栗本薫のレビュー一覧

  • 真・天狼星 ゾディアック4

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    伊集院大介シリーズ

    舞台終了後ニューヨークの捜査官と情報交換を行う伊集院大介。トーキョー・ヴァンパイア事件の様子。事件関係者の中で怪しい動きを見せる牧村レオナ。レオナがはまっていたバンド・ゾディアック。ゾディアックのCDに隠された秘密。再び晶の周囲で起きた殺人事件。赤星アンナの代役・高村亜紀の殺害事件。晶をわざと怒らせようとする舞台のメンバーたち。シリウス、刀根の影。

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    2013年06月04日
  • 真・天狼星 ゾディアック3

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    伊集院大介シリーズ

    晶が巻き込まれた赤星アンナ殺害事件。現場で刀根を目撃したと証言する晶。事件とゾディアック・カードの関係に注目する伊集院大介。シリウスの存在を感じ始めめ捜査を開始する。晶の初の主役舞台『炎のポセイドニア』の開幕。悪の王子アデルを演じる晶。圧倒的な存在感で一躍スターになった晶。舞台を鑑賞する伊集院大介とアトムくん、山科警視一家。

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    2013年06月04日
  • 真・天狼星 ゾディアック2

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    ネタバレ

    伊集院大介シリーズ

    東京ヴァンパイア事件で唯一の男性被害者・飯島賢一の所有していた謎のバンド「ゾディアック」のCDから事件解決のヒントを得ようとする伊集院大介。飯島賢一が拉致されたと思われるカラオケルームで体験したゾディアックの音楽。音楽に隠されたサブリミナル。ゾディアックカードの存在。竜崎晶の主演舞台で起きた殺人事件。女優・赤星アンナの殺害事件。晶の周囲に現れる刀根の影。シリウス復活を予想する伊集院大介。

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    2013年04月24日
  • 真・天狼星 ゾディアック1

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    ネタバレ

    伊集院大介シリーズ

    東京のビルで発見された3人の女性の死体。激しい性的暴行の末に死体を損壊された被害者たち。同じく損壊された男性の死体の発見。ニューヨークで起きた「トーキョーヴァンパイア事件」との関連。ニューヨークで発見された被害者の遺体。損壊はしていないが状況は同じ。警察に送り付けられたコーティングされた男性器。竜崎晶に近づきた女性・松崎レオナ。彼女の失踪を捜査する伊集院大介。松崎レオナの遺体発見。腹を裂かれてコートを腹に詰められた遺体。

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    2013年04月19日
  • 嘘は罪(上)

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    ネタバレ

    東京サーガという音楽関係者の物語。

    栗本薫も音楽活動をしているせいか,
    妙にバンドの裏側に詳しい。

    新宿界隈の裏社会の話も現実味が半端無い。

    それ以外の話題には触れたくないが,
    栗本薫の本領発揮なのだろう。

    裏があるから表があるのだということが分かる。

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    2013年03月09日
  • 嘘は罪(下)

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    ネタバレ

    東京サーガという音楽関係者の物語。

    栗本薫も音楽活動をしているせいか,
    妙にバンドの裏側に詳しい。

    新宿界隈の裏社会の話も現実味が半端無い。

    それ以外の話題には触れたくないが,
    栗本薫の本領発揮なのだろう。

    裏があるから表があるのだということが分かる。

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    2013年03月09日
  • 栗本薫の里見八犬伝 シリーズ古典(8)

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    すっごく面白かった!!!
    「"伏"を読む前に!」
    と思って手に取った 作品だったが
    本当に手にとってよかったと思っている。

    最初の伏姫の物語は有り得ないことの連続に圧倒されながらあっという間に終わってしまった。
    その後始まる八犬士の物語は偶然のような
    必然の出来事が積み重なり綴られていく…。

    全て書いてあると思っていたら書いてなかった…!それが残念でした。
    なのでサラッと導入部だけ読みたい人にはおすすめかも…。でもしっかり読みたい人にはおすすめしないです。

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    2013年02月11日
  • グイン・サーガ2 荒野の戦士

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    ネタバレ

    面白かった。段々慣れてきたかも。レムスが「(目は)早くもはじまった苦痛とリンダのほのめかしと双方で、涙でいっぱいになっていた。」「ぼく、死にたくないよ」グインは怒ろうとするリンダを笑ってなだめた。「パロの王女よ、誰もがお前のように心高く、そして強く直に生まれついたとは限らぬのか。お前のようでない魂をとがめるにはあたらん、たとえそれがお前と同じ顔についていてもな。」「ーーそれにレムス王子。お前も、なかなか立派な子どもだぞ。世継ぎの王子ともあろう身が、ためらうことなく、死にたくないと正直にはなかなか口にできぬものだ。お前もどうして凡夫だとは俺は思わん」「ぼくを馬鹿にしているんだね」情けなそうにレム

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    2013年01月16日
  • グイン・サーガ14 復讐の女神

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    死んだはずの愛する人、アルド・ナリスが実は生きており、モンゴールに叛旗を翻したことを知ったアムネリス。タイトルとおり復讐の女神と化した彼女は大軍を率いてパロへ。ところが、そこにスカール率いる草原の民が襲いかかります。
    一方、クリスタルを包囲するタイラントは、アルド・ナリスの計略にはまり、劣勢を余儀なくされて行きます。そして、魔導師の影が…
    第二黒竜戦役もいよいよクライマックスを迎えます。

    霹靂
    幻の軍勢
    如何なる星の下に(一)
    援軍到着せず

    著者:栗本薫(1953-2009、葛飾区、作家)

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    2019年02月04日
  • 真夜中の天使3

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    ネタバレ

    著者の原点は,真夜中の天使,翼あるもの,レダのシリーズとのことが,3巻のあとがきに書かれている。

    栗本薫という作家を理解したいので,読もうと思い購入しました。

    1度読んだだけでは、中身を把握していません。

    すこしづつ、読み返してから,感想を書き直します。

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    2012年09月24日
  • 六道ヶ辻 ウンター・デン・リンデンの薔薇

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    笙子と摩由璃の二人を最初は微笑ましく見ていたが、どんどん不穏な空気を纏っていく。
    平凡な同級たちは、その誰も寄せ付けない関係に甘美な羨望を向けると同時に、畏怖を抱く。
    妖しげな魅力で人々を引きつけた彼女たちは、悪魔のような復讐と歪んだ理想郷に踏み込む。
    耽美でダークな重厚な世界観がすごく私好みでした。
    ただ、最後に淡々と語られた笙子の弟への仕業に、本当に狂ってる…と思わざるえなかった。
    この件は必要だったのか?
    抵抗もなくこんなことをしてしまえる程に男という人種を憎んでいたのか、と摩由璃の後ろ暗い過去から邪推してしまう。

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    2012年09月24日
  • ぼくらの世界

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    ネタバレ

    「ぼくらの時代」が賞を取ったことをもじったもの。

    自分の経験を,主人公を名前を同じにして,
    男性に変換して書き下したもの。

    ぼくらの時代よりは,こなれていて,
    栗本薫節が流れている。

    身近な人が亡くなったことに対する
    恐怖,哀悼がないのがちょっと残念な感じもする。

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    2012年09月13日
  • グイン・サーガ1 豹頭の仮面

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    私が言っても何の説得力もないでしょーが、
    これでもこれまで数え切れないほどの本や映画をみてきた。

    栗本薫は日本で一番文章がうまい作家であり、
    グイン・サーガは世界最高の物語であると断言する。

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    2012年08月30日
  • グイン・サーガ外伝19 初恋

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    ネタバレ

    ナリス19歳。彼はすでにクリスタル公という、パロの重要な役職にあった。適任をあやぶむ声のなか、忠実で的確な任務の遂行ぶりに、評価は高まってきていたが、その一方で、宮廷一の美女、フェリシアと熱く危険な逢瀬を重ねる、物憂くも多忙な日々を過ごしていた。そして、いつになく雨の多い春、美しく冷徹なクリスタル大公としてその名が知られることになるナリスの、孤独な心を育てる発端となった事件が静かに幕を開ける。

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    2012年08月18日
  • 樹霊の塔 伊集院大介の聖域

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    ネタバレ

    栗本薫の作品なので安心して読もうと思いました。
    主人公の少女が幸福になって終わることを願っていました。

    読み進むうちに、だんだん違和感が増してきました。
    どうして栗本薫さんは、自分の世界に閉じこもっているのだろう。

    もっと世の中に出て、大きな声で物をいった方がいいのではないかと感じました。
    生前に栗本薫さんに一言だけ言っておけばよかったという悲しみのある一冊です。

    自分の期待の甘さと、想像力の貧困に比べれば、
    栗本薫の世界観の方が大きいのは分かります。

    それでも何故、こんなに悲しい物語を書かないと行けなかったのでしょうか。
    単なる量産という枠だけでは語れないような気がします。

    墓前に

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    2012年08月06日
  • グイン・サーガ123 風雲への序章

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    123巻の果てに、物語はやっと本編に突入って ...

    ひさびさにおもしろい巻です。
    グイン、イシュトがそれぞれの国のあるべき身となり、パロが巻き込まれていく三国志時代へ。

    栗本さんのあとがきがさらに読者の焦燥感、次へ次へと誘う

    一気読みでした♪

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    2012年07月21日
  • コイシラズ YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS

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    ネタバレ

    しゅんちゃんの姫ぶりがすごくいい。
    あーいう受けと少し強引なトコのある攻めの絡みはとっても好みです。栗本さんの小説は読んでないのでBL要素がこんなにあるとは思えないけどとっても魅力あるお話に仕上がっていると思います。続編とか期待したいな!

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    2012年07月01日
  • ゲルニカ1984年

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    オーウェルの1984を読み、これを読んだのが高校生の時。ピカソのゲルニカを見たくてスペインに留学し、改めていろいろ考えた本。何が狂気で何が正常なのか。ベクトルは違うが伊藤計劃の作品と通じる気もする。
    結局自分は正常や普通という言葉に違和感を感じるんだろう、それを表現している本に会うのが好きなのだろうと、初めに考えた本。

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    2012年06月25日
  • グイン・サーガ1 豹頭の仮面

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    中学から読み始め、留学時代にも、新刊が出るたび書店アルバイトだった妹に懇願して送ってもらったグインサーガ。途中の展開の遅さや、文体のくどさに辟易したこともあったけど、やはり自分の読書歴の中で捨てられない作品。未完のままで置いてほしいのか、他の作家でもいいから完結させてほしいのかすら、まだ判断がつかない。

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    2012年06月25日
  • グイン・サーガ130 見知らぬ明日

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    さよならグイン。
    ありがとう栗本薫。
    グダグダな点もあったけど
    この巻のあとがきのようにグインたちの人生を
    自分も一緒に歩んでいたのかと思うと感慨深いものがある。

    栗本薫に哀悼の意を捧げます。
    で、☆x5。

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    2012年04月08日