栗本薫のレビュー一覧
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表紙がナリス様だから、パロが舞台かと思いきや、
パロから逃れたグイン達のお話がメイン
とはいえ、スーティとスカールの再会や、
煙とパイプ亭の一家や、
沿州国のお偉いさん達や、
ドライドン騎士団やブランのこと、
パロのナリスとイシュトのこと、など
まあ、あちこちの風景を見せてくれて、さすが五代さん...続きを読むPosted by ブクログ -
『キャバレー』がとても面白かったので購入。
遠慮ない熱っぽさがすごくいいです。
でもやっぱり漫画になっちゃうと『キャバレー』では気にならなかった古くささが際立つというか…ポエム?みたいなところがあります。そこがいい!という人もいるとは思いますが。
絵もやや古い感じはありますが綺麗なのでおすすめ...続きを読む匿名 -
グイン、また消える。
なんか、このシーンを書くために、作者さんが92巻もついやして書いたのかぁ。と、感動しました。
ここまでかなりの巻数でしたが、ついやしたかいはあったと思います。Posted by ブクログ -
どんどん切り替わり展開していくストーリー、新しいキャラクター、おどろおどろしい陰謀の伏線、そして主人公グインの安定感。わくわくしながら何度も読んだ昔を思い出しつつ、今読んでも面白い。ケイロニア篇はグイン・サーガの中でも白眉だと思う。Posted by ブクログ
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きっと彼は亡くなってしまうとわかってましたが、いざ亡くなってしまうと、ドーンと喪失感がやって来ました。
彼1人でこんなにも色々なものを背負ってきていたことも知り、大変だったろうに。
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前巻の終わり方が終わり方だったので、この巻早々になんかあるのかと思って構えてみてました。
何かあったといえばあったし、思っていたことじゃなかったといえばなかったし……。
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勧められて読みました。
最初はちゃんと頭の中に物語を描きながら読めるかと心配でしたが(出てくる言葉が少々難読なので)次第に映像を観てるかのように読み進められました。リンダとレムスとグインの今後がどうなるのか…かなりの長編みたいですが、少しずつ読んでいきたいと思います。Posted by ブクログ -
大導寺家の呪われた血をまざまざと見せつけられたシリーズ2作目でした。
今回は百合。前回の薔薇よりこちらの方が好みでした。大正時代の女学校ものですし。
大導寺笙子と向後摩由璃の間には何人たりとも入り込めない、お互いだけが居ればいいという濃密な空気でした。摩由璃は魔王のように、笙子を損なった人には容赦し...続きを読むPosted by ブクログ -
とにかく少しずつあちらこちらで
火種がばらまかれている、というか
話が進んでいる感じがして嬉しい。
巻末、やはりディモスはまだ良心を残しているのか。
救いがあって欲しいなあと思う。Posted by ブクログ -
栗本薫さんのグイン・サーガは、外伝とも全巻揃えて持っています。 栗本先生、ありがとうございました。まだ、ほかの方々の物語るグイン・サーガは外伝のほかは読んでいません。興味はあるのですが、なかなか……と、手に取らないでいるうちに、ずいぶん巻数が、進んでしまいました。 栗本先生の完結本、読みたかったです...続きを読むPosted by ブクログ
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おぉぉ〜、やっとヴァルーサが何者かわかってスッキリした
堅物グインがシルヴィア以外になぜ?ってずーっと疑問だったけど
そういうことならそれはありだね!!
しかし、なんとも気持ちいい物語だった、ちょっとシンプルだったけどね
これなら御大も喜んでるんじゃないかな?
楽しく読ませていただきました、久しぶり...続きを読むPosted by ブクログ -
あっちもこっちもって感じですが、うまいことリンクしてて、みんな総出演!
いないはずのあの人まで帰ってきて、言うにゃ俺は知の探求者とな、
世界の緊張感をひしひしと感じつつも、相変わらずのマリウスさんでホッとしました。
この先の展開、物凄く気になります!Posted by ブクログ -
グイン・サーガ146巻。
ついに出会ったグインとナリス。でも、グインはかつてのグインでないのだなぁ。重ね重ね彼の記憶が失われていることが悔しい。
いや、その割にはいろんなこと知っているのだけど。
復讐と狂気に揺れる沿海州。ここでも、古代機械の誘惑に抗えないのか。黒幕は誰なのか。
アストリアスが...続きを読むPosted by ブクログ -
いささかグインとグラチウスとのやり取りがくどいように感じたが…ロトーの死に目にグインの魂が立ち会うというシチュエーションに涙が出ましたよ。
ユラニアの三醜女(なかなかに過激な表現です。)から、初めはFF4のメーガス三姉妹感を感じたが、全然仲良しでは無かった。末娘が一番人間離れしていて怖い。Posted by ブクログ -
イシュトヴァーンも魅力も実力も並外れてあるのだろうが、スカールやグインと並べると一段下がって見えてしまう。そのようなところが、イシュトヴァーン自身には耐えられない屈辱であるのだ。イシュトヴァーンについてだけ考えてみれば、読者の人物に対する評価と物語での人物の自己評価が近似するという、とても素晴らしい...続きを読むPosted by ブクログ