伊藤比呂美のレビュー一覧

  • 伊藤ふきげん製作所 思春期をサバイバルする

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    思春期のややこしさは、周りの話を聞いていると女子の方がひどい気がする。
    不機嫌に加えて成績不振、摂食障害…心配な要素がたくさん。
    子育て中の方、特に思春期の娘がいる人には共感ポイントがたくさんありそう。
    育児書ではないので特に解決策があるわけではないけど、「うちだけじゃないんだ」と思えるだけでも救いになりそう。
    伊藤さんからのアドバイスは「向き合う」ということ。心配したり、上から目線で話すのではなく、ただ向き合う。これが難しい…

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    2025年08月25日
  • ショローの女

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    実感のこもった老化現象のあれこれの描写が気に入りました。伊藤比呂美さんのエッセイをもっと読みたくなりました。

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    2025年05月13日
  • 野犬の仔犬チトー

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    野犬と捨て犬の野良犬は、異なるのだと教えてくれた。
    著者の、チトーとの交流が詳細に書かれているエッセイ?
    少々長いかな。。伊藤氏の文体がとにかく好きなら、楽しいと思う、

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    2025年03月21日
  • 閉経記

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     2013年に単行本として刊行。
     連載中は「漢(おんな)である」というタイトルだったらしい。
     執筆時、伊藤比呂美さんは現在の私の年齢と同じ55歳だったようで、娘3人を連れてカリフォルニアで多国籍の男性といっしょになり、父の介護のため熊本にも頻繁に帰っている。
     私はどうも更年期障害というものがピンとこなく、男性のもあるらしいがたぶん女性の方が強いものなのだろう。本書には彼女自身の身体の変調を含め、アメリカンな脂っこくて甘いファストフードで太ったり、ダイエットのため「ズンバ」なるエクササイズに励んだり、さまざまな日常の光景が描かれている。
     このような気軽な感じのエッセイは、小説家や詩人にと

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    2025年03月09日
  • 石垣りん詩集

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    岩波文庫から出ている、詩人・石垣りんさんの詩集。
    詩って本当に、詩人の「人」が見えてくるんだなと実感する。
    全体的に静かで、それでいて激しく、何か鋭利な刃物のような感触が漂っている。
    厳しい?物悲しい?静謐な?
    そんなイメージが漂う詩たちが詰まっていた。
    巻末の解説や年譜を見ても、激動の時代に揉まれ、家族に揉まれ、それでも背筋をピンと生き抜いてきた石垣りんという人の人生が、詩にぎゅっと凝縮されていることが分かる。

    世界へ、戦争へ、国へ、家族へ、個人へ。
    様々な事にフォーカスを当てながら一つの生き方を見せてくれる一冊でした。
    イメージとして、茨木のり子さんとも通ずる所のある雰囲気。

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    2024年11月15日
  • 石垣りん詩集

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    詩の世界の事はよく知らないけれども、
    石垣リンさんの詩は怒りに満ちている感じがした。

    読んでいる間、気付いたら肩に力が入ってしまっていた。それに気付いて肩の力を抜くのだけど、
    気付いたらやっぱり肩に力が入ってた。

    リンさんって力んで生きてたんじゃ無いかな。
    読み疲れてしまった。

    表紙の文字がきれい。
    こんな、きれいな字を書く人に憧れる。

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    2024年10月03日
  • 野犬の仔犬チトー

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    カリフォルニアから熊本に戻ってきて、6歳の雄犬クレイマーと1歳の雄猫のメイとテイラーに加わったのは、野犬の仔犬・チトー。
    2ヶ月半ほどのチトーが、なかなか懐かない…から始まった日記である。

    著者である伊藤さんの動物好き、植物好きがとてもわかる。
    愛情がなければ育てられないし、体力もいるし、根気もいる。
    うちにもラブラドールを飼っていたことがあったので、ついつい思いだしてしまう。

    長期間家を留守にして帰ってきたときの様子もたまらない。
    クレイマーは声をあげてすすり泣いた。にこっちまで泣きそう…。


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    2024年10月02日
  • 道行きや(新潮文庫)

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    伊藤さんの近況を知りたかったので、新しい本でよかった。大学生3人が熊本に来た話と城さんの家の犬が嫉妬で体調を崩した話が興味深かった。

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    2024年09月03日
  • 野犬の仔犬チトー

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    育児をしている母親の心をうたった『今日』という詩を、育児で疲れ果てていた頃に読んで涙した。そして、助けられた。その詩を訳したのが伊藤比呂美さんだった。さっき、調べるまで、この詩の作者が伊藤さんだと思っていた。訳者だったのか…

    誤解をしたままこの本を手に取った。犬や猫、植物が大好きな作者。熊本に住んでらっしゃるそう。でも、仕事で家を空けることも多く、その度に、留守の間、動物と植物のお世話を頼む人を探し求める生活をしている。

    野犬だった仔犬を保健所から連れて帰った。チトーと名づける。野犬は野良犬より更に懐かない。懐かないだけではなく、部屋中荒らされ、物を破壊され、糞尿で汚される。よく耐えられ

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    2024年08月23日
  • 日本霊異記・発心集

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    日本最古?の仏教説話集。これは伊藤比呂美さんの現代翻訳。現代訳なので読みやすい、分かりやすい。でも ちょっとドライな感じがして趣がない。まあ現代訳なのでしょうがないのですが、こういうのは原文と同時掲載がやっぱりいいかな。原文はいいから 中身知りたい人にはお薦めと思います。

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    2024年08月12日
  • 野犬の仔犬チトー

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    熊本で、イヌ一匹猫ニ匹と暮らしていた伊藤さんは、野犬の仔犬も引き取ることになる。野良犬ではなく、自然の中で親犬と暮らしていた犬で、仔犬だけが保護され、殺処分を逃れ伊東家にやってくる。人に飼われた経験が皆無なので、なかなか心を開いてくれない。そんな野犬チトーを中心に伊藤家の動物たちとの日々の記録。

    なかなか覚悟のいる生活だが、それが伊藤さんのエネルギーの元になっているようだ。

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    2024年07月09日
  • 野犬の仔犬チトー

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    雄のジャーマンシェパードのクレイマー(6歳)、雄の灰色キジの大型猫・メイ(1歳)、雄の茶キジの大型猫・ティラー(1歳)。
    3匹の犬猫と暮らしていた伊藤家に野犬のチトーがやって来た。

    保健所から受け入れたチトー、ベッドの下にもぐりこみ不安そうだ。
    そんなチトーが少しずつ家族になっていく日々が微笑ましかった。

    今年69歳を迎える伊藤さん、自身の人生を考えながら彼等と暮らすさまに、深い愛情と覚悟を感じる。

    大変な事も沢山あるだろうけれど生き物へ対する優しい眼差しが伝わって来た。

    Instagramのチトーが堪らなく可愛い。

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    2024年06月30日
  • 野犬の仔犬チトー

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    いつか犬を飼いたいなー
    なんてただ漠然と思ったりしてたけど
    それは可愛いだけのぬいぐるみじゃなく
    命のある生きもので
    食べては排泄もするし、生殖や老いなど
    苦労や悩みは絶えず
    生半可な覚悟じゃ無理だなーと思った。
    まして野生の犬なんて
    面倒を見切れる自信は全くないけど
    生きものがそばにいる生活の
    あたたかさについては知った気がした。

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    2024年06月29日
  • 特別試し読み版 日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集

    購入済み

    臨界前に訳した日本昔話

    この「特別試し読み版」は、中世前期に鎌倉時代が成立した頃にできた『宇治拾遺物語』のなかから「瘤取り爺さん」を抜粋し、現代作家によるその翻訳を読めるようになっている。これは誰でも子供のときから知って記憶してるお伽話の一つだ。ただ、現代の日本人で中世当時鎌倉時代の世相がわかる者はほとんどいない。そこで現代の風俗を入れたようにして翻訳する意味は大きい。ここでは登場する鬼どもは、赤や青のほかに黒い皮膚のがいてそいつはゴールドのふんどしを締めていたりする。カラフルである。今、都会の繁華街の外国人らの路上飲みが問題になっている。派手な衣装で髪の色も肌の色もさまざまで酔っ払った彼ら彼女らに囲まれたりするとち

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    2024年06月11日
  • 先生、ちょっと人生相談いいですか?

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    2人のことばのフォントを分けてあるのが、非常に読みづらい。わかりやすくするためなんだろうけど、そんなことしなくても混同しません。

    内容は軽い対談集という感じで期待したほどではなかった…
    恋愛至上主義の2人は私とはタイプが違いすぎる。
    寂聴さんは他人の男を盗ってるのに偉そうで自信満々。愛人いて当たり前の時代だったのかな

    伊藤比呂美のホルモン説はすごくよくわかる。

    今朝、千原せいじが僧侶になったというニュースで家田荘子も出家してたのを知りびっくりした。

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    2024年05月16日
  • 森林通信 鷗外とベルリンに行く

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    著者の伊藤比呂美さんが、ベルリンに招聘され森鴎外らの研究を行っている期間のエッセイ。ベルリンの生活やドイツ人の考え方、著者の友人の意見など興味深かった。

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    2024年04月21日
  • 森林通信 鷗外とベルリンに行く

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    著者と共鳴するとこあり。ゴルフをした時、知人が、自然を感じる言った。私は、農薬撒き、雑草無くして作られた不自然に違和感しかなかった。
     蹂躙されたドイツには、不発弾がここかしこにあると知った。

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    2024年02月12日
  • たそがれてゆく子さん

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     髪型とメガネでオノヨーコさんに似てると言われるけど、本当は「苦界浄土」の石牟礼道子さんにそっくりだそうです。伊藤比呂美「たそがれてゆく子さん」、2018.8刊行、2021.11文庫、エッセイ集。親の介護前までは鉢植え200個以上を楽しんでいた。母~父~夫の介護と看取りに11年半。その後は、3人の娘、カノコ、サラ子、トメのこと。パピヨンのニコ、ジャーマンシェパードのクレイマーのこと。旅先のことなど。ストックホルムは息をのむほど美しい町なんですね!

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    2023年12月31日
  • ウマし

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     2018年サンディエゴから帰国、熊本に住み、週1で東京、枝元なほみの家に居候しながら早大で教え、サイゼリアとコンビニと枝元食で生きていた。2020年の春、コロナ禍で熊本で自炊を。こだわるものをとことん食べている。伊藤比呂美「ウマし」、2021.3発行。①日本の菓子パン文化の素晴らしさ ②桃屋の「江戸むらさき」(1950)、永谷園の「お茶漬け海苔」(1952)、丸美谷の「のりたま」(1960)③1960年代後半、即席袋麺。1971年にはカップヌードル ④熊本は「デコポン」「いきなり団子」「団子汁」。私は「熊本ラーメン」「辛子蓮根」「誉の陣太鼓」w。

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    2023年12月28日
  • 作家と楽しむ古典 古事記 日本霊異記・発心集 竹取物語 宇治拾遺物語 百人一首

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    百人一首について語った小池昌代さんの解説が、僕の感性ととても一致しており、自分の感じたことを解析もしてくれた。

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    2023年10月09日