イシュトヴァーンの覇業もここにひとつのクライマックスを迎えるわけですね。タイトルにばっちり書かれているわけだから、これについては解説不要ですね。内容としては、途中ケイロニアに場面が転換する箇所があって、アキレウス大帝とランゴバルド侯ハゾスの間でグインとシルヴィアの消息や、ゴーラの動向とからめてオクタヴィアの話が出てくるのが興味深いですね。63巻の題名は『時の潮』、64巻は『ゴーラの僭王』とのことですから、ついに中原は三国並び立つ時代に突入するわけです。長い長いイシュトヴァーンの戦いの日々がこれからどう移り変わっていくのか楽しみです。