもので読んでいて熱が入った。
    設定や展開には都合が良すぎる点はあるものの特に気にならなったが、欲を言えば、実はスミカがドンデン返しで生きているラストを期待していた。

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    2025年03月09日
  • 君に贈る15ページ

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    15名の作家さんが『15』をキーワードに描く掌編小説『君に贈る15ページ』の概要と感想になります。

    概要ですが、アンソロジー作品のため、これといった表現は出来ませんが、15歳や15年と年齢や年月に関する作品が多かったですね。

    感想です。
    作家さんの贔屓なしで個人的に良かった作品
    ・息継ぎもできない夜に
    ・十五年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語
    ・いざ、さらば
    ・初恋灯籠
    初読み作家さんもいたので、これを機に読みたくなりました♪
    毎夜のお供にして、優しい十五夜を夢みて下さい^_^

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    2025年01月21日
  • 君に贈る15ページ

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    作家のラインナップを見て、読みたくなる人を揃えているなぁとワクワク。

    15ページでも物語は紡ぎだされる。
    けれど、展開にファンタジーを詰め込もうとすると、転が組み込みにくそうに見えた。

    村瀬健さんの「いざ、さらば」が一番印象に残ったかな。

    卒業式という一つの場面を掘り下げることもそうだけど、他者から「どう見られていたか」で、自分の存在価値を振り返ることの切なさ。

    でも、真っ直ぐに生きてきた痕跡を、自分の見えていない他者は見ていたことを知り、鬱屈した想いからも「卒業」するという、まさに青春なストーリーが良かった。

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    2025年01月04日
  • 恋する寄生虫

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    比喩だと思っていたら、意外とストレートなタイトルに驚かされる。ホラー要素の入った恋愛小説とでもいえばよいのだろうか。読後感は悪くない。

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    2024年12月26日
  • いたいのいたいの、とんでゆけ

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    ライトノベルが普通になって、こういう空想の世界を物語にする方も多くなりましたね。
    こういう世界は嫌いではないですが、重さに見合うところまで作品に入れませんでした。

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    2024年12月07日
  • いたいのいたいの、とんでゆけ

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    自暴自棄になった主人公は車で少女を轢いてしまう。だが、何故か少女は生きていて、一緒に復讐をすることになる。少女をかつて嬲った者を次々と殺してゆく。

    復讐の果てに明かされる真実と歪んだ愛が生々しい表現で描かれていた。少女の辛い人生をなぞって心が苦しくなった。

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    2024年11月04日
  • いたいのいたいの、とんでゆけ

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    ネタバレ


    湯上瑞穂。小学六年生の十月で転校する。

    日隅霧子
    十二歳の初秋に瑞穂と文通が始まった。

    青山倖
    僕が三年生の頃から密かに想いを寄せていた。

    望月沙耶
    図書室で会うたびに首を傾けて笑いかけてくれた。

    進藤晴彦
    瑞穂が大学生活の大半を共に過ごした友人で、大学四年生の夏に自殺した。

    少女
    秋月。瑞穂に轢かれたが、十日間なかったことにできる。過去に先送りにしたことを解除し、復讐をする。ビジネスホテルに泊まるときに、湯上千鶴という偽名を瑞穂が書いた。

    瑞穂の隣の部屋の住人
    三枝栞。美大生の女の子。





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    2024年10月16日
  • 君の話

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    ネタバレ

    天谷千尋
    十五歳になったとき、両親は離婚した。グリーングリーンを服用し、架空の青春時代の記憶が刻まれた。

    夏凪灯花
    千尋の記憶の中にのみ存在する。架空の人物。

    千尋の父
    妻の名前を呼び間違える。

    千尋の母
    千尋の名前を呼び間違える。

    江森
    千尋にとって最初の友人。空虚さとは無縁の「持てる者」。

    桐本希美
    千尋の中学時代の同級生。

    松梛灯花
    義憶技工士。新型アルツハイマー病。

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    2024年10月13日
  • スターティング・オーヴァー

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    幸せだった主人公が人生をやり直して、いろいろ苦労する話。

    こちらに話しかけるような文体でストーリーが進んでいくので、本を読んでいるというよりは話を聞くような感覚でした。

    途中でいくつかの曲が出てくるのですが、その曲を知っていれば、もう少し世界観を共有できたのかな、と感じました。

    少し歯車が狂うことで、人間関係が絶望的に悪くなる。そんなパラレルワールドを描いた作品でした。

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    2024年09月23日
  • スターティング・オーヴァー

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    ネタバレ

    恋する寄生虫という本を読んで好きになった作家の三秋縋さんのデビュー作。
    20歳から10歳に戻ってしまったが、元の人生と同じ様に生きようとするぐらい後悔のない人生というところにまず驚いた。
    主人公が落ちぶれていき、それが家族全体が悪い方向へ行くのが、読んでいてなんか辛かったな。

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    2024年08月21日
  • 恋する寄生虫

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    前半、2人がどうなるかが気になり引き込まれてたのですが、途中から私には少し難しかったです。
    最後、他に方法なかったのかな、、

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    2024年08月20日
  • スターティング・オーヴァー

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    恋愛の描写を読むのはあまり得意ではないけれど、小説全体を通して少し不思議な雰囲気と語り口調で物語が進む感じが読みやすかった。
    こんな喋り方をする人はいないだろうなーと思ってそこだけ気になったけど、すらすら読めた。

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    2024年07月06日
  • 君の話

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    「始まる前から終わっていて、終わる前から始まっていた」とはどういうことだろうと思いながら読んでいたが、読み進めているうちにその意味がわかっていった。 
    僕側の話までは感情移入しながら読めたのだが、君側の話になってからSF感が無理やりすぎてすこし引いて読んでしまった。
    だがこの作品で綴られていたように、人は皆運命の人を探していて、その人に会えないで生涯を終わる人もいるが、会えた時に見逃さないようにすることが大切だということには納得できた。
    僕的には自分の恋人や大切な人を運命の人だと思えるくらい好きになることができれば、外からどう思われてもその人が運命の人だと思う。

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    2024年06月26日
  • スターティング・オーヴァー

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    ネタバレ


    二十歳の記憶を持ったまま、十歳に戻って人生をやり直す。

    ホノカ
    僕の妹。

    ツグミ
    中学二年の時、将来的に僕の恋人となる人物と目星をつけて告白したが振られた。

    トキワ
    ツグミの彼氏。

    ヒイラギ
    高校で友達が一人もいない女の子。

    ウスミズ
    中学時代に僕をいじめていた。

    ハシバミ
    コンビニの店員。

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    2024年06月11日