栗本薫のレビュー一覧
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先日亡くなられた栗本薫氏の超有名シリーズ「グイン・サーガ」の第1巻です。
既に出版されているのは正伝129巻・外伝21巻で未完に終わった大シリーズの第1巻で、1979年に出版されましたが、後に1983年に改訂されました。
物語はモンゴールに攻め落とされ、父王夫妻を殺害された世継ぎの双生児レムスとリンダ。そして彼らがルードの森で出会う豹頭の戦士グイン。彼らを中心に様々な人間模様が描かれる大河ドラマです。
第1巻では、彼らの出会い、モンゴールによる捕縛、スタフォロス砦でのイシュトヴァーンやスニ、オロとの出会い、ヴァーノン伯爵との戦い等が描かれます。
2009年4月からNHKでアニメ化されまし -
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グイン・サーガの外伝で、ミュージカルにもなった作品です。
イシュトヴァーン20歳の恋物語で、内容的には「おいおいそんなことあるか?」という感じはあるし、グイン・サーガ的な陰謀や活劇もなくて、まあ凡庸かなぁ。
ところで、本編では22歳の傭兵として登場するイシュトヴァーンですが、この作品では海賊船の首領で、子分もいっぱい。ってことはこの後傭兵に身を崩す何かがあったってことだよねぇ。子分たちはどこ行ったの?船はどうなったの?
そんなことの方が気になる一冊です。
マグノリアの島
夜光虫の恋唄
マグノリア祭
いつか
著者:栗本薫(1953-2009、葛飾区、小説家)
解説:あかぎはるな(栗本薫の別 -
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無人島に漂着した一行。行方不明になっていたグインも不思議な性で再合流。そしてそこの洞窟で彼らが見た不思議な光景。光の子らが守る不思議な機械。手も足も顔もない異様な赤児。島が避けて飛んでいく光球。そして、それらに共鳴するリンダの予知力。これらはグインの過去に何か関係があるのでしょうか?
船にたどり着いた彼らはアグラーヤの御座船に拾われます。アグラーヤで即位の名乗りをあげるレムス。いよいよ彼らはパロ奪還に向けアルゴスに向かいます。その中でリンダとイシュトバーンの関係にも変化が。
そしてモンゴールでは、アルド・ナリスの恐ろしい陰謀で世継ぎミハイル公子が毒牙にかかります。
そして、遂に婚礼の日を迎えま -
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ついにアルド・ナリスとアムネリスの婚礼の朝を迎えます。サリアの前で応援の愛を誓うかと見えたその時、想像もつかない恐ろしい事件が起こります。
悲しみにくれるアムネリス。弟ミハイルの訃報を聞いても流す涙さえもうありません。ところが死んだはずの人が実は…。そんなことは知るよしもないアムネリスは泣く泣くトーラスへむかいます。
何という卑劣、何という企み、目的のためにはどこまでも手段を選ばないナリス。
きっと刀を入れ替えたのも、アストリアスを逃したのもナリスに違いないと思うんですがなぁ。
前夜
サリアの日
死の婚礼
喪服の花嫁
著者:栗本薫(1953-2009、葛飾区、作家) -
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グインサーガ3巻の時点でイドを使っての反撃だったんですね。てっきりマルス伯憤死の時がイドの話だった気がしていましたが、すっかり記憶がこんがらがっていました。
昔読んだ時よりもセム族にとっても愛情を感じます。前は知能のあるお猿さんとしか思っていませんでしたが、信頼すると深い愛情を示してくれる彼らの言動にグッときます。グインが後年セムやラゴンとの生活を懐かしく感じる気持ちがよく分かります。率直で愛情深くて、見た目のちがいで排除することなく受け入れる度量の深さは、その懐に入ってしまえば人間界よりよっぽど居心地が良さそうです。
アムネリスが冷徹な将軍としてぶいぶい言わせていますが、後年の恵まれない姿を -
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再び中原へ戻って参りまして2巻目。何も見なくてもほぼほぼ展開分かるのですがそれでも懐かしさで胸がいっぱい。高校からの青春の日々とリンクしてしまうのでなかなか冷静な評価は難しいものがあります。もう何冊か読むと冷静になれると思うんですけどね。
スタフォロス城を脱出したグイン、リンダ、レムス、スニ、そしてそして一番迷走する事になるイシュトヴァーンが元気いっぱいで微笑ましい。暗黒のケス川のビッグマウスも元気一杯に一行を食い殺そうとするし、モンゴールの公女将軍のアムネリスも冷徹ながら初々しい堅苦しさ。そう、そうだったなあ最初の頃の冒険譚は神の域だったんだ。こんなの初見で読んだらわくわくして眠れないです -
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本をここまで読むきっかけになったのは、中学校3年の時に行ったスキー旅行。友達から言われた「たまにはお前も本読めよ」という言葉でした。その時に富山の本屋さんで見かけたグインサーガという本。実はファミコン通信、通商ファミ通の広告にグインサーガの31巻の広告がついていたのでした。なじみ深いファイナルファンタジーのデザインをしていた天野喜孝氏の美麗な表紙に、なんだかわからないけれどゲームの世界みたいで面白そうだと漠然と思っていました。
そして富山の本屋さんににズラリと並んだグインサーガから一番かっこよかった28巻「アルセイスの秘密」を手に取りました。なんで1巻からじゃなかったかって?こんなに長い本が存 -
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Posted by ブクログ
ネタバレついにクム軍を破り、モンゴールの復活を宣言するアムネリス。イシュトヴァーンも臣下として最大限の栄誉を受けますが、窮屈な宮廷の中で彼の心はますます鬱屈したものになっていきます。
そして、赤い盗賊団はアリストートスの卑劣で容赦ない奸計により、すさまじい最期を遂げます。
さらに、イシュトヴァーンとアリストートスの本心を見抜くアレン・ドルフェスの登場が、物語にさらに深い影を落とします。
このサーガの登場人物は概ね単純な性格付けがされていますが、イシュトヴァーンの複雑で屈折した性格は出色ですね。ますます暗黒面に引き込まれていくイシュトヴァーンのこれからに注目です。 -
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