あらすじ
伝説のクルドの財宝を求めるイシュトヴァーンたちは、ついに決定的な手がかりを入手した。しかし海賊によって仲間は次々と殺され、船に火をかけられたうえに、残ったイシュトヴァーンたちは囚われの身となってしまう。はたして財宝の行方は? 後のゴーラの狂王、若き日のエピソード完結。(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)
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Posted by ブクログ
黒い公爵ラドゥに助けられて、
財宝探しの旅が続くんだけれど、
船を仲間を無くしたイシュトが
しょんぼり静かすぎて儚げなお姫様扱いw
ラドゥもなかなか魅力的な人物だったなぁ
宝探しは最後の一章だけで、
あとはイシュトの喪失感や迷いが語られてるので、
トレジャーハンターものと思ってたけど
全然違う
合間にゴーラの王としてのイシュトがでてくるからこそ、
巡ってきた人生の壮絶さと不思議さが
際だっている。
読んだあと、 少年期の終わりに立ち会ったかのような
しんみりした感じ
他のイシュトの外伝も読み直したくなった