栗本薫のレビュー一覧
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グイン・サーガ1 豹頭の仮面
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グイン・サーガ1 豹頭の仮面
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グイン・サーガ128 謎の聖都
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Posted by ブクログ
ネタバレあとがきから読むのは適切ではないが、
ついついあとがきを読んでしまった。
本書を楽しむのには2つの方法があることがわかった。
1つは、素直に、この本を読むこと。
登場人物について、過去に知っていたことがあろうとなかろうと、
伊集院大介のように、無頓着に、透明に読むこと。
本書を読んで、栗本薫が期待している読者像が、伊集院大介であることがわかった。
過去の読書好きで徹夜してしまう話があった。
今回はジャズを聴いて徹夜してしまう。
栗本薫の望む読者なら、本書も楽しめるはずだ。
2つめは、あとがきに書かれているれている
関連書籍を先に読むこと。
キャバレー で登場する 八代俊一
たそがれのローレライ
死はやさしく奪う
水曜日のジゴロ で登場する 藤島樹
ヴァンパイア、ゾディアック で登場する 竜崎晶
その他 滝沢稔 通称 アトムくんが登場するさまざまな既刊書
これらを読んでいると楽しめることもある。
こちらも、よく考えたら、伊集院大介の読み方だ。
関連する文献をすべて読んでしまう習性があるらしい。
どちらにしても、栗本薫が期待している読者は、伊集院大介だと分かった作品でした。
伊集院大介が好きでない人は、本書を読んでもつまらないかもしれません。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ栗本薫の作品なので安心して読もうと思いました。
主人公の少女が幸福になって終わることを願っていました。
読み進むうちに、だんだん違和感が増してきました。
どうして栗本薫さんは、自分の世界に閉じこもっているのだろう。
もっと世の中に出て、大きな声で物をいった方がいいのではないかと感じました。
生前に栗本薫さんに一言だけ言っておけばよかったという悲しみのある一冊です。
自分の期待の甘さと、想像力の貧困に比べれば、
栗本薫の世界観の方が大きいのは分かります。
それでも何故、こんなに悲しい物語を書かないと行けなかったのでしょうか。
単なる量産という枠だけでは語れないような気がします。
墓前にお伺いを立てたいような気がします。 -
グイン・サーガ10 死の婚礼
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Posted by ブクログ
ネタバレ伊集院大介の助手となる滝沢稔(愛称:アトムくん)の出会いと,パソコン通信関連の殺人事件.
栗本薫が,特定のサービスを模型としていないというのがすごい.
こんなすごい本が出ていたことを知らなかったのは、とても恥ずかしい.
伊集院大介シリーズを読破しようと思ったのは正解だった.
サービスは,命名からはニフティが一番近そうな気がした.
最後の犯人特定の書き方が,ややチャットらしくないところと,
アトムくんがパソコン通信を始めたいきさつと、伊集院大介に教えるところがやや足早な感じがした.
全体を通じて,ネット社会の課題をあぶりだしているところがすごいと思った.
それだけでなく,ネット社会だけでなく、現実社会も仮面なのだということを指摘しているところが一番深い. -
Posted by ブクログ
ネタバレ伊集院大介シリーズの星ともいうべき作品です。
栗本薫が、伊集院大介や、滝沢稔のような透明感のある男性が好きなことが本書でもよく分かります。
解説からも読み取れるように、主人公は栗本薫の権化のような女性です。
透明感ある男性が好きなので、結局滝沢稔殻の情報を信じます。
解説で、栗本薫はハウステンボスがモデルではないことを断っています。
断れば断るだけ、長崎とハウステンボスから受けた印象が題材になっていることが分かります。
馬とテーマパークと雨。
ユニコーンを舞台にした小説として特筆できます。
アガサクリスティの推理小説ではないものがすばらしかったように。
あるいは推理小説の骨格が人間観察であるとのミスマープルのつぶやきにあるように。
栗本薫のよさは、推理ではなく、人間観察だと思います。
本書を読んで、人間観察の女王として、栗源薫は日本のアガサクリスティだと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ家にいっぱい栗本薫の本がありました。
どの本もあとがきを読んで、文章がうまいなと関心していました。
中身は、苦手なものが多かったので、食わず嫌いで来ました。
最近、探偵ものを読むようになったので、伊集院大介シリーズなら読めるのではないかと思い、初めて中身を読みました。
最初の、「グルメ恐怖症」は、出版者と執筆者の関係がわかって、とても面白く読めました。
大人の社会というか、犯罪にならない計画殺人というか。
伊集院大介も、証言だけ取って、それ以上のことは依頼されていないのでしないという大人の対応には脱帽しました。
伊集院大介シリーズをこれから読もうという気になりました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ作家で名探偵の栗本薫(男性)と、 名探偵の伊集院大介とワトソン役の森かおるのコンビが登場する。
後書きによると,
栗本薫(男性)は,著者 栗本薫(女性)の分身だが、
森かおるの方は、分身としての親しみがなくなっているとのこと。
それで、伊集院シリーズでは,途中からワトソン役が滝沢稔に変わったのだということが理解できました。
シャーロックホームズ対ルパンのような劇的な対決ではなく、
一方が事件の当事者に近く、他方が傍観者的な立場という
名探偵の立場の違いを利用して、うまく役割分担をさせている。
途中あkら森かおるが多忙で上場しなくなるのがやや不自然。
著者が自分が作り出した性格を,自分で嫌いになるというのも面白い。
ところでお話は、ある数奇な芸能人一家の物語と、
恋する栗本薫のお話に,伊集院大介が割り込んでくるというもの。
(下)では、連続殺人が頂点に達し、解決の解説が始まる。