レダ 2

レダ 2

小説・文芸
616円 (税込)

3pt

3.0

理想社会のシティ・システムは完璧なもので、市民にとってそこは真の楽園であるはずだった。しかし少年イヴは、レダとアウラとの出会いにより、確実に新たな地平へと導かれてゆく。自身にふりかかる嫉妬、憎悪、そして愛を体験してゆくうちに、イヴはシティ・システムそのものが抱える問題に直面するのだった。レダ、アウラ、イヴをとりまく状況は、さまざまな人びとを巻き込んで少しずつその歪みを露呈し始めるのだった。

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レダ の一覧

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • レダ 1
    616円 (税込)
    ファー・イースト30。すべての人間が尊重され、社会秩序を乱そうとする者ですら《紊乱者》として容認される理想社会で、人々は自由を謳歌していた。そしてある日、少年イヴはレダに出会い、その銀色の髪と小枝のような肢体、そして風のように自由なレダの魂に魅了されてゆく。しかしこれは、ファー・イースト30の未来を揺るがす運命の出会いだったのだ! 栗本薫が、理想社会の矛盾と人間存在の問題を描く、未来SF大作。
  • レダ 2
    616円 (税込)
    理想社会のシティ・システムは完璧なもので、市民にとってそこは真の楽園であるはずだった。しかし少年イヴは、レダとアウラとの出会いにより、確実に新たな地平へと導かれてゆく。自身にふりかかる嫉妬、憎悪、そして愛を体験してゆくうちに、イヴはシティ・システムそのものが抱える問題に直面するのだった。レダ、アウラ、イヴをとりまく状況は、さまざまな人びとを巻き込んで少しずつその歪みを露呈し始めるのだった。
  • レダ 3
    616円 (税込)
    全世界がぼくの敵だった。ミラは自ら命を絶ち、ファンは永遠に去っていった。イヴとレダとの出会いに端を発した事件は、理想社会たらんとするシティそのものを巻き込み、ついには人類の存亡を左右する重大事となってゆくのだが、自己に目覚めたイヴは、レダへの愛を確かなものにしてゆく。多くのものを失いながらも歩き始める少年の成長を鮮やかに描き、人類のあり方に問題を投げかける未来SF大作完結篇。

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レダ 2 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     『レダ』ではいくつかの重要な哲学的問題が提示されている。

     自由、個と社会、自己の固有性・唯一性など、それはすなわち、思春期にわれわれ皆が多かれ少なかれ衝突する問題である。少年の「ぼく」や、イヴが独白し、あるいは周囲の人々が語りかける言葉にはいくつもの大問題が関わっているのだが、読者はそれを共感を持ってなぞっていくことができるだろう。

     「理想の社会」ファー・イースト30には何かが欠けている。人が人を害することがないように、強制力を伴わずに、極めて周到に管理されたシティ。II巻では、そこに欠けているものは、人と人とのなまの交流ではあることが示唆される。シティの人々は洗練されたカンバセーションの技術を使って、他人と真に関わらないようにしている。逆にいうと人と深く関わりを持たずになおかつ社会の中にある程度の係累を保ちたいタイプには具合のいい社会だとも思う。人間同士が衝突を繰り返すこの世の中を考えれば、植物のようにフラスコで孵卵し、血縁関係を排除した穏やかな環境の中ではぐくまれていくシティの人間たちの姿は、人類の問題のひとつの解決法であることに違いはない。ロハスなどといった考え方も終局的にはこのような植物型社会に行き着くのではないか。それでは嫌だと思っているのは実は作者であって、作者が強く他者を希求して叫んでいるのかと思えてくる。

     シティを愛し、シティと一体化したいという望みにまどろんでいた「ぼく」は、本巻で急に目覚め、シティの重要人物と丁々発止、議論を戦わせたりするのだが、あまりに成長が早い。いまだ目覚めたことがなかった者が新たに目覚めるにはもっともっと時間がかかると思う。まさに作者の生き霊が「ぼく」に憑依したかのようだ。

    0
    2016年02月09日

    Posted by ブクログ

    今の社会を反映しているような、シティ。
    イブ レダ アウラ 3人を翻弄しながら物語は
    進んでゆく。

    0
    2012年03月04日

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