栗本薫のレビュー一覧

  • グイン・サーガ99 ルードの恩讐
    なんか、ひたすら、ひたすら、イシュトヴァーンがかわいそうです。
    自分で、落ち込んでいる部分も、おおいにあるのですが。
  • グイン・サーガ100 豹頭王の試練
    そして、さすが100巻。
    グインに史上最大のピンチが……。

    力よりも、こっちの方がピンチだという。
  • グイン・サーガ7 望郷の聖双生児
    双子ちゃんもそれぞれが違う成長を見せ始めた。
    あんな過激な体験をしたのだから、これから先その経験を活かした活躍が期待できる。
    その一方で主人公の豹頭王の謎は一向に解決に向かわない。
    それどころか益々謎は深まる一方。
  • グイン・サーガ15 トーラスの戦い
    一瞬交わったイシュトヴァーンとナリスだったが、それも束の間。リンダの名前が出るとイシュトヴァーンは出奔していまう。
    パロとアルゴスの連合軍が陸路で攻め上り、一方ではロスに沿海州軍が迫る。そこに、モンゴールのヴラド大公の報がもたらされる。
    混乱に乗じてクムのタルー公子が乱入し、アムネリスは降伏。トーラ...続きを読む
  • グイン・サーガ131 パロの暗黒
    「グインサーガ」がお話半ばで終わってしまったことが
    残念でしかたなかったわたしにとってみれば、
    誰かがこのお話を引き継ぐ、ということに賛成なのです。
    だけど、それってもちろん、
    このお話の読者にとっても
    引き継がれた作者にとっても
    めちゃくちゃプレッシャーのかかる大変なことだと思うのです。
    栗本薫が...続きを読む
  • グイン・サーガ98 蜃気楼の旅人
    あんまりにも、都合のいいことだけ覚えているグインに、けっこう笑ってしまいました。

    しかも、1番最初に出会う人間が、イシュトだとは……。
    たしかに、モンゴールは地理的にあそこにあるので、必然といえば必然なんだけど。
  • 六道ヶ辻 大導寺一族の滅亡
    どろどろした大正時代の事件と比べると、平成の御代におこった事件がやたらちゃっちく感じるのは気のせいか。
    というか、元お嬢様とはいえ、平成に生きる人が「おちごさん」と日常会話で使ったりするだろうか。
    あえて、古い言い回しを使ったのか。やっかみのために。

    とにかく、竜介は本当にいいキャラ。
  • 六道ヶ辻 ウンター・デン・リンデンの薔薇
    読んで30Pとしないうちに「その人、女の子に興味ありませんから! 残念!!」と、頭の中でギ○ー侍が言っていたよ。

    読んでいるうちに、「美しくもなく、若くもなく……。いきていてごめんなさい!」と思うぐらい強烈であったよ。
  • グイン・サーガ14 復讐の女神
    トーラスのヴラド大公のもとにも、ついにアルド・ナリス復活とクリスタルで発生した反乱の報が入る。
    ナリスの偽りの死から抜け殻のようになっていたアムネリスが復讐の女神となってトーラスを発つ。
    一方、モンゴールの密書を持ったイシュトヴァーンは、サルジナで赤い盗賊(後にイシュトヴァーンが乗っ取ることになる)...続きを読む
  • グイン・サーガ97 ノスフェラスへの道
    実は、マリウスは、けっこう好きです。
    ということで、今回は、ちょっと名誉挽回の巻でした。

    ただ、あの詩は、あんまりにも解説しすぎで、ちょっとおさえた方がという気がしました。
  • グイン・サーガ13 クリスタルの反乱
    ナリスに籠絡されたカースロン視点から始まり、アムブラを中心とするクリスタル学生街の反乱を描く。
    カラヴィアのラン、そしてリギアを救うようにアルカンドロス広場に現れたのは銀色に輝く甲冑を身に纏ったアルド・ナリスだった。
    カースロンはついにタイランへの謀反を決行するが……。
    ナリスが学生たちと初めてまみ...続きを読む
  • グイン・サーガ131 パロの暗黒
    グインサーガ、途中で読みやめてた組です。

    だって、あの黒髪の美人が
    「ああ・・・」とか「おお・・・」とか言われまくって、
    花のようにお美しくはかなく、おいたわしい「だけ」になっちゃってて、
    ファンの方には本当に申し訳ないけれど、
    「うわー、超ウゼー」でやめてました。

    んが。
    栗本薫氏が亡くなった...続きを読む
  • グイン・サーガ132 サイロンの挽歌
    グイン・サーガ続編プロジェクト 第2の作家さん
    あの!7人の魔導士の続編です
    グインを直球で描いています!
    最高です・・・よかった
  • グイン・サーガ132 サイロンの挽歌
    グイン・サーガ続編プロジェクト2巻目にあたる132巻「サイロンの挽歌」、著者は宵野ゆめさん。
    中島梓(栗本薫)さんが開いたワーキングショップに参加していた直弟子にあたります。
    既に外伝を1冊仕上げているとはいえ、その外伝がデビュー作ということで五代ゆうさんの131巻同様不安感で一杯だったのですが……...続きを読む
  • グイン・サーガ外伝3 幽霊船
    イシュトヴァーン16歳。
    公弟オリー・トレヴァンに博打で大損させたことで追われる身になったイシュトヴァーンは、出航準備を進めるカメロンの旗艦オルニウス号に逃げ込んだ。オルニウス号は、対として並び称されるオルシウス号を襲った幽霊船を探るために南方へ向けて出立する。
    幽霊船に遭遇したオルニウス号から海に...続きを読む
  • グイン・サーガ12 紅の密使
    アグラーヤにて沿海州会議が開催される。ヴァラキアのカメロン船長が本編で初登場。ロータス・トレヴァン、ボルゴ・ヴァレン、ヨオ・イロナ、アンダヌスなど沿海州のお歴々がこぞって登場し、それぞれの思惑に従って行動する。出兵を促すアグラーヤに対して、アンダヌスは反対票を集めるために裏工作を進めていた。そこにカ...続きを読む
  • グイン・サーガ131 パロの暗黒
    早速、一気読み。 まあ、栗本薫から五代ゆうさんと宵野ゆめさんと交互に連作のようですね。
    今回、パロ編が始まりましたが、いきなり竜頭兵が出てきたり、なんとあの人が今度は悪役で出てきたりと、でも裏でヤンダルゾックがいそうな気もしますねえ。外伝1巻の巻がやっと終わったぐらいと同じ時間の様であるので、さて、...続きを読む
  • グイン・サーガ131 パロの暗黒
    (No.13-54) グイン・サーガ、新著者で再開。

    外伝的な「グイン・サーガ・ワールド」が何冊か出版されましたが、最初の一冊を買っただけでした。
    こういうのは私が求めているものではない、と感じたからです。

    別の著者による正編の続きが出版される・・・・、買うかどうか悩みました。
    で、ともかく一冊...続きを読む
  • グイン・サーガ11 草原の風雲児
    アグラーヤ経由でアルゴスに無事辿り着いたレムスは、パロ奪還の兵を挙げる。だが、先陣として出発したスカール黒太子たちは、ダネイン大湿原で消息を絶った。
    リンダと恋に落ちていたイシュトヴァーンは、パロへの同行を拒否し、グインともども別れを告げた。
    アルド・ナリス暗殺によりクリスタルではモンゴール駐留軍の...続きを読む
  • 仮面舞踏会
    パソコン通信が生んだバーチャル・アイドル「姫」。男共は皆「姫」に夢中だった。そんなある日、オフ会に初めて参加することになっていた「姫」らしき人が待ち合わせ場所で殺されます。果たして被害者は本当に「姫」だったのか?そして犯人は誰なのか?

    顔の見えない人間同士の微妙なやりとりと、それぞれの思惑が交差し...続きを読む