栗本薫のレビュー一覧

  • グイン・サーガ外伝27 サリア遊廓の聖女3
    どこへ転がっていくのかと思うほどの展開が、
    最後にピタッとはまっていくのが心地いい。

    大満足の3冊。

    関連する外伝を読もうかなぁ


    黄金の盾も見事だったけど、このシリーズも見事!

  • 栗本薫・中島梓傑作電子全集3 [ぼくらの時代]

    ライト感覚な推理小説&青春小説

    江戸川乱歩賞受賞作の「ぼくらの時代」からはじまる作者と同名の栗本薫が大学のバンド仲間が殺人事件に巻き込まれながらも犯人を追い詰め対決していく。
    シリーズを通して大学生から大学を卒業しバンド仲間もそれぞれの道を進むも自分の居場所を見つけられず、もがいている主人公にさらに事件に巻き込まれ…。
    昔のバンド...続きを読む
  • 東京サーガ<矢代俊一シリーズ>外伝29 夜のタンゴ(2)
  • グイン・サーガ外伝1 七人の魔道師
    記念すべき外伝第1巻。本当におもしろくて何度読んだかわからないぐらいです。

    これが発刊したときには、まだ本編では「ノスフェラスの王」だったグインが、「ケイロニア豹頭王」と呼ばれているんですよ。(いづれはたどり着きましたが)
    最初読んだときは、「豹頭王」・・・ケイロニアの王まで行くんだ、とわくわくし...続きを読む
  • グイン・サーガ67 風の挽歌
    この巻はすごい。1巻にでてくるグインと一緒に戦った戦士、その会話にでてくる居酒屋を訪れ、この戦士の遺言をはたす。壮大な伏線回収。鳥肌ものです。
  • 滅びの風
    「私たちは、もう滅びているの」
    栗本薫の生死観。「滅び」の詰まった短編集。個の死と、人間の滅亡。時の流れと、地球のまたたき。あっという間に終わるのではなく、気づけばじわじわと、AIDSや戦争やその他の一つ一つは小さくても複雑な何かで、人類はゆっくりと「滅び」に向かって進み続けている。短編を読みその感...続きを読む
  • グイン・サーガ94 永遠への飛翔
    なんか、ここにきてすごく面白くなってきたグイン・サーガ。

    この巻では、グインの過去の事が少しずつ明らかになっていきます。

    明らかになったところで、グインはグインなのですが。

    アモンとの対決や、ノスフェラスにあった星舟の正体なども明らかに。
  • 里見八犬伝
     江戸時代の読本作家、曲亭馬琴が28年もかけて書き上げた、長編ファンタジー。一度は読んでみたいと思いながら、古文ということそれ以上に膨大な長さを思うと現代語訳でも手を出せないでいた。
     そこで見つけた、この少年少女古典文学館シリーズ。元々は1993年に出された本の再編集。栗本薫編訳、監修は司馬遼太郎...続きを読む
  • グイン・サーガ1 豹頭の仮面
    もう30年以上前になるが、中学生の頃夢中になって読んでいた。50巻ぐらいまで読んだ記憶があるが、
    だいぶ前に100巻を突破しており、ほぼ記憶に残っていないし、今から読むのはかなり覚悟が必要である。
    作者が亡くなった際に未完で終わるのかと残念に思っていたが、複数の小説家が協力して継続している
    ようで是...続きを読む
  • 六道ヶ辻 墨染の桜
    あるひとりの女性の視点で語られる、過ぎ去りし日の殺人事件。煌く思い出の中にあるドロドロとした人間関係、恋物語。読みはじめたら一思いです。
  • グイン・サーガ27 光の公女
    やっと文庫版を手に入れました。最新刊以外はなかなか置いてある書店が無いうえ、通販でも新品で続きの巻を揃えるのが難しい作品ですね…。

    さて、ついにイシュトヴァーンとアムネリスが相見える時が来ました。お互いに曰く付きの恋に傷つき、それぞれ多くの苦難を乗り越えてきた二人。イシュトヴァーンとアムネリスは、...続きを読む
  • グイン・サーガ28 アルセイスの秘密
    表紙が格好良すぎる。
    そして挿絵もだ。

    グインのストーリーラインがやはり一番の楽しみです。
    グラチウス成敗のため、ゴーラ皇帝サウル130世と手を取り、紅玉宮への道を作ろうと策を練るグイン。
    不穏な夜風に紛れて、グインに夢魔の如く近寄るグラチウスを、俗物と一喝するグインの渋さ。
  • グイン・サーガ5 辺境の王者
    ラゴンの虜囚となったグインですが、塩の原でたまたま手に入れていた棒が「アクラの使者」の印であることがわかり、ラゴンの信頼を手に入れます。しかし、約束の刻限までは1日しか残っていません。

    一方、グインなきセム族はモンゴール軍の猛攻にさらされ、いよいよ滅亡寸前。もう絶体絶命というところに、近道を通っ...続きを読む
  • グイン・サーガ4 ラゴンの虜囚
    辺境編第4巻「ラゴンの虜囚」では、引き続きセム族とモンゴールとのノスフェラスの戦いが繰り広げられます。セム族も善戦しますが、状況を打破するには至らず、グインはもう一つのノスフェラスの主、ラゴン族に応援を求める旅に出ます。でも、ラゴン族の住んでいるところさえもわからりません。しかし、狼王の導きによりた...続きを読む
  • グイン・サーガ3 ノスフェラスの戦い
    【再読】辺境の地ノスフェラスでセム族を率いるグイン。元からこの地の王であったかのような立ち居振る舞い。セム語も話せるし、グインの正体についての謎は深まるばかり。ノスフェラスに侵攻してきたモンゴール軍をあの手この手で迎え撃つ。不気味なカル・モルの登場、モンゴール軍の本当の目的とは、、、。4巻へ。
  • グイン・サーガ5 辺境の王者
    【再読】この巻にて辺境篇が終了。かなり満足感があるのに、この後130巻も続くなんて!そんな都合良くいくかって思うところもあるけど、やはり読ませるだけの魅力でいっぱい。セムとラゴンの王にと請われてまんざらでもないグインが素敵。さて、次巻からは少し退屈な宮廷陰謀モノ。スカールは好きだけど。
  • グイン・サーガ4 ラゴンの虜囚
    【再読】この巻は、何と言っても最後のシーンが強烈。グインの計略にかかり、セムの集落に引き込まれたモンゴール軍。そこに待ち受けていたのは原始的ながらもえげつない罠。アルゴンのエルになりすましていたイシュトヴァーンに騙されたマルス伯と、老ガランスが不憫でならない。
  • グイン・サーガ2 荒野の戦士
    【再読】ケス河、そして辺境の地ノスフェラスへとグインたちは逃げ延びて行く。そしてアムネリスたん登場、スニとの再会。盛り沢山の第二巻。一難去ってまた一難のグインたちを待ち受けるのは・・・。三巻へ。
  • グイン・サーガ142 翔けゆく風
    ヤガでのミロク大祭の後の顛末と、寂寂たるカメロンの野辺送り、そして、沿海州に逃れてきたヴァレリウスとアッシャのお話が合流します。

    人柄の良い、明るく篤実であったはずのマルコと、なんと元パロ王妃アルミナが登場し…いろいろ…というのがこの巻のおおきなトピックで、そこはお読み頂きたいと思います。が…まず...続きを読む
  • グイン・サーガ145 水晶宮の影
    ヤガが片付きワルスタットの方も一段落。
    で、グインは”あのお方”と・・・。

    今回も”あとがき”が面白いw
    ブラン君はハマダも好きですw
    マルコたちに囚われないでなんとか復活してほしいなあ~、
    苦労性はいいけど復讐までは背負ってほしくはないよ。

    次巻にも期待!