栗本薫のレビュー一覧

  • グイン・サーガ外伝22 ヒプノスの回廊

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    最後の短編集。
    これまで雑誌やハンドブックなどで発表されて本になっていなかったもの6編を収録しているため、初期作品もあれば晩年の作品もあり、妙な感じ。
    本編では久しく登場していないキャラに最後に会えたのはちょっと嬉しい。
    しかしグインの謎の一端が明らかにされている表題作は、これは謎は謎のままの方がよかった気もする。

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    2012年09月01日
  • グイン・サーガ129 運命の子

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    変貌してしまった聖地ヤガから逃げ出そうとするヨナとスカール。しかし”新しきミロク”は彼らを逃すつもりはなかった…
    最後の数巻はここ数年の停滞が嘘のようにスピーディーな展開で、本来の面白さがちょっと戻って来たようだ。後半はちょっと懐かしい人物も登場し、ヤガ変貌の黒幕も明らかに。
    しかし本編はあと1巻というか2分の1巻を残すのみ。グインは最後まで登場せずに終わってしまうのだろうか。

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    2012年08月30日
  • グイン・サーガ96 豹頭王の行方

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    グイン・サーガ内で一番応援しているのがリンダですが、今回、なんか嫌なやつだったなー。
    私が、変わったのかしら?
    いや、なんかねー。
    ナリス様も亡くなり、未亡人な訳で、ハゾスはカッコイイかもしれないけど、ちょっと浮かれ過ぎな気が…

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    2012年08月26日
  • グイン・サーガ128 謎の聖都

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    聖地ヤガと新しいミロク教の実態がだんだんに明らかになり、ヨナに危機が迫る。
    ミロクの教えはグインの世界では異色だっただけに、この変貌ももう少し新規なものかと期待していたのだが、今のところありがちなパターンに見える。
    それとは別に、シルヴィアの近況もちょっとだけ登場。
    この巻からあとがきがなく、ないとなるとやはり淋しいものだ。
    で、表紙の人物は誰…?

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    2012年08月25日
  • グイン・サーガ127 遠いうねり

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    この期に及んで話が大きく動き出し、また面白くなってきそうな展開に。
    前半、ヴァレリウスは相変わらずだがイシュトはずいぶん成長したようにみえるし、後半はいよいよ舞台がヤガへ。イシュトとミロク教の関係は昔から気になっていたので、ここまでたどり着いたのにあと数巻で終わってしまうと思うと残念。
    ケイロニアでは今まさに外伝『七人の魔道師』(昭和56年発行!)の事件が起こっているようで、こちらも再読したくなってしまった。

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    2012年08月23日
  • グイン・サーガ126 黒衣の女王

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    イシュト、リンダの二人芝居な巻です。
    こんな痴話ケンカ話を126巻でしてるなんて

    誰か続きを書けないかな~。

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    2012年07月21日
  • グイン・サーガ124 ミロクの巡礼

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    読んでいる途中で栗本薫さんの悲報。
    読むのやめようかと思ったけど、最後まで読もうと再発進。

    次巻に期待かな。

    129巻と130巻少しまで、あと5巻と少し。

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    2012年07月21日
  • グイン・サーガ122 豹頭王の苦悩

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    表紙は誰?と思いつつ。

    夫婦間って難しい。
    男は仕事に対する責任は何かはっきりわかるのに、妻や家に対する責任は逃げてしまいがち。
    妻や家族はずっといると思っているから、今日できなくても明日できると考える。
    妻にとっては、堪らない。

    とても静かな終わりでした。


    あとがき読む度、栗本 薫さんの火が消えそうな感じがする。
    ちゃんと物語の終わりがありますように。
    心から願います。

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    2012年07月21日
  • グイン・サーガ120 旅立つマリニア

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    フロリー親子の旅立ち。
    グインもパロから旅立とうとしている。
    マリウスは、まぁ~いまだけかも。

    ミロク、どうなるんでしょう。
    物語に大きな伏線が張られましたね。

    あれ? 100巻完結じゃなかったっけ?
    栗本 薫さんがちゃんと物語を集結させてくれますように。
    それだけが心配になってきちゃいました。

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    2012年07月21日
  • 新装版 絃の聖域

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    ネタバレ

    最大の存在感を放っていたのは、探偵でも犯人でも黒幕でもなくて、「最後」かつ「本来」の被害者だった――そんな気がする。長唄の家元で起こる、あれこれのドロドロ。これぞミステリ!

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    2012年07月20日
  • 伊集院大介の冒険

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    はじめて読む伊集院大介シリーズだったんですが、短編のせいなのかどの作品も解決に至る経緯の跳躍が激しすぎて、解決編始まったところでちょっとポカーンと読者が置いてきぼりを食らわされた感が…。自分の読解力不足でしょうか。
    「伊集院大介」というキャラクター自体は飄々としてて好きなタイプなので、もう少し他の作品も読んでみましょうかねー。

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    2012年07月10日
  • 樹霊の塔 伊集院大介の聖域

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    またしても…シリーズの中ではイレギュラー物…( ; ; )嫌われてるのかしら、私…

    名探偵・伊集院大介の助手・カオルが秘境の村で遭遇した事件です。伊集院大介は、終盤でようやく登場。これは、シリーズを通して読んできた人の方が楽しめるスピンオフですね( ; ; )残念な出会い方…

    ◎嵐で外部との出入りができなくなった村の中にある奇妙な塔の中で発見された首吊り死体。
    ◎旧家に響く異様な呻き声。
    ◎平家の落ちてきた村・隠れキリシタンの村の伝承。
    ◎村と女当主の異様な雰囲気に惹かれていくカオルは、無事に伊集院のもとに帰れるのか?

    うーん、おどろおどろしい、横溝ワールドの要素揃い踏みU・x・U

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    2012年07月06日
  • 逃げ出した死体 伊集院大介と少年探偵

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    絃の聖域を読んだ直後に今作を手に取るなんて、可哀想な私…。だって、書店にはなかなかシリーズそろってないんだもの…( ; ; )

    恐らくシリーズ物の中でも異色作だと思われる、「探偵不在もの」です。最後の最後で名探偵が図ったようなタイミングで現れて、「さて」と来ます。

    今作はそんな探偵の大ファンである少年の視点でストーリーは展開していくんですが、どうもこの子、モノローグで同じような内容を繰り返す箇所が多いんですね。本人にとっては大変な問題に直面しているのは分かるんですが、非情な読者は「心理描写長ったらしいなあ」と少々辟易させられました(酷)。この部分をスマートにしただけでページ数一割は減るん

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    2012年07月04日
  • 木蓮荘綺譚 伊集院大介の不思議な旅

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    いつの頃からか伊集院大介の話しっぷりについていけなくなって、すっかり遠ざかっていたけれど、最後の伊集院大介と言われれば読むしかない。
    死ぬときは誰だってひとりだということはわかっているけれど、自分にも訪れる老後の孤独を想像すると気が重くなるなあ。

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    2012年06月30日
  • ゲルニカ1984年

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    かれこれ20年ぶりの再読。
    このころの栗本薫はすごく好きで、かたっぱしから読んでた。この話は、なにかの拍子にふと思い出しては、なんだかすごく怖くなる。

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    2012年06月30日
  • 天の陽炎 -大正浪漫伝説-

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    ネタバレ

    歳上の夫にお人形のように愛でられる子爵夫人・真珠子は退屈さに憂いていた。その真珠子の前に大陸浪人・天童が現れ、真珠子の日常を壊し始める。

    全体的に物憂げな空気が漂っている小説。大正っぽい空気や筆運びはお見事です。仮名遣いから本当に当時出版された本を読んでいるようでした。

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    2012年06月21日
  • 木蓮荘綺譚 伊集院大介の不思議な旅

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    表現は栗本さんらしいものだったけれど、少し説明が冗長な気が。
    どこまで書くか、というのは非常にさじ加減が難しいことはわかっているけれど、惜しいなと思う箇所がありました。

    しかし、伊集院大介の新作はもう出ないのだなあと、しみじみ思わずにはいられません。
    ほぼリアルタイムで追っかけてきたので、ひとつの輪が閉じたことを実感します。
    おつかれさまでした、栗本さん。

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    2012年06月11日
  • 樹霊の塔 伊集院大介の聖域

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    信仰の色濃い、閉ざされた村。受け入れる慕わしげなようすと、異物を拒み疎外するようす、馴染める者と相入れない者。ふたつが混じりあって事件が起きます。
    人のあるところには必ず欲が生まれて、欲があるところには必ず争いが起こる。
    「この世のものごとはすべてなるようになる」
    そんな風に生きられたらいいなと思いました。
    そういえば、伊集院大介の出番は少しだけでした、女神のようなまつゐ御前がとても好きです。

    伊集院大介のシリーズは人物の印象がはじめと終わりとではがらりと変わってしまうし、何もかもがしっくり落ち着くわけではないということが多いと思います。ずいぶん置いていかれる気持ちになったこともあるけれど

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    2012年06月09日
  • 絃の聖域(下)

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    芸に生きる者たちの妄執と悲劇を華麗に描いた傑作。

    最後の人間国宝のご隠居様のくだりまでは動機がいまいち甘く、散漫で残念な印象を受けたのですが、違いました!
    皆等しくこの家の闇をかぶっており、最後までおどろおどろしい世界観がくずれることはありませんでした。

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    2012年04月26日
  • 絃の聖域(上)

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    長唄の家元の邸内で左手に三味線の撥を持ったままの女弟子が殺された。警察が謎の糸口もつかまぬまま、やがて第二の殺人が…。

    古くて愛憎渦巻く旧家での殺人。横溝っぽいです!
    雰囲気が古めかしくて、ひたれました。
    ミステリーもさることながら、この雰囲気だけで楽しめました。

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    2012年04月26日