伊藤比呂美のレビュー一覧

  • 日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集

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    内容よりは資料的価値だろう。

    町田康が訳した宇治拾遺物語は秀逸。
    自由自在過ぎて、言葉もない。

    千年経っても人間は何も変わらない。というか、千年前の人間たちのなんと奔放なことか。

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    2016年03月21日
  • 女の一生

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    「あたしはあたし」「あなたはあなた」
    この意識はあらゆる局面で役に立つ、自分を支える。
    色んな年代の、色んな環境に生きる女性の「一言お悩み相談」にこたえる形式で進んで行く本書の、根底にあるものは、その「あたしはあたし」
    確かに、この先自分が悩む、辛い場面に立たされた時に、この言葉を思い出すだけで、ほんの少しでも救われるかもしれない、と思った。

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    2015年04月28日
  • 木霊草霊

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    伊藤比呂美さんのエッセイは好きでよく読む。が、動物系、植物系は、自分自身にあまり興味がないので、ちょっと苦手。頑張って読んだ。
    おまけに、植物名を何度も検索して画像を見た。
    セイバンモロコシ、オオアレチノギク・・・うっとおしい雑草とばかり思っていた馴染みの草たちの名前を覚えた。
    ゼラニウム、ナスタチウム・・・確かにかつてプランターで育てた花なのに、どんな花か思い出せず、調べた。
    6,7年前はもう少しガーデニングとやらに興味をもっていあたんだけどなあ・・・
    もともと何枚か写真も載っている。もっと載せて欲しかった。でも、スマホであまりにも簡単に画像が見られるため、頭の中で思い出したり、想像したりす

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    2015年01月12日
  • とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起

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    伊藤 比呂美?聞いたことのある名前、、、と手を取り読み始めた。詩人であり、母である、ユダヤ系イギリス人の一回り以上年上の伴侶を持つ人でもある。日本に高齢になり、身の回りの事も難しい両親のためにカルフォルニアから2,3ヶ月に一度帰り、二日おきに電話をする。徐々に変化し幼児のような訴えをおこす両親。かたや抱える文化の違いで価値観の到底理解しきれない部分を爆弾のように抱え、母国語出ない言葉で言い合いをする夫婦。生きることに不器用な前夫の子。それぞれに向き合おうとする後ゆえに尋常ではないほどの忙しさ。心の根っこには子供の頃から行った巣鴨地蔵尊への思慕。独特の世界を持つ詩人だけに音階を持つような言葉の連

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    2014年11月20日
  • 女の一生

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    伊藤比呂美の本は必ず読んでいるので、こういう人生相談(風)のものはかなり「もう読んだ」感あり。
    (本人もそう書いてはいるが。)
    まさに今までの総集編という感じで、今まで読んだことのない人には面白いし、お得なのかもしれないが、読んだことあると、「(つづく)」の意味も十分に理解でき、新しさはない。この手の本なら『女の絶望』の方がもっとじっくり書いてあって読み応えがあったし、『人生相談万事OK』は相談者の姿が感じられた。
    ただ巻末の年譜は良かった。人生相談の回答者になった人はたくさんいるが、ここまでおのれを赤裸々に曝した回答者がいただろうか。
    現代詩文庫のものが今まで一番詳しかったが、これはもっと。

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    2014年11月01日
  • 女の一生

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    詩人かぁ・・・。
    軽快な文章で・・・時々笑わせてもくれる。
    達観されているので安心して読める。
    どんな質問に対する解答もすばらしい。
    著者の名前を覚えておこう。

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    2014年10月20日
  • 女の一生

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    なんだか読んだことあるような文章だなと思っていたら、
    今までに出した本から抜粋し、コピペして書き直したそうです。どおりで。
    悩み相談に答えるという形式だが、あまり答えにもなっておらず、
    比呂美さんの経験や人生観を徒然なるままに書き留めたような。
    他の本に比べて、広く薄くという印象。

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    2014年10月30日
  • 木霊草霊

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    ネタバレ

    死んでいるのに、生きている…植物にも霊性を感じ、文章に落とせる感性に、揺さぶられます。ネットで植物を調べながら読み進めても、植物に詳しくないと、作者のおもいが理解しきれないのが、残念。

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    2014年08月24日
  • 木霊草霊

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    カリフォルニアで、熊本で、育てたり目にしたりした植物について、同時に、植物に惹かれる自分について、伊藤比呂美さんが綴ったもの。ずいぶん前に出た「ミドリノオバサン」に続くものと言える。

    「ミドリノ~」の頃とは、詩人の身辺は大きく変わっている。その分、沈積した情感が漂っているようにも思うが、ヘンな湿り気がないことに変わりはない。

    植物、と言えば、梨木香歩さんも思い浮かぶ。梨木さんが書くと、たとえそれが熱帯のおびただしく繁茂した植物相であっても、清浄なイメージであるのに対し、伊藤さんの植物は、やはり猛々しく、官能的なのだ。

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    2014年07月07日
  • おなか ほっぺ おしり 〔完全版〕

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    ネタバレ

    こうでなければいけない!等の育児本ではなく、作者ご本人の2児の働く母親の生活をありのまま書かれている作品です。夫との関係や自分の生理的なこと、仕事、子供それぞれの個性を客観的かつ動物的にとらえて面白おかしく書いてありました。自分自身の生育歴からなる価値観も見つめられていました。

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    2014年02月18日
  • 日本ノ霊異ナ話

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    ネタバレ

    詩を書いている人が書いた本なだけあって、すごく…感情的と言うか、印象的と言うか、濃い文体だった。

    元ネタ知ってればもっと楽しめたのだろうか?

    えろいしぐろいけどえろくないしぐろくない気もする。不思議な作品。

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    2013年04月12日
  • とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起

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    う~ん、凄まじい話だ。
    他人事ではない。わが家も同じ。
    嫁さんも同じ思いをしながら、日々、あと数年で齢三桁に達する姑の在宅介護をしているのだろう。


    どうも癖のある作品が続いてしまった。
    くたびれた。

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    2012年02月16日
  • 女の絶望

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    10年後にまた、20年後にまた読み返そう。
    これからある、いいことやなこといろんなこと、ひっくるめて、ちゃんと歩いていけるといいなあ。

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    2011年09月17日
  • とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起

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    言葉がびょおびょおと流れる感じが川上未映子っぽいなと思いました、なんとなく。
    でもすごく生々しくて、湿度の高い感じ。
    老いがテーマだったからか、数年前におじいちゃんが危篤になって入院したときの病院のにおいを何度も思い出した。
    あのときのにおい、嫌なにおい。
    生のにおいだったのかな、それとも死のにおいだったのかな。
    読むのにすごく時間がかかりました。

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    2011年09月17日
  • 死を想う

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    石牟礼道子さんと伊藤比呂美さんの対談集パーキンソン病を患う石牟礼さんが老いや死をどのように受けとめているかを、執拗に伊藤さんは聞く。梁塵秘抄の「暁静かに目覚めして、思えば涙ぞ抑えあへぬ、儚く此の世を過ごしては何時かは浄土に参るべき」。石牟礼さんの到達した地点に私はまだ遠い。しかし浄土に参るという考え方に共感。豊かな時間を生きてきた人だと痛感する。昔、老人との別れの言葉は「さようなら」ではなく「お名残惜しゅうございます」だったとか。このコトバには「この次においでるときは私はもういません」という含みがある。生きることは死ぬこと。そんな遠いことではないようだ。

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    2009年10月07日
  • 特別試し読み版 日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集

    購入済み

    この訳では読む気が起きない・・

    我が国の古典を現代語訳したもので、この試し読み版にはお馴染みの瘤取り爺さんが収められています。しかしながら、兎に角訳が酷い。今風を狙って軽い文体にしていますが全く面白くもなく、それこそ今風に云えばダダ滑りです。

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    2021年03月30日