栗本薫のレビュー一覧

  • 逃げ出した死体 伊集院大介と少年探偵

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    絃の聖域を読んだ直後に今作を手に取るなんて、可哀想な私…。だって、書店にはなかなかシリーズそろってないんだもの…( ; ; )

    恐らくシリーズ物の中でも異色作だと思われる、「探偵不在もの」です。最後の最後で名探偵が図ったようなタイミングで現れて、「さて」と来ます。

    今作はそんな探偵の大ファンである少年の視点でストーリーは展開していくんですが、どうもこの子、モノローグで同じような内容を繰り返す箇所が多いんですね。本人にとっては大変な問題に直面しているのは分かるんですが、非情な読者は「心理描写長ったらしいなあ」と少々辟易させられました(酷)。この部分をスマートにしただけでページ数一割は減るん

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    2012年07月04日
  • 木蓮荘綺譚 伊集院大介の不思議な旅

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    いつの頃からか伊集院大介の話しっぷりについていけなくなって、すっかり遠ざかっていたけれど、最後の伊集院大介と言われれば読むしかない。
    死ぬときは誰だってひとりだということはわかっているけれど、自分にも訪れる老後の孤独を想像すると気が重くなるなあ。

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    2012年06月30日
  • ゲルニカ1984年

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    かれこれ20年ぶりの再読。
    このころの栗本薫はすごく好きで、かたっぱしから読んでた。この話は、なにかの拍子にふと思い出しては、なんだかすごく怖くなる。

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    2012年06月30日
  • 天の陽炎 -大正浪漫伝説-

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    ネタバレ

    歳上の夫にお人形のように愛でられる子爵夫人・真珠子は退屈さに憂いていた。その真珠子の前に大陸浪人・天童が現れ、真珠子の日常を壊し始める。

    全体的に物憂げな空気が漂っている小説。大正っぽい空気や筆運びはお見事です。仮名遣いから本当に当時出版された本を読んでいるようでした。

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    2012年06月21日
  • 木蓮荘綺譚 伊集院大介の不思議な旅

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    表現は栗本さんらしいものだったけれど、少し説明が冗長な気が。
    どこまで書くか、というのは非常にさじ加減が難しいことはわかっているけれど、惜しいなと思う箇所がありました。

    しかし、伊集院大介の新作はもう出ないのだなあと、しみじみ思わずにはいられません。
    ほぼリアルタイムで追っかけてきたので、ひとつの輪が閉じたことを実感します。
    おつかれさまでした、栗本さん。

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    2012年06月11日
  • 樹霊の塔 伊集院大介の聖域

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    信仰の色濃い、閉ざされた村。受け入れる慕わしげなようすと、異物を拒み疎外するようす、馴染める者と相入れない者。ふたつが混じりあって事件が起きます。
    人のあるところには必ず欲が生まれて、欲があるところには必ず争いが起こる。
    「この世のものごとはすべてなるようになる」
    そんな風に生きられたらいいなと思いました。
    そういえば、伊集院大介の出番は少しだけでした、女神のようなまつゐ御前がとても好きです。

    伊集院大介のシリーズは人物の印象がはじめと終わりとではがらりと変わってしまうし、何もかもがしっくり落ち着くわけではないということが多いと思います。ずいぶん置いていかれる気持ちになったこともあるけれど

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    2012年06月09日
  • 絃の聖域(下)

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    芸に生きる者たちの妄執と悲劇を華麗に描いた傑作。

    最後の人間国宝のご隠居様のくだりまでは動機がいまいち甘く、散漫で残念な印象を受けたのですが、違いました!
    皆等しくこの家の闇をかぶっており、最後までおどろおどろしい世界観がくずれることはありませんでした。

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    2012年04月26日
  • 絃の聖域(上)

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    長唄の家元の邸内で左手に三味線の撥を持ったままの女弟子が殺された。警察が謎の糸口もつかまぬまま、やがて第二の殺人が…。

    古くて愛憎渦巻く旧家での殺人。横溝っぽいです!
    雰囲気が古めかしくて、ひたれました。
    ミステリーもさることながら、この雰囲気だけで楽しめました。

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    2012年04月26日
  • コイシラズ YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS

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    根っからのJUNE世代なのだが、栗本薫御大の書く小説がどうしても好きになれなかった…『魔境遊撃隊』は大好きだったんだけど、JUNE系ものがどうしても「大好き」と言えない自分がいた。これを読んで、今になって何故か解った気がする。女史の書くいわゆる「魔性の少年(青年)」は「女」なんだよな…精神的に。そしてビジュアルは「お姫様」なんだよな…。雄に支配されたがっている、と言う面で、どう取り繕って理屈を述べられても、私には「女」にしか見えない、だからのめり込めなかった、と今更実感した。自己陶酔に浸っているようにも思えて、それが「耽美」でると言う事でもあるんだろうけど、JUNEを読みつつ耽美に違和感を感じ

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    2012年04月21日
  • グイン・サーガ126 黒衣の女王

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    リンダのグダグダ具合がまたうっとおしい。
    けど、最後の引きはいい感じ。

    つーか、後数冊で弾切れ?
    高校生から10数年読み続けてきた
    物語が未完となるのは残念

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    2012年04月08日
  • グイン・サーガ125 ヤーンの選択

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    「カメロン!そっちいっちゃだめ!!」
    思わず叫びそうになった。

    イシュトヴァーンが怖い人に思えてきた今日この頃。

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    2012年04月08日
  • グイン・サーガ124 ミロクの巡礼

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    この物語特有のたまにやってくる
    不条理な大量虐殺。
    きやがった。
    しかも、この物語で一番平和主義な人たちを。

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    2012年04月08日
  • グイン・サーガ117 暁の脱出

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    祝・タイス脱出!!

    つか、陰気なあの野郎はとっと出てこない?
    アイツがさっさと出てくればタイス編はすぐおわっただろうが!

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    2012年04月08日
  • グイン・サーガ110 快楽の都

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    また怪しいオヤジ(タイス伯爵)が登場。
    しかもかなり強引。
    どう考えてもぬっころされそうなヤツ。

    スイランの正体がクローズアップされて
    なかなかドキドキな展開。
    (まあ、サイロンかゴーラの人間だろうけど)

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    2012年04月08日
  • グイン・サーガ108 パロへの長い道

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    副題の通りホント先はなげーな。
    いつになったらパロつくんだ。
    また怪しい人出てくるし。
    まあ、ここまできたら最後まで付き合うしかないが

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    2012年04月08日
  • レダ 2

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    今の社会を反映しているような、シティ。
    イブ レダ アウラ 3人を翻弄しながら物語は
    進んでゆく。

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    2012年03月04日
  • グイン・サーガ17 三人の放浪者

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    本っっ当にあとがきがウザい・・・格を落としてるよ・・・
    血液型の話を始めた時点で、その人の程度が知れる。
    あと、グイン就職おめでとう(笑)
    グイン・サーガなのにさっぱりグインが出ないのが謎。

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    2012年10月14日
  • レダ 1

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    今読んでも十分に楽しめる1冊。

    人々がすべてにおいて管理されている世界。
    理想世界だと思っているシティの人々。
    でも レダとイブの出会いで
    理想だと信じている世界が
    実は幻想であることに気づかされる。

    人間とは幸福とは・・・・

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    2012年02月11日
  • グイン・サーガ14 復讐の女神

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    アムネリスがアホ過ぎる。
    こんな女を将軍にしておくようなモンゴールも知れたもの。
    ナリスもいけ好かない。
    内容は特にない、進まない。

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    2012年02月02日
  • 狂桜記 -大正浪漫伝説-

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    こんな本書いていたとは知らなかった。
    作者晩年に得意だった大正ゴシックロマン?、桜屋敷と呼ばれる古い屋敷に住む人々をめぐる物語。屋敷には一族の他にも関係がよくわからない遠い親戚や食客、大勢の使用人などが溢れており、蔵には秘密めいた病人もいる。主人公の少年の目からこの閉鎖的な旧家の内情を描き、さまざまな人間関係や真の姿が徐々に明らかになっていくという話。栄華を誇る退廃的な一族が滅びていく姿を描かせるとこの作者はやはりうまい。

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    2011年08月11日