【感想・ネタバレ】マンガ 経営戦略全史 〔新装合本版〕のレビュー

あらすじ

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ビジネス書大賞2014大賞 ハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶベスト経営書2013第1位に選ばれたベストセラー『経営戦略全史』(ディスカヴァー刊)が遂にマンガ化!

本書は、原作である『経営戦略全史』にほぼ沿いながら、本文はマンガで示し、各節の最後には文章の解説つき!
この本の使い方としては、
・教科書…経営戦略論の流れや史実、関連項目が一覧できる
・百科事典…関心ある項目について関連情報がわかる
・物語…どうやって経営戦略論が生まれ、進化してきたかを楽しむ
があります。すでにこういったことを学んだことのある人でも、必ず新たな視点や知見が得られます。経営戦略論をめぐる約50人の冒険活劇の始まりです。最高の知の旅を楽しんでください。まずは、1995年までの前半戦を。

内容例
◎「科学的管理法」を生んだフレデリック・テイラー
◎「人間関係論」の始祖 エルトン・メイヨー
◎「マネジメント」の伝道師 ピーター・ドラッカー
◎「マーケティング」の伝道師 フィリップ・コトラー
◎「ポジショニング派」のチャンピオン マイケル・ポーター
巻頭には登場人物の年表と巻末には主な登場人物一覧を収録。

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Posted by ブクログ

一応経済学部を出て、社会人になってからもビジネス書をかじってきた私。
このマンガ 経営戦略全史に登場する人たち、あるいはキーワードの多くはお馴染み。
ブルーオーシャン だの 破壊的イノベーション だの SWOT分析だの
コア・コンピタンス だの エクセレントカンパニーだの。。。

これらが自社の経営の見直し、強化につながれば、それは素晴らしい。 
しかし、所詮こうした理論、分析手法は過去のデータをもとに作られている。
どこかで通用しなくなる。だからまた新しい理論が出てくる。その繰り返し。
でもそれでいいんだろうな。ひと時役に立てば。

この本で一番素晴らしいと思ったのは、マイクロファイナンス。
担保はないが、少額の資本さえあればビジネスができるアジアの女性たちに
相互信用させることでお金を貸し、ビジネスが発展する。無から有が生まれる。
すばらしい。人間の知恵、英知はこういうことに生かさないと。

それが今の日本は自分で考えることをやめたのか、富が偏在。
未来を担うはずの若者、子供が食うに困る。こども食堂は英知ではない。
そうならない、お金が回る仕組みを作るべき。
能力主義うんぬんではないのだ。

・・・そのあたりになると今や諸悪の根源のような新自由主義の提唱者、
ミルトン・フリードマンもこの本には登場する。
あ、大前研一、野中さんも

実に興味深い、分厚い、すばらしいマンガだった。

第1章 近代マネジメントの3つの源流
第2章 近代マネジメントの創世
第3章 ポジショニング派の大発展
第4章 ケイパビリティ派の群雄割拠
第5章 ポジショニングとケイパビリティと統合と整合
第6章 21世紀の経営環境と戦略諸論
第7章 最後の答え「アダプティブ戦略」
終章  2013~23年の世界と経営戦略論
補章  大逆転のための「B3Cフレームワーク」

◎「科学的管理法」を生んだフレデリック・テイラー
◎「人間関係論」の始祖 エルトン・メイヨー
◎「マネジメント」の伝道師 ピーター・ドラッカー
◎「マーケティング」の伝道師 フィリップ・コトラー
◎「ポジショニング派」のチャンピオン マイケル・ポーター

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2025年09月05日

Posted by ブクログ

経営に携わった人物の略歴をマンガで一読することができる。文章だけで学んでいた人物がマンガで視覚化され、理解しやすかった。

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2025年01月29日

Posted by ブクログ

●2025年5月26日、東京大学・書籍部にあった。セッションで寄った日。

でかい本。これいいなぁ。!

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2025年05月26日

Posted by ブクログ

今の現代の社会人で組織にもどかしさを感じてる人に読んでもらうべき内容でした。経営の昔と今に繋がるための重要人物から学べることが多い一冊です。

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2025年02月07日

Posted by ブクログ

マンガと言いつつ内容はその名の通り
「経営戦略」を歴史的に整理された内容で500頁に近い分量があり読み応えは十分。マンガ部分の後に説明文が繰り返される形で要約される為、自ずと頭に入り易く、「おわりに」で著者が述べているように「みなが経営学を楽しく学ぶ」ために工夫がされたものと納得がいく。著者の他の作品も手に取ってみたいと思える充実した内容。

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2023年11月19日

Posted by ブクログ

漫画ではあるものの、原本に忠実に書かれているため、勉強になったし、現在使われているSWOT分析が、どのような流れで出てきたかが分かった。経営戦略全史と言うより、経営学の歴史といった方が良いのか、この分野は全く疎いので、知らない人物の名前が多々出てきて、また知らない用語も多々出てきて読み通すのに一苦労した。ただ経営に携わっている人間にとっては基礎学問としてyんおいて損はない本だと思った。

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2023年09月10日

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