栗本薫のレビュー一覧
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外伝26
栗本先生の死後、ずっと離れていたグイン・サーガの
世界に、どっぷりはまったー!
初めて、7人の魔導師を読んだ時のおどろおどろしい
暗いパワーに圧倒された感じと、血湧き肉躍る感じ、
を思い出しつつ、ふたたび味わうことができた!
本篇でのエピソードも織り交ぜてあって、
いちいちその話を思...続きを読むPosted by ブクログ -
本当にブランがここまで大物になるとは・・・
表紙絵ブランくんだよね?
(ヴァレリウスと同じく苦労人枠ですなw)
もう”スーパー魔道ジジィ大戦”ですよ。
ずっとこのターンで良いよ♪
次からはケイロニア編、ちょいと暗くてツラいなあ~・・・。Posted by ブクログ -
この回は壮大な愛の物語。だけど、どこかにダークな部分も感じるけど。
リンダに思いを寄せるアウレリアスは、成り行きでナリスを決闘をすることに。
決闘に敗れたナリス。その時、リンダに信託が下り、ついに二人に運命の時が訪れまるというお話。
愛の物語の裏にナリスのダークな部分が垣間見られ、物語を複雑にし...続きを読むPosted by ブクログ -
栗本薫さんが亡くなってから、
絶対に他の人の書いたグインは読まない!と思っていました。
でもあれから7年…
栗本さんの遺志を継いでいる方達を見て、
もう一度だけグインワールドに触れたくなって。
第一話は微かな違和感があったのですが、
ページが進むにつれてどんどん引き込まれました。
大好きなキャ...続きを読むPosted by ブクログ -
ついにクム軍を破り、モンゴールの復活を宣言するアムネリス。イシュトヴァーンも臣下として最大限の栄誉を受けますが、窮屈な宮廷の中で彼の心はますます鬱屈したものになっていきます。
そして、赤い盗賊団はアリストートスの卑劣で容赦ない奸計により、すさまじい最期を遂げます。
さらに、イシュトヴァーンとアリスト...続きを読むPosted by ブクログ -
確かにこの巻は”あとがき”から読んで件の虫の部分は
すっ飛ばして読むのがよろしいかとw
(自分は毎度あとがきから読む派で^^;注意しながらも
さらっと読み飛ばしましたw)
で、肝心の内容ですがヤガでブランにミロクの老僧達、
グインにヴァレリウスたちにスカールまで出てきて結構核心部分。
物語がさくさ...続きを読むPosted by ブクログ -
ついに闇の司祭グラチウスとの闘いを終え、グインは自分の過去の一部を知ることになります。そして、ユラニア宮廷での御前試合を終え、グインはケイロニアに凱旋します。サイロン宮廷でグインを待ち構えていた衝撃の運命。そして、シルヴィアとの新しい展開。グインの運命いかに。Posted by ブクログ
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アムネリスはイシュトバーンの手引きの下、ついにクムからの脱出を目指します。
一方、ケイロニアの首都アルセイスにわけいったグインは、闇の司祭グラチウスと見えます。
グラチウスによってグインはユラニアに巣食う陰謀を知るとともに、ノスフェラスのラゴンやセムとの再会を果たしますが、これらは全てグインを我が物...続きを読むPosted by ブクログ -
再読。
この巻は好きな巻の一つです。とっても悲しい、切ない、非情なこともありますが、今後の展開のカギとなるような不思議な生物?、そしてリンダ達がやっと安全なアルゴスへと辿り着きました。
ミアイル公子とユナス伯、マリウスとのやりとりにほのぼのとしたのも束の間、ナリスの非情な命令が!
傷付いたマリウ...続きを読むPosted by ブクログ -
良いねえ、グインを中心としたケイロニアの陰謀のはじまりはじまり。オクタビアの即位に合わせて起こる阻止派との戦いに魔道の力が及ぶ。またシルビアの子供のシリウスが今後どのように関わっていくか。 うーん、今日一気読みしてしまったのはもったいなかったかな。Posted by ブクログ
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再読。
グイン・サーガの中で間違いなく一番読んだ回数が多い1巻(笑)。初めて読んだ頃は『光の公女』まで刊行されていて、それこそ寝る間も惜しんで一気に読みました。やっぱり当初の方がファンタジーらしいですね。
突然現れた訳ありな高貴な双子、豹頭の謎の男、そしてどんな生物がいるのか人も入りたがらない辺境の...続きを読むPosted by ブクログ -
ついに、イシュトヴァーンとアムネリスがまみえます。王を目指すイシュト、虜囚の身からの解放を願うアムネリスの利害が一致。お互い手を組むことになります。
それにしても、今巻は登場人物の心情描写が凄いね。イシュトとアリのただならぬ関係。アムネリスとフロリーの関係。ナリスへのアムネリスの思い。そして、イシュ...続きを読むPosted by ブクログ -
読み終わりました。グイン・サーガの外伝ですが、今までのものと異なり短篇集です。
思春期のマリウスとアルド・ナリスの物語。レムスのアルゴスでのファンタジーのような恋物語。肉体が滅んでも永遠に生き続く呪いをかけられた城の物語。ヨツンヘイムでの黒巨人との戦いの物語。ダークランドでの妖樹との戦いの物語。
い...続きを読むPosted by ブクログ -
グイン・サーガの続編プロジェクトの作家さんの中で、宵野ゆめ氏が一番栗本薫の空気に似ていると思います。作家の技量とか、作品の面白さとは別に、一番栗本グインに近いと思うのです。
ケイロニア、そうなるかーっと、面白かったです。Posted by ブクログ -
グインの愛妾、ヴァルーサの話。
これを読んでから「七人の魔導士」を読み返すのもいいかも。
栗本薫が書いていないのに、ちゃんと世界観がつながり、本編ともきちんと流れが合ってさすが!
本編ではグインの子達を出産したことで、これからどんどん登場してくるのかな?
表紙もイメージ通りで素敵です♪
関係ないけ...続きを読むPosted by ブクログ -
ケイロニアの跡継ぎ問題やら、グインの子供の誕生、罪の王子シリウス・シルヴィアの行方など、盛りだくさん。
予想が当たり、ケイロニアの皇帝を継いだのは、あの人。
ラストの剣の誓いの場面、グインがアキレウス皇帝に剣の誓いをした場面が蘇って感動しました♪Posted by ブクログ -
いやあ、栗本薫で亡くなってなって先がどうなるかと思ったけど、結構いろいろ起伏がありはらはらしながら話が進んでいる。
今回はアキレウスケイロニア大帝が崩御して後継者がどうなるかと言うことであったが、最後はオクタビアが後を継いだ。波乱に満ちたここまでの経緯が最後に一気に昇華するとは思わなかったが、さすが...続きを読むPosted by ブクログ -
円城寺忍って誰?って思ったらグイン・サーガ続編プロジェクトの「グイン・サーガ トリビュート・コンテスト」で優秀賞を取って本作でデビューした作家さんのようです。
東京大学大学院工学系研究科博士課程修了とは、作家としては珍しい学歴ですね。
とても面白かったし、外伝としての怪しさ・耽美さもあってよかっ...続きを読むPosted by ブクログ -
ついに皇后と皇弟の陰謀が明らかになり、悲劇的な最期を迎えます。
やおい小説を突き進んでいた、マリウスとオクタヴィアも、ついに秘密を打ち明けあい、婚約を果たします。
母を失いグインを憎むシルヴィア。グインに不安を抱きだしたアキレウス帝。モンゴール復活へのきっかけをつかもうとするアムネリス。苛烈な王とな...続きを読むPosted by ブクログ -
ケイロニア皇帝をめぐる陰謀がついに明らかになるなか、皇帝即位の記念式典はそのことを伏せたままいよいよ当日を迎えます。
イリスの宿願もいよいよ果たせられる日が近づいていきます。
各国の使節が集まるなか、グインとヴァレリウス、シルヴィアとグイン、グインをめぐる人も次第に絡み合って行きます。
そして、イリ...続きを読むPosted by ブクログ