星井博文のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
再度、認知行動療法における知識の確認と肉付けができればと思いこの本を読みました。
今の自分が、以前よりできていること、あるいはまだできていないことが明確になって良かったです。
認知の歪みの代表的なものである白黒思考とべき思考、心のフィルターは、以前の自分よりだいぶ薄まり、少し自分の成長を感じることができました。
一方で、結論の飛躍と過少評価をしてしまう点はいまだに残ってしまっている。
ただ、認知行動療法で大事なポイントは、認知の歪みを消すことではなく、バランスをとること。
今後、悪い所は少しでも薄めていければと思いました。
物事を客観的にみるには練習が必要。気長に練習していきたいなと思います。
事実と解釈はないまぜにしないこと、浮かんできた思考に対して他の見方がないかと再検討すること、
これらを意識しながら、今後も認知の歪みを修正していきたい。 -
Posted by ブクログ
「断る力」がずいぶん身についているのは、『エッセンシャル思考』を読んだおかげだったと思い出した。
まだ読んでない人は『エッセンシャル思考』を読むことをお勧めする。
『エッセンシャル思考』は、ダニエル・カーネマンの行動経済学を元にしている記述も多いので、『ファスト&スロー』を読むことをも勧めする。
(久しぶりにダニエル・カーネマンの名前を見て、彼の最期の選択について、また考えてしまう。)
「スタンフォード監獄実験」など、現在では否定されている理論も記載されているので、この本の全てを鵜呑みにできないけれど、『マンガでよくわかる〜版』は短時間で『エッセンシャル思考』の復習ができて、なかなか良い読書時間になった。
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Posted by ブクログ
この本を読んで一番強く残ったのは、
これからの時代を生き抜くのは「越境者」だという考え方でした。
一つの分野を極めるだけでなく、
好奇心のままにいくつもの世界を行き来できる人こそが価値を持つ。
多動力とは、ただ忙しく動くことではなく、
自分の意思で「自分の時間」を使い続ける力なのだと感じました。
特に印象的だったのは、
準備が整うのを待たずに「見切り発車でいいからやってみる」という姿勢。
完璧を求めて動けないより、不完全でも走りながら修正する方が圧倒的に強い。
失敗を前提に動ける人ほど、結果的に多くの経験を積めるという考え方には背中を押されました。
また、
一つのことにサルのようにハマることと、
飽きたら次へ進むことは矛盾しない、という点も納得感があります。
80点まで到達したら次へ移る。
その点が増え続けた結果、後から線になってつながる。
飽きっぽさは欠点ではなく、武器になるという視点は気持ちが楽になりました。
全体を通して感じたのは、
多動力を妨げる最大の敵は「他人の目」だということ。
恥をかく勇気を持ち、最初に手を挙げる側に回る。
その小さな一歩の積み重ねが、自由度の高い生き方につながるのだと思います。 -
Posted by ブクログ
何で読んでみたくなったのか忘れましたが、エッセンシャル思考がわかりやすく短時間で読める本でした。99%の無駄を捨てて1%に集中する、自分にとって必要なもののみに集中する「エッセンシャル思考」です。あまり%を意識する必要もないし、本で言われているような自分にとって90点以上のものだけやるというのも、何が90点かは人それぞれの自己採点。大切なことは「99%」を捨てるの言う割合ではなく、「無駄」を捨てると言う事。90点以上というのは、つまり流されてやっている仕事を見直すと言う事。
漫画の事例にクラス別音楽会で1組は3組に勝とうと努力しているのと対比として3組は音楽会を楽しむことがエッセンシャル思考として紹介されているのは違和感を感じます。勝負で勝つことも大事な事じゃないかな。なんか雰囲気に流されてしまう事例でした。 -
Posted by ブクログ
Think Civilityはだいぶ前に読んでいて、その時は正直言って、あまり響きませんでしたが、今回、マンガで読み直して良かったです。
多分、今の上司が高圧的なやり方で職場を支配しようとするタイプだからです。例えば、礼節のない人がいると半分の人が仕事の手を抜く、さらに上司が礼節のない態度でいると部下や同僚と比べて影響が大きいと言う内容が、上司に萎縮している今の職場の喫緊の課題として感じました。
ただ、礼節って自分が意識するものであって、人にさせるものではないと思っています。正直、上司は会社から評価されている立場でもあるので、成功体験によって元々の気質が強化されてもいるので、解決策って難しいです。この本を読んでいても、ピンと来るものが有りませんでした。
あと、マンガで分かりやすいのは良かったですが、ちょっと短すぎるのと、もう少しマンガのストーリーがおもしろければな〜と言うのは有りました。こう言う本のあるあるですが。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ過去に大学の動画セミナーで学んだ会計史が面白かったので、復習も兼ねて。
全てのルールには、作られた原因と理由がある。
数字を無味乾燥なものとして毛嫌いする人がいるけれど、その数字が示すものを理解すれば面白いもの。
かつて、どこかで読んだ「その人を知るには日記より家計簿」のは、お金の流れには行動が伴うから。口だけの人もいるなか、数字は誤魔化せない。
〇15世紀・簿記の誕生
イタリア 15世紀欧州経済の中心地
アート好きならおなじみのメディチ家が複数拠点で銀行業を営むため始めた為替取引
その初期の持ち株会社の管理を可能としたのが、簿記
この多拠点銀行業で生み出したお金でルネサンスが花開いた
そしてメディチ家転落のきっかけとなったのは大航海時代(スペインとポルトガル)
〇16世紀・株式会社(所有と経営の分離)と証券取引所
スペインから独立したオランダ「商売の国」と呼ばれ宗教・人種問わず商売をするものを受け入れた
1602年オランダ東インド会社=多額の費用が必要⇒世界で初の株式会社⇒証券市場
東インド会社の凋落
①ずさんな会計
⇒経営判断の誤り・株主からの信用を失う
②高すぎる配当金
借金で配当金
③不正に対する管理の甘さ
〇19世紀・決算書と監査
16C英・木材不足⇒石炭の発見⇒石炭採掘時の湧き水くみ上げのために蒸気機関の開発⇒織物工場・大量生産⇒経済発展⇒蒸気機関車=初期投資が膨大⇒減価償却(費用を分散させ配当金を出せる)⇒会計計算が収支計算から利益計算に
株主の存在が大きくなる⇒現金主義から発生主義=粉飾がやりやすい⇒会計士による監査の誕生
〇20世紀初・原価計算と連結
カーネギー
素人でも大量生産可能な仕組みを開発=分業・標準化・機械化
適正価格・製品コストを知るために原価計算
JPモルガン
鉄道ブーム⇒(経営分析ブーム⇒)破綻鉄道会社を買い占める⇒モルガニゼーション・所有権を持ち経営再建⇒グループ全体を把握するために連結決算
〇投資家保護・会計が公的なものへ
大恐慌で当時違法でなかったインサイダー取引で大儲けしたジョー・ケネディ(JFKの父親)がルーズベルト大統領を応援
SEC初代長官に
アメリカ会計基準、CPA監査制度、決算情報の公開制度、インサイダー取引の禁止
〇国際会計基準
ダイムラーベンツがアメリカ市場でIPOすることが契機(独:黒字 米:赤字⇒会計基準の統一が必要)
〇管理会計・予算管理(予算から将来を見る)
ジェームズ・マッキンゼー
どれくらい売れるか?⇒どれくらい作るべきか?ムダな在庫や売損じを防ぐ
〇大量消費←割賦販売
19世紀初にGEが始めた
一部の金持ちの家電が一般人へ⇒大量生産⇒どの製品が売れているのかわからなくなる⇒製品別損益
〇ROI×利益率×回転率 デュポン公式(多角化による部門別管理)
短期的な儲けだけ:「利益」を元に判断できる
長期的成長・設備投資が大きい:ROI
〇ファイナンス(M&Aの増加⇒企業価値の計算)
ゴールドマンサックス
割安な会社を数年間保有⇒IPO、売却、合併で利益
可能にしたのが
①会社買収後の将来CFを見積もる
②将来CFを現在価値に割引計算 -
Posted by ブクログ
◯認知行動療法(CBT)とは
・考え方(認知)と行動を調整することで、感情や状態を改善する科学的手法。
・「出来事 → 自動思考 → 感情 → 行動」の流れを理解し、介入ポイントを特定する。
◯マンガ形式の利点
・主人公の日常の悩みを題材に、どう歪んだ認知が起きるか、どう修正されるかが視覚的に理解しやすい。
・読者が自分の“思い込み”や“自動パターン”に気づきやすい構成。
◯自動思考の特徴
・ほとんど無意識に浮かぶ短い言葉(例:「どうせダメだ」「嫌われるに決まってる」)。
・必ずしも事実ではなく、しばしば論理的誤りを含む。
・これが情動を大きく揺らす原因になる。
◯代表的な“認知の歪み”
・全か無か思考(白黒で極端に考える)
・過度の一般化(1回の失敗を「いつもそうだ」と捉える)
・心の読み過ぎ(根拠なく相手の気持ちを否定的に推測)
・破局化思考(最悪の結果を想定する)
・過剰な自己関連づけ(何でも「自分のせい」と考える)
・ラベリング(自分・他者に極端なレッテルを貼る)
◯A-B-Cモデル(出来事・思考・結果)
・A:出来事そのもの(中立的)
・B:出来事に対する認知(解釈)
・C:それによる感情・行動
・Cを変えるにはB(認知)を再評価する必要がある。
◯コラム法(思考記録表)
・認知行動療法の中心技法。
・①状況 ②感情 ③自動思考 ④根拠の検証 ⑤別の考え方(合理的思考) ⑥結果の変化
・記録することで、自動思考の癖が「見える化」される。
◯合理的思考への置き換え
・都合よいポジティブ思考ではなく、現実的でバランスの取れた解釈を目指す。
・「本当に証拠は?」「別の見方は?」「最悪が起きる確率は?」と自問する。
◯行動実験(Behavioral Experiment)
・修正した考えが正しいか、実際の行動で検証するプロセス。
・例:人に話しかける → 相手の反応を観察 → “嫌われる”という思い込みを検証。
・思考だけでなく行動レベルで「誤りの修正」が起きる。
◯問題解決技法
・困りごとを細かく分解し、対処可能な単位にする。
・①問題の明確化 → ②選択肢の列挙 → ③メリデメ評価 → ④行動計画 → ⑤振り返り
感情的でなく論理的な意思決定が可能になる。
◯行動活性化
・落ち込むと行動量が減り、さらに気分が落ちる“悪循環”を断つための技法。
・小さな行動をスケジュールに組み込み、達成経験を積むことで気分が改善する。
◯曝露(エクスポージャー)
・不安の対象から逃げることで不安が強化される「回避の悪循環」を断つため、段階的に不安刺激に直面する訓練。
・マンガでは軽めの例(人前で話す、不安な場所に入る等)が紹介される。
◯メリット・限界
・科学的エビデンスが豊富で、うつ・不安・依存・強迫など幅広く適用可能。
・ただし、深刻な病状では専門家の支援が必須。自己流で無理に進めるのは非推奨。
◯本書から得られる核心メッセージ
・感情は「事実」ではなく「解釈」によってつくられる。
・認知と行動という“変えやすい部分”に手を入れることで、感情も人生の質も変えられる。
・現実的・柔軟・検証可能な思考こそが、感情の安定をもたらす。