栗本薫のレビュー一覧
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グイン・サーガ60 ガルムの報酬
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グイン・サーガ59 覇王の道
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グイン・サーガ58 運命のマルガ
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グイン・サーガ76 魔の聖域
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グイン・サーガ75 大導師アグリッパ
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グイン・サーガ74 試練のルノリア
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グイン・サーガ73 地上最大の魔導師
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グイン・サーガ72 パロの苦悶
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グイン・サーガ71 嵐のルノリア
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グイン・サーガ70 豹頭王の誕生
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グイン・サーガ53 ガルムの標的
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グイン・サーガ51 ドールの時代
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グイン・サーガ50 闇の微笑
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グイン・サーガ49 緋の陥穽
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グイン・サーガ69 修羅
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なるほど、グインの戴冠は次巻『豹頭王の誕生』になるわけですね。このたびは例の件によってイシュトヴァーンがモンゴールの法廷に引き出される……と。まあ、ストーリーのほうはやっぱりそうきたか、という展開だけど、アムネリスってよほどほんとに男運がないのだねえ。なんだか、彼女がこの物語のなかではいちばんふつうっぽいのにな。
それはともあれ、この巻の題名についてあとがきにて作者の云々。いや、ぼくとしては最初の頃に出てきたウマという動物についてのくどくどしい説明よりは納得しやすいですよ。ああいうふうに説明されると冷めるのだなあ。だから、どちらかというと、ぼくの場合は言葉遣いにひっかかっていたのは最初の10冊 -
グイン・サーガ68 豹頭将軍の帰還
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来るところまで来ました。ついにケイロニアの豹頭王の誕生です。戴冠式じたいは次の巻に持ち越しのようですが、アキレウスが隠居ということは実質的に彼がケイロニアの支配者ということになりますね。長い長い物語に、ひとくぎりついた感じです。
やはり着目すべきは第二話「女ごころ」でしょうか。かなり大甘な語り口ではありますが、やっとシルヴィアの心中がわかります。でも、どうしてこれが「売国妃」という方向にいくのかは、やっぱりどうも釈然としません。
そういえば、この巻から、巻頭の登場人物紹介のイシュトヴァーンの欄が「モンゴールの右府将軍」から「ゴーラ王」に変わっておりますね。これもなんだか感慨深いです。 -
グイン・サーガ外伝16 蜃気楼の少女
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時間軸的には外伝の15巻『ホータン最後の戦い』と正伝67巻『風の挽歌』のあいだにあたる物語。シルヴィアを救出したグイン一行がノスフェラスを越えてケス河のあたりまで到達するまでですね。この作品中では古のカナン帝国の滅亡の様子がつぶさに語られます。もちろん、これはノスフェラスの由来とも密接に結びついているわけです。グイン・サーガ最大の謎のひとつも、これで輪郭だけは明らかになりました。
興味深いのは、やはりノスフェラスにてグインがセム族、ラゴン族と再会を果たすくだりでしょう。あと、物語の構成上今回はシルヴィアがあまり前面には出てこないのですが、ほんの1行だけですが彼女の本音がかいま見えます。この不幸 -
グイン・サーガ67 風の挽歌
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グイン・サーガ66 黒太子の秘密
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グイン・サーガ65 鷹とイリス
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前巻『ゴーラの僭王』を受けてイシュトヴァーンの建国の物語が語られたあと、舞台はふたたびパロへ。表題の鷹はもちろんアルゴスのスカール太子のことであるし、イリスの象徴するのはアルド・ナリスのことなのだね。一別以来、世界の秘密をわかちもつふたりがついに再会を果たすわけです。
と、まあそれはよいとして、どうにも疑問に思っていた点がひとつこの巻で解決されました。やはりリンダは……のままであったのですね。どうもそのあたりが流れ的に釈然としなかったのですよ。だって、あの前後ってどう読んでもおかしかったもの。ということは、やはり作者の用意している最終巻の題名の意味するところは……。