あらすじ
思春期の「あのふきげん」とどう向き合うか。
家庭に1冊、備えて安心、悩める母の奮戦記。
子どもがつまずき、傷ついたとき、ベッド手ただただ、話を聞くこと。
体の変化を受け止めること。子どもを、そして自分自身を肯定すること。
いつかはきっと、笑顔になれる。
過激でまっとうな比呂美さんの子育て!
新収録を加えエッセイ増量。長女カノコからの一文も。
パワーアップして名著復刊。
〈読者の声続々!〉
「こんな母であってほしいと願ったし、こんな母でありたいと今は思います」
「いきなり海外で学校生活。姉妹と母親のしんどさがひしひしと伝わる」
「産む前に読んで、育てたあとに読んだら、別の本みたいで二度美味しい!」
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今はもう大人になったカノコさんの思春期がたっぷり描かれていました。多分普通の子なのに伊藤さんはとても面白く書ける。文章さえいじっていれば幸せ、というのもさもありなんって感じ。
Posted by ブクログ
思春期のややこしさは、周りの話を聞いていると女子の方がひどい気がする。
不機嫌に加えて成績不振、摂食障害…心配な要素がたくさん。
子育て中の方、特に思春期の娘がいる人には共感ポイントがたくさんありそう。
育児書ではないので特に解決策があるわけではないけど、「うちだけじゃないんだ」と思えるだけでも救いになりそう。
伊藤さんからのアドバイスは「向き合う」ということ。心配したり、上から目線で話すのではなく、ただ向き合う。これが難しい…