【感想・ネタバレ】グイン・サーガ外伝1 七人の魔道師のレビュー

あらすじ

幾多の冒険をへたのち、いまは中原の大国ケイロニアの王となった豹頭の戦士グイン。だが、数奇なる運命の糸に導かれる彼には、平穏な日々の訪れることはなかった。邪悪なものの影は、まず恐るべき悪疫の姿をとってケイロニアの都サイロンを襲った。しかし、それはサイロンが迎える災厄のほんの一端でしかなかったのだ! 魅惑の外伝ここに登場!(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)

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Posted by ブクログ

文句なしに好きです。グイン・サーガの醍醐味がぎゅっとつまったような一冊。
やっと本編がここに繋がったというのに・・・ああ・・・

1
2009年10月23日

Posted by ブクログ

グイン・サーガ初の外伝、しかもこの話が書かれた頃の本伝では、グインは、まだどの国にも属さない一介の戦士でしかない。ケイロニアの国王になっているグイン、ここに辿り着くまでに作者栗本薫が130巻も書き継いでいるのがすごい。作者亡き後、ここから続編が続けられているのもすごい。それにしても、こんなに早くからヤンダルゾックがグインの宿敵として描かれているとは。本編にも劣らないヒロイック・ファンタジー感が強く出ているのがとてもいい。

0
2025年09月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

記念すべき外伝第1巻。本当におもしろくて何度読んだかわからないぐらいです。

これが発刊したときには、まだ本編では「ノスフェラスの王」だったグインが、「ケイロニア豹頭王」と呼ばれているんですよ。(いづれはたどり着きましたが)
最初読んだときは、「豹頭王」・・・ケイロニアの王まで行くんだ、とわくわくしていました。
グインサーガの全てがここに詰まっていると言っても過言ではない、これは最高におもしろい小説です。

0
2023年03月03日

Posted by ブクログ

物語は本編よりかなり後の時代を描きます。
グインはケイロニアの王となっていますが、その首都サイロンに黒死病の嵐が巻き起こります。グインはそれを防ぎますが、それは本当の恐怖の前触れでしかないのでした。
600年に1度の惑星直列。そして、そのカギを握るグインをめがけ、太古から生きながらえてきた魔道師たちが襲いかかります。
そして、意外な人物が最大の敵であると知れ、グインはいよいよ追い込まれます。
グインは自らに降りかかった災厄を振り払うことができるのか?

まさに息をもつかせぬ展開。人知を超えた魔道の炸裂。勢いであっという間に読み切れる傑作ですよ。

プロローグ
サイロンの悪夢
ルールパの顔
七人の魔道師
黒魔肢の死闘
エピローグ

著者:栗本薫(1953-2009、葛飾区、作家)
解説:鏡明(1948-、山形県、小説家)

0
2018年12月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

再読。最初に読んだ時はもっと魔界的なものを感じたのですが、今回はさらりと読めました。グインの世界を最初より知っているからかもしれません。
政治的な駆け引きの巻も三国志的な要素で面白いのですが、ファンタジーなので剣と妖の登場するこういう巻も胸躍ります。
グイン正伝も半ばぐらいしか読んでいないので幾分的外れな感想になるかもしれませんが、シルヴィアのグインに対する言葉に違和感があります。私が読んでいない後半にいろいろなことがあってのことだと思いますが、グインって報われないなぁ・・と思ってしまいました。まぁ、ヴァルーサがいるからいいけど^^

0
2016年08月15日

Posted by ブクログ

幾多の冒険をへたのち、いまは中原の大国ケイロニアの王となった豹頭の戦士グイン。だが、数奇なる運命の糸に導かれる彼には、平穏な日々の訪れることはなかった。邪悪なものの影は、まず恐るべき悪疫の姿をとってケイロニアの都サイロンを襲った。しかし、それはサイロンが迎える災厄のほんの一端でしかなかったのだ!――グインと邪悪なものとの人知を越えた死闘が始まった。グイン・サーガ中の1エピソード、ここに登場

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2009年10月04日

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