三秋縋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【さくらのまち】
なんて残酷な世界だろうと思った
虚しくて切ない…
人間の弱さ悲しさが胸に突き刺さる衝撃的な小説だった
この物語の世界では、国民健康管理システムによって健康状態が管理されている。
そのデバイスは腕輪型で、着用は全国民に義務づけられており〈手錠〉とも呼ばれている。
自殺リスクが高いと診断された人間には〈プロンプター〉と呼ばれる政府公認のサクラが友人として寄り添い、自殺を阻止する役目を担う。
欺く側も欺かれる側も、悲しすぎる…
こんな世界なので「さくら妄想」という病を発症してしまう人も多い。
〝私を取り囲む人々は、ひょっとしたら〈システム〉によって宛てがわれたプロ -
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Posted by ブクログ
「始まる前から終わっていて、終わる前から始まっていた」とはどういうことだろうと思いながら読んでいたが、読み進めているうちにその意味がわかっていった。
僕側の話までは感情移入しながら読めたのだが、君側の話になってからSF感が無理やりすぎてすこし引いて読んでしまった。
だがこの作品で綴られていたように、人は皆運命の人を探していて、その人に会えないで生涯を終わる人もいるが、会えた時に見逃さないようにすることが大切だということには納得できた。
僕的には自分の恋人や大切な人を運命の人だと思えるくらい好きになることができれば、外からどう思われてもその人が運命の人だと思う。