栗本薫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ヨーゼフ・ゲッベルスの思想的末裔たる
現代マスメディアに奉仕する主人公は
くだらないイメージの切り貼りに終始するTV屋の仕事に
内心疑問を抱き、誇りを失ってしまったのか
なんの脈絡も持たず最終戦争の開幕に怯えはじめ
恐怖を共有することでのみ人々の心はひとつになると信じる
寂しさ
それゆえにどこかで待ち望んでもいるわけだ
だからこそ、コスプレでそれを茶化すオタクが許せない
アトラクションの戦争でマジになるバカオタクはもっと許せん
おのれオタク死すべし、というわけで
自分がテロリストになってしまうんですね
クソバカやろうである
ソドムの町のロトにしたって、みずから人を裁いたわけじゃないのに
80 -
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未完のファンタジー、グイン・サーガの3冊目の外伝です。1983年2月に発表されました。
このお話、グイン・サーガでありながら、グインは全く登場しません。主役は王となることを予言された男、イシュトバーンです。
話はグイン・サーガの本編の前、16歳のイシュトがヴァラキアから旅に出ることになったきっかけ、怪物クラーケンとの闘いが描かれます。
この闘いで彼は多くを身につけますが、多くの友を失うことになります。
幽霊船という若干古風なモチーフを使いながらも、小説世界の裏に隠された異世界を垣間見せています。息をもつかせぬスリリングでスピーディーな展開は読者の心を鷲掴みです。
さすがですね。
著者: -
Posted by ブクログ
ミステリを読むようになり早ウン十年(笑)。
その時によって読むミステリのジャンルが偏っていたため、今になって初めて読んだ作家さんとかシリーズとかが結構あるんです。
その中の1つが、栗本氏の伊集院大介シリーズなんです。
こりゃ最初から読まねばいかぬ!と時々手に入れては読んでいます。
実は本書も伊集院大介シリーズだと思って買ってしまったんです。
私は先入観を避けるため、裏表紙を読まないもので。
そしたらそしたら・・・栗本薫クンの本だったのですねー。
忘れていましたよ~~。栗本薫クン!
「ぼくらの時代」を読んだのは中3だったかなぁ~?
ま、とにかく学生の頃でしたものね~。あの頃に栗本作品を少し読ん -
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Posted by ブクログ
ずーっと、グイン・サーガを読み続けていますが、新しい巻が出ていないうちに読み終わるのって、実ははじめてかもしれません。
いつから読んでいるのかは定かではないのですが、わたしの読んだ1巻は、改訂版の5刷で昭和58年に出たと書いてあります。昭和58年……1983ですね。
だから、おそらく今から20年ぐらい前から読み出したのです。
追いつくのに20年もかかったのか~。というのと、まあ、20年間もずっと読んでいるということは、おもしろいんだなぁ~。と感無量です。
そんなことを書いている間に、もう、今月には次の巻が出るらしいですが(笑)
で、本巻の感想ですが、表紙のヴァレリウス、ちょっとかっこよす -
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