野犬の仔犬チトー

野犬の仔犬チトー

1,760円 (税込)

8pt

親を看取った、夫も見送った、子どもたちは独立した。根っこのない寂しさをひしひしと感じる六十代半ば。女ひとり、自然と寄り添い、犬猫と暮らす日々。生まれたり死んだり咲いたり遊んだりする生きものたちの傍にいると、自分自身の「生きる」もしっかと受け止められる。そんな人生を楽しむ比呂美さんの家に、野犬の仔犬がやってきた。ワンオペ、シニア、多頭飼い。不自由だけれど愛おしい、犬猫たちとの賑やかな日々を綴る。

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野犬の仔犬チトー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    犬好きの私には身につまされる
    もうマイラバー(犬)がいなくなったら、飼えないかなと思うと、すでに涙が
    人間と動物が好きなように、寄り添えるといいな

    0
    2025年01月03日

    Posted by ブクログ

    おすすめしたいのは、子育てに悩んでいる人。
    殺処分寸前の野犬(野良犬にあらず)の仔犬を引き取って、大人のシェパードと2匹の猫と一緒に飼うはなしなのだが、この仔犬がなかなか馴れないだけでなく、決してリードをつけさせない。この悩みが大きなテーマとなっている。
    犬を飼うということは、リードをつけて散歩させ

    0
    2024年09月23日

    Posted by ブクログ

    面白かった!まあ繰り返して飽きる部分もあるんだけど。カノコちゃんサラ子ちゃん時代からファンだから。私も動物が飼えたら、老後の不安と向き合わずに済むのかしら。

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    元保護犬の犬と猫2匹と一緒に暮らす伊藤さんが、野犬の仔犬を引き取って一緒に生活していく日々が日記のように書かれています。人間や人間社会におびえる仔犬は想像以上に人に慣れないらしい。シャンプーもできないから汚れも臭いも引き受けて、動物たちにまみれての生活は中々壮絶。でも、一緒に暮らす犬猫の愛おしさは生

    0
    2024年08月10日

    Posted by ブクログ

    すごいな、比呂美さん、としか言いようがない。
    こちらまで毛だらけ気分。
    読んでいる最中、高橋源一郎さんのラジオ番組『飛ぶ教室』でこの本を紹介しているのを聞いた。なんか嬉しかった。

    0
    2024年07月14日

    Posted by ブクログ

    ゆっくり読んでたのに読み終わってしまった。
    伊藤比呂美の新刊。
    私は犬は飼ってないし、動物臭が苦手なのに、伊藤比呂美の生活臭を味わいたくて(笑)読む。

    生き物への(多分植物も)情の深さが、心地よいのです。ここまで情が深くてもいいんだよね、とクールな現代社会に生きる私たちに思わせてくれる。
    私も安心

    0
    2024年07月09日

    Posted by ブクログ

    野犬と捨て犬の野良犬は、異なるのだと教えてくれた。
    著者の、チトーとの交流が詳細に書かれているエッセイ?
    少々長いかな。。伊藤氏の文体がとにかく好きなら、楽しいと思う、

    0
    2025年03月21日

    Posted by ブクログ

    カリフォルニアから熊本に戻ってきて、6歳の雄犬クレイマーと1歳の雄猫のメイとテイラーに加わったのは、野犬の仔犬・チトー。
    2ヶ月半ほどのチトーが、なかなか懐かない…から始まった日記である。

    著者である伊藤さんの動物好き、植物好きがとてもわかる。
    愛情がなければ育てられないし、体力もいるし、根気もい

    0
    2024年10月02日

    Posted by ブクログ


    育児をしている母親の心をうたった『今日』という詩を、育児で疲れ果てていた頃に読んで涙した。そして、助けられた。その詩を訳したのが伊藤比呂美さんだった。さっき、調べるまで、この詩の作者が伊藤さんだと思っていた。訳者だったのか…

    誤解をしたままこの本を手に取った。犬や猫、植物が大好きな作者。熊本に住

    0
    2024年08月23日

    Posted by ブクログ

    熊本で、イヌ一匹猫ニ匹と暮らしていた伊藤さんは、野犬の仔犬も引き取ることになる。野良犬ではなく、自然の中で親犬と暮らしていた犬で、仔犬だけが保護され、殺処分を逃れ伊東家にやってくる。人に飼われた経験が皆無なので、なかなか心を開いてくれない。そんな野犬チトーを中心に伊藤家の動物たちとの日々の記録。

    0
    2024年07月09日

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