栗本薫のレビュー一覧

  • 仮面舞踏会

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    伊集院大介シリーズ


    子供の頃に事件でかかわりがあったアトム君が、
    浪人生になって登場!

    ネットのなかでの姫騒ぎが、
    女子大生殺人事件に発展



    伊集院大介がでてくるまでのアトム君の奮闘ぶりに
    ドキドキハラハラ


    そして、伊集院さんが来てからの安心感!


    二転三転してなんだかぞっとする結末は
    読む価値あり!

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    2022年06月22日
  • ムーン・リヴァー

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    愛するということ 真夜中の天使から始まり、翼あるもの、朝日のあたる家と読み、間が抜けてはいますがようやくシリーズ最終作のこの作品を読み終わりました。
     この「破滅的な愛」はなんなのだろうかと思います。今の時代も彼の時代も、描かれる嗜虐的な愛から純愛へと変わること、あるいはそれを見出すことは、ある意味「再生」なのでしょう。
    できることならシリーズ全てを読んでからこの作品を手をつけていただきたい。これだけ読んでも多分……理解が難しいと思います。

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    2025年12月18日
  • コイシラズ YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS

    匿名

    購入済み

    小説でも読みたいです

    『キャバレー』がとても面白かったので購入。
    遠慮ない熱っぽさがすごくいいです。
    でもやっぱり漫画になっちゃうと『キャバレー』では気にならなかった古くささが際立つというか…ポエム?みたいなところがあります。そこがいい!という人もいるとは思いますが。
    絵もやや古い感じはありますが綺麗なのでおすすめできます。
    ドラマーが悪ぶってるくせに敬語使うシーンがあって、『キャバレー』の滝川さんを思い出しました。

    #カッコいい

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    2021年07月22日
  • グイン・サーガ92 復活の朝

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    グイン、また消える。
    なんか、このシーンを書くために、作者さんが92巻もついやして書いたのかぁ。と、感動しました。

    ここまでかなりの巻数でしたが、ついやしたかいはあったと思います。

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    2021年03月31日
  • グイン・サーガ18 サイロンの悪霊

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    どんどん切り替わり展開していくストーリー、新しいキャラクター、おどろおどろしい陰謀の伏線、そして主人公グインの安定感。わくわくしながら何度も読んだ昔を思い出しつつ、今読んでも面白い。ケイロニア篇はグイン・サーガの中でも白眉だと思う。

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    2021年01月04日
  • グイン・サーガ87 ヤーンの時の時

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    きっと彼は亡くなってしまうとわかってましたが、いざ亡くなってしまうと、ドーンと喪失感がやって来ました。
    彼1人でこんなにも色々なものを背負ってきていたことも知り、大変だったろうに。

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    2020年11月05日
  • グイン・サーガ85 蜃気楼の彼方

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    前巻の終わり方が終わり方だったので、この巻早々になんかあるのかと思って構えてみてました。
    何かあったといえばあったし、思っていたことじゃなかったといえばなかったし……。

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    2020年09月26日
  • グイン・サーガ1 豹頭の仮面

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    勧められて読みました。
    最初はちゃんと頭の中に物語を描きながら読めるかと心配でしたが(出てくる言葉が少々難読なので)次第に映像を観てるかのように読み進められました。リンダとレムスとグインの今後がどうなるのか…かなりの長編みたいですが、少しずつ読んでいきたいと思います。

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    2020年09月10日
  • 六道ヶ辻 ウンター・デン・リンデンの薔薇

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    大導寺家の呪われた血をまざまざと見せつけられたシリーズ2作目でした。
    今回は百合。前回の薔薇よりこちらの方が好みでした。大正時代の女学校ものですし。
    大導寺笙子と向後摩由璃の間には何人たりとも入り込めない、お互いだけが居ればいいという濃密な空気でした。摩由璃は魔王のように、笙子を損なった人には容赦しませんでした。
    後に同級生と恋愛関係にあったのが判明したからか、失踪したからなのか、大導寺笙子が家系図から抹消されているというのが、名家の闇は深いと思いました。
    「世界よ、さらば。私達は私達の楽土にゆく。」という遺書の一文が好きです。

    「異常だったら何が悪いの。あんた達のいう言葉なんて、相手がそれ

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    2020年08月30日
  • グイン・サーガ130 見知らぬ明日

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    栗本薫さんのグイン・サーガは、外伝とも全巻揃えて持っています。 栗本先生、ありがとうございました。まだ、ほかの方々の物語るグイン・サーガは外伝のほかは読んでいません。興味はあるのですが、なかなか……と、手に取らないでいるうちに、ずいぶん巻数が、進んでしまいました。 栗本先生の完結本、読みたかったです。ご冥福を、お祈りします。合掌。

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    2020年07月17日
  • グイン・サーガ80 ヤーンの翼

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    グインがいよいよ動き、周りの人達もグインに会いに来る。

    ようやく、グイン中心に物語が動き出した感じですね。

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    2020年05月16日
  • グイン・サーガ129 運命の子

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    シリーズ129

    栗本薫さん最後の巻


    カメロンが、ヨナとフローリーとスーティを
    ヤガから助けだす!

    ブランも合流

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    2020年04月25日
  • キャバレー

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    本物のジャズを希求し、敢えて猥雑なキャバレーに身を置く若きサックスプレイヤー・フルート奏者の矢代。そのサックスの音色に何かを感じ取った暴力団の男・滝川との奇妙な交流から始まる、熱くてクールなジャズ小説。と同時に、世知辛い世の中の思惑に翻弄されるしかない一青年の遍歴を描いた青春小説であり、高尚な魂の求道をストイックにしたためた教養小説でもある。キャバクラに呑み込まれる遥か以前、昭和末期という時代を感じさせる差別用語丸出しの赤裸々な描写も、都会のいかがわしい喧騒を表現するにはぴったり。

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    2020年01月18日
  • グイン・サーガ29 闇の司祭

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    ネタバレ

    いささかグインとグラチウスとのやり取りがくどいように感じたが…ロトーの死に目にグインの魂が立ち会うというシチュエーションに涙が出ましたよ。
    ユラニアの三醜女(なかなかに過激な表現です。)から、初めはFF4のメーガス三姉妹感を感じたが、全然仲良しでは無かった。末娘が一番人間離れしていて怖い。

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    2019年12月27日
  • グイン・サーガ26 白虹

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    ネタバレ

    イシュトヴァーンも魅力も実力も並外れてあるのだろうが、スカールやグインと並べると一段下がって見えてしまう。そのようなところが、イシュトヴァーン自身には耐えられない屈辱であるのだ。イシュトヴァーンについてだけ考えてみれば、読者の人物に対する評価と物語での人物の自己評価が近似するという、とても素晴らしい出来である。このしっくりとくる立ち位置が物語にのめり込ませるための良い装置になっている。栗本薫先生はキャラクター作りがとても上手だと思う(他の作品を読んだ事がないので、いい加減な評価かもしれないが…)。
    リンダがナリスから距離を置かれて不安を抱くシーンがあるのだが、よくぞ書いたと言いたい。リンダは勿

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    2019年12月16日
  • グイン・サーガ25 パロのワルツ

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    ネタバレ

    スカールがパロに軟禁されるところから話は始まる。この巻はかなり読み応えがある。特に登場人物のそれぞれが良い塩梅に活かされていて、同じ出来事をとっても十人十色で受け止める内容が異なることを上手く表現しているように感じる。
    スカールの妻であるリーファをイシュトヴァーンが殺した訳だが、ベックは心から同情し、リギアはイシュトヴァーンに執心していたナリスの気持ちを心配し、リンダは久しぶりの消息に愛慕の念を強くする。リギアとリンダは似ていないように見えるが、一人の男のために起こる他人の不幸を気にも留めないその一途さは似ていると言える。アムネリスさんも同じかな。男に依存しやすい気質なのだろう。作者が描く女性

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    2019年12月15日
  • グイン・サーガ75 大導師アグリッパ

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    アグリッパに会うことが出来たヴァレリウス。
    確かに、アグリッパのようになると、世の中のことに関わらないというか、関われないよね……。

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    2019年09月11日
  • グイン・サーガ外伝18 消えた女官―マルガ離宮殺人事件―

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    外伝18


    いやぁ、久しぶりの栗本薫。
    久しぶりのアルド・ナリス!

    まだまだ少年のマリウスも可愛い


    子供から大人へ変わっていこうとするナリスを
    繊細に描きつつ、マルガの離宮でおきた女官失踪事件
    を描く今作。

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    2019年06月09日
  • キャバレー

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    ネタバレ

    若きアルトサックス演奏者の話。その容姿と才能からいろんな人の関心を集めて、面倒な事件に巻き込まれていく。

    主人公に惹かれる人はなぜ惹かれるか理由が説明できないってみんな言う。もちろん主人公自身もなんで自分が好かれいるのか分からず困惑する。
    自分とかけ離れた人を好きになるというか、憧れるという気持ちはすごいわかる。宇宙人みたいに何考えてるか分からないから、変に勘繰らなくてすむし、自分の都合の良いように相手を解釈できる。自分にとってまったく理想通りの人って存在しないけど、いるかもしれないって夢見せてくれる相手っていいなって思う。
    ここに出てくる人は主人公に夢や理想をみている気がする。

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    2019年04月27日
  • グイン・サーガ130 見知らぬ明日

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    これで最後とは残念。誰かに引き継いでもらいたいものです。
    リアルに原稿200枚で終わるという、人は必ずいつかは死ぬ、ということを改めて思い知らされました。でも、栗本さんの膨大な作品はこの世に残っていくことでしょう。

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    2019年01月15日