【感想・ネタバレ】グイン・サーガ外伝27 サリア遊廓の聖女1のレビュー

あらすじ

公子暗殺の濡れ衣を着せられた吟遊詩人マリウスが、放浪のなか、クムの一大歓楽都市タイスで出会った一人の女性をめぐる大冒険!

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Posted by ブクログ

グイン・サーガ最新作。今回は外伝。
同シリーズ外伝『黄金の盾』を執筆した円城寺忍さんの作。

クムのタイス。快楽の都を訪れたマリウスが、ミアイル公子殺害事件とナリス婚礼襲撃事件の直後にタイスに滞在した折の、遊郭での恋と冒険を回想するというもの。

タイスでは、遊女見習いの美少女が拐かされる事件が続発していた。そんな時、モンゴールのミアイル公子殺害事件の濡れ衣も晴らせぬまま、パロの義兄ナリス死亡の噂を聞いたマリウスは、調査を試みようとしていた、ところが、美少女誘拐の犯人に間違われ、遊郭で過ごすことになる。犯人疑惑は晴れたものの、どうもきな臭い。
おまけに花魁格の遊女ジャスミンは、マリウスをしっているようで…。

とまあ、1巻ではまだ導入。ここからどうなるのだろう?という引っ張り具合は上手い。逆に言うと、後続の残り2巻を、最後まで読まないと、事の真相はわからないのだろう。そのペース配分の妙は、流石だと思う。本編の栗本氏はじめ、他の執筆陣との違和感もない。

ここから、本編で既にパロの第一王位継承者になっているマリウスが、忘れがたく胸に残した恋が、如何に花開き、如何に散りゆくのか。勝負はここからである。さあさあ、さっさと続きにかかろう。うん。それがいい。

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2023年08月31日

Posted by ブクログ

グイン・サーガ外伝。マリウスが主人公のタイスの遊郭モノで、遊女の見習いの少女が売春させられるという展開にやや引くが、ぼちぼち読んでいきたい。

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2025年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

マリウスの回想。モンゴール戦没にてミアイルの暗殺を目の当たりにして逃げ出した頃。ナリス死すの噂を聞き、情報を集めようとクムはタイスに。
西と東の遊廊があり、西が国に認められてるもの。東で陰謀、西で惨劇。西のナンバーワンジャスミンは、どうやらパロ出身でマリウスとは縁があったようだ。続く

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2023年06月02日

Posted by ブクログ

前作の「黄金の盾」が面白かったので、ワクワクしながら読みました。
今回は3作毎月発売、ということで。
まずは序章にあたる一作目。
この巻だけでは評価が難しいのですが、この後の期待を込めつつ星3、で。

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2023年05月18日

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ビックリ。思いがけない外伝だ。修飾が長く映像がイメージしやすい書きぶりは、栗本薫さんの文を彷彿とさせられる。
時は、ミアイル公子暗殺事件直後、マリウスがグインと出会う前。場所は、クムのタイス。世間の注目が集まるパロ-モンゴールの影になる場所で、外伝にふさわしい時と場所だ。
欲望渦巻くタイスで進行する陰謀が明らかになる。さらに、マリウスを知る遊女の存在も、波乱を呼びそう。これからどう展開するのだろうか?楽しみだ。

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2023年04月15日

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ネタバレ

全3巻。三ヶ月連続刊行と、16年ぶりの「月刊グインサーガ 」状態に?

舞台はクム、快楽の都タイス。主人公はマリウス。時系列的には、ミアイルさまの例の事件(10巻)直後。

その後、タイスを再訪した(110巻)あたりから、マリウス自身が回想しているという設定。

ミステリ的な要素もありつつ、マリウスの出自に関するネタも絡むみたいですね。

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2023年04月03日

シリーズ作品レビュー

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