栗本薫のレビュー一覧

  • グイン・サーガ89 夢魔の王子

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    グインの仕事が早い。

    そして、ヴァレリウスはとても忙しそうです。

    吟遊詩人のマリウスは、なんか、考え方が簡単というのか……。

    もうちょっと、ちゃんと考えたり、人に聞いたりしてから口に出した方がいいんじゃないかと。

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    2020年12月24日
  • グイン・サーガ86 運命の糸車

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    アムネリスが可哀想な巻。
    イシュトヴァーンは相変わらず変な魔術が効いていて、これをしなければいけないのに、なんでそれをするのか?と聞かれたり考えたりすると頭痛がおきてしまうという。

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    2020年10月14日
  • グイン・サーガ1 豹頭の仮面

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    5/10.
    期待したより面白かった!今まで読んだ昔の本(せめて2000年の前に発刊された本)は大変退屈で、もしかして日本の古い本は読む価値がないとまで思うようになってしまったところでグイン・サーガと出会った。長すぎた文もたくさんあったが、それでも割と想像しやすい描写が多かった。ストリーも面白いし、納得いかないところも少なかったし。良い本だ。

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    2020年09月28日
  • 六道ヶ辻 大導寺一族の滅亡

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    大導寺家という旧家を巡る因縁という舞台設定はとても好みです。
    大正時代に起きた事件について書かれたノートの部分と、それに呼応するように事件が起きている現代の部分と二部構成。
    大正時代パートが好きです。宗近父は畜生道に堕ちるほど罪作りですし、綾音と雪彦の姉弟(か兄弟か姉妹)に対する佳乃母も嫉妬にしては鬼畜ですし……とかなりドロドロしてました。よく考えると竜介もなかなかなのですがこの人は信長だと思えば納得(?)。旧家と近親相姦とアンドロギュヌス、そして抑えきれないお耽美と好み。真犯人も動機もちょっと哀しみがあります。自分の生を呪って一生を終えたのだなぁ。
    現代パートは好きになれなかったです。大正パ

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    2020年08月15日
  • グイン・サーガ1 豹頭の仮面

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    中学生のあの頃どうしてあんなに面白かったのだろう。書籍で初めてハマったシリーズ。未完で終わってしまったのが悔やまれる。

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    2020年05月27日
  • グイン・サーガ78 ルノリアの奇跡

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    作者さんもあとがきで書いてありましたが、題名がネタバレ的な……。(それでもかまわないらしいのですが)

    ここから形勢逆転になるのか?リンダはどうなっちゃうのだろう。

    1つ奇跡を起こしても、まだまだ先は長そうです。

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    2020年02月18日
  • グイン・サーガ24 赤い街道の盗賊

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    ネタバレ

    ケイロニアでのグイン無双を読んだ後だと、スカール対イシュトヴァーンの対決もあまり盛り上がらない。
    ましてや村の老若男女を皆殺しにして良心の呵責を覚えないイシュトヴァーンが、自分の手でリーファを殺したことに動揺しているのが、なんとも嫌な気分になる。いや気持ちは分かるのだけどね…。

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    2019年12月07日
  • グイン・サーガ76 魔の聖域

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    ええっ!そこで終わるの?という終わり方です。
    次がすごい気になるじゃないかっ!

    で、あとがきを読んで、20年前ぐらいのものなのに、この時から匿名で色々と言う人がいたのだなぁって、変なところで感心してしまいました。

    でも、それに対する作家さんの一言に激しく同意。

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    2019年12月04日
  • レダ 3

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    ネタバレ

    全巻通しての感想。

    「すべての人間が尊重され、社会秩序を乱そうとする者ですら“紊乱者”として容認される理想社会」の中にあって、つねに孤独を抱えている少年イヴ。シティにはない風を感じたいと欲する冒頭から、本当に自由な魂を持ったレダとの出会い、1章最後のミラの死までがとても好き。
    でも、そのあと結局どうなったんだっけ?と何度読んでも忘れてしまう…
    今回も読んだそばから忘れそう。
    イヴが「ぼくは男(マン)だ」と突然男になってしまって(男って、そういうかんじ…?)、だんだんとレダにもいまいち魅力を感じられなくなってきて…
    歳をとったせいか、LAやアウラに共感してしまうし、アウラの最後がとてもかなしい

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    2019年10月17日
  • グイン・サーガ74 試練のルノリア

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    ヴァレリウス、急いでいるのに、あっちこっちと行かされて……。
    それがパロの為になるといいのですが。そして、グインは名前のみ出てました。

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    2019年08月09日
  • グイン・サーガ119 ランドックの刻印

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    ネタバレ

    アマの書評では物語が進み、次回からようやく本筋の話が展開されるので歓迎...てな内容の評だったので期待して読んだのですがグインの記憶に対するケリの付け方が納得できない。

    これほど引張り廻しておいて、アモン撃退・イシュト返討ち・スカールとの邂逅・ガンダルとの死闘、そのうえスーティに関する記憶まで無くなるとは...(なかなかに不憫な主人公よの)ここへ来てこんな展開になるようだと、あと
    十数巻やってもカタがつかない気がする。一体いつまでやる気だ?

    古代機械のマスター登録場面や星船の記憶がなくなるのでは、本筋へと急展開というより3歩進んで10歩下がるくらいな感覚が...

    それにまさに人形の如く扱

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    2019年05月05日
  • グイン・サーガ118 クリスタルの再会

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    ネタバレ

    あ~、やっと話が再開された気がします。
    やっぱりリンダとかが出てくるとグインサーガの本筋部にいるのが実感できます。
    記憶を失ったグインをとりまく環境もこの巻で大きく変化しますので次巻が楽しみですね。
    正直、テンポの悪さとクドさに嫌気が差したこともありますが、この調子でサクッと展開していってほしいものです。

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    2019年05月05日
  • ハ-ド・ラック・ウ-マン

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    たちの悪いグルーピーが殺されたことをきっかけに、
    その女の生活や生い立ちを探っていくミステリー


    主人公のシンは、皮肉屋でクールで
    でも熱い…

    殺されたライのことを探って行く姿に、
    つい引き込まれ…

    ハードロックも、グルーピーも知らない世代なのに
    なんだかその時代の退廃的空気まで感じる

    劇的なラストのラストが
    カッコイイかも


    全体的に暗い重い話なのに
    なんだかメロウな気分になる…

    一つの時代を感じられる一冊

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    2017年11月14日
  • 新装版 優しい密室

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    新装版という事で買うつもりはなかったのだけど、懐かしくてつい。
    今の時代でも十分に楽しめるミステリ。
    今の時代だと学内ヒエラルキーでは中の下?と思われるカオルこと、森カオルが妄想に突き動かされて推理をするお話です。

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    2017年10月17日
  • グイン・サーガ4 ラゴンの虜囚

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    グインがセムを助けてモンゴールを撃退するため、巨人族の元へ向かう。途中で現れた狼王が可愛いし格好いい!グインが何者なのかも気になる。3人の女って誰だ?!

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    2017年05月11日
  • 木蓮荘綺譚 伊集院大介の不思議な旅

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    久々に読んだ、そして最後の伊集院大介。
    話の内容の割合に少々長く感じた。

    それは舞台が伊集院大介の事務所と木蓮館の周辺という限定的な場所であるため仕方ないか。
    また、木蓮館の住人の奇異性を表現するためなのか。

    それにしても物語の骨格に対して肉をつけすぎといった印象を受けた。

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    2017年02月08日
  • グイン・サーガ122 豹頭王の苦悩

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    ネタバレ

    御婦人の幸せ、不幸せの尺度はひとえに、
    御本人の気持ちの持ちようひとつ
    なのだなあ ... と痛感。

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    2017年05月02日
  • グイン・サーガ13 クリスタルの反乱

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    あの方の亡霊が暗躍してたり、
    あの二人が別離を決意したり、
    あの謎のヒントがチラ見したり、

    一言で言うと、めっちゃ先が気になる。
    わくわくが止まらない!!

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    2017年01月15日
  • グイン・サーガ2 荒野の戦士

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    この調子で毎巻捕虜になるのこの子たち?!

    アムさんとリンダ、この年頃の子だと年齢差が大きいよね。二人ともやんごとなき血筋だし。そんな高貴な女たちの戦いもみどころ。

    ポーッとなるレムスも素直でよろしい。

    移動時に読む用の文庫なんで、一月に一冊ペースだけど、続刊の多さを考えると、見直しが必要か。がっつり読む日を作って、年度内に正伝の半分は消化したい。

    あと68冊(!)か。(´・ω・`)

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    2016年09月01日
  • グイン・サーガ外伝3 幽霊船

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    ネタバレ

    再読。若き日のイシュトヴァーンの話。
    懐かしいなぁ、陽気で大口で自信家のイシュト。夢は見ているうちがいいのかも・・。その若きイシュトが故郷のヴァラキアを出奔するまでの話。
    正伝でカメロンがナリス様を見た時に「オレはオレのイシュトの方がいい」というようなことを言ったのか思ったのか、そういうシーンがありましたが、“オレのイシュト”ってこうしてイシュトが若い頃からずっと見守ってきた経緯があったのですね。
     幽霊船、今回の私の頭の中ではパイレーツ・オブ・カリビアンのイメージが・・(笑)

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    2016年08月15日