栗本薫のレビュー一覧

  • グイン・サーガ外伝2 イリスの石
    アルゴスまでパロの双子を護衛したグインは、旅路の果てにマリウスと邂逅し、ケイロニアを目指していた。
    ふたりは赤い街道沿いに進むうち、死の国ゾルーディアにたどり着く。
    死の娘タニアとゾルーディア国王アル=ロートから、イリスの石の所有者とみなされたグインだったが、死刑執行人として潜り込んでいたヴァラキア...続きを読む
  • グイン・サーガ5 辺境の王者
    グインがラゴンの援軍を取り付け、モンゴール軍との決戦に臨む話。
    色々できすぎだろ感はあるものの、絶望的な状況にあるセムたちのもとに、ラゴンとともにさっそうと現れるグインはやはり格好よかった。
  • グイン・サーガ7 望郷の聖双生児
    アルゴスの黒太子、マリウスなど、後々の主要人物が出揃った感がある。ただ、ヴァレリウスやマリウス、リギアなどはまだキャラが確立していない印象もある。後の彼らの個性が強すぎるのだが(汗)。アストリアス誘拐にマリウスが一枚噛んでいたのはすっかり忘れていた(笑)。
    グインたちはようやくノスフェラスから逃れて...続きを読む
  • グイン・サーガ外伝24 リアード武侠傳奇・伝
    グインサーガの外伝。栗本さんが亡くなってから出てきた別の作者のグイン物語。ただし、本物のグインはやはり出ない。 ただ劇団員がグインになりきったり、するところがまあ、いじらしい。でも結構読ませてくれたのでまあ、良かった方かな。
    これらの作者で良いので、早く本編を復活させて欲しいなあ・・・
    努力に対して...続きを読む
  • グイン・サーガ3 ノスフェラスの戦い
    戦いの様子などにはあまり興味がないが、段々登場人物たちが魅力的になってきた。戦いの場面なんかさくっと飛ばし読みしちゃおう、と思うと意外に、登場人物同士のなかなか味のある会話部分があったりして油断ならない。アストリアスとかかっこいいかもなー!でも、グインサーガのアニメがあるらしく、そのHPを見てみたら...続きを読む
  • 仮面舞踏会
    久々に読んだ栗本薫さん。作者は死んでも作品は残るのですね。まだ未読の作品は山のようにある。これは未読だったが、パソコン通信を使った先取り感に驚く。いつも時代の先を行ってたから栗本薫(中島梓)の再評価はこれから始まるのかも、と思ってみたり。
    ミステリとしても久々にワクワク感を味わえたよ。流石乱歩賞作家...続きを読む
  • 新装版 ぼくらの時代
    最初は、軽佻浮薄な70年代の風刺小説のようでした。文章のタッチも軽いので、殺人事件を扱ったミステリにしては緊張感がありません。しかしながら、読後には若者たちの苦悩を描いていたことが分かります。著者の瑞々しいデビュー作です。
  • グイン・サーガ外伝23 星降る草原
    お話の内容は悪くないし、シェアードワールドものとしては良くできている方だとは思う。だけど、「外伝」と銘打っては欲しくなかったなぁ、というのが正直なところ。本篇と外伝は栗本薫のもの、その他の作者のものは何か別のシリーズ名にしてほしかった。
    久しぶりの加藤直之画伯による表紙絵が嬉しい。
  • グイン・サーガ97 ノスフェラスへの道
    マリウスの大活躍…。
    もともとよくしゃべるけど、ちょっと、良かった。
    かわいそうだけど、幸せになって欲しくなりました。

    タヴィアは、なんか、やっぱり嫌。
  • グイン・サーガ95 ドールの子
    久し振りのグイン・サーガ。
    ずっとほったらかしでしたが、また読みたくなって、続きを読み出しました。
    薄幸のナリス様が亡くなり、ちょっと、離れてました…(私なりの喪に服した感じ)
    でも、やっぱり栗本薫。
    遅い、遅々と進まぬ話なのに、飛ばし読みさせない筆圧。
    ちょっと、ハマってます。
  • グイン・サーガ14 復讐の女神
    お気に入りキャラのイシュトもようやくパロに合流し(合流までの道中が長かった…)、第一巻以来の黒竜戦役のエピソードも次巻で完結。どういう結末になるか楽しみだな~
  • グイン・サーガ125 ヤーンの選択
    スター勢揃いな巻なのに。。。
    三国志の扉が開きそうなのに。。。

    終わらないことを知っているのは哀しいです。

    作者のあとがきがさらに。


    こんなことを考えなければ、おもしろい巻です。
  • グイン・サーガ119 ランドックの刻印
    本編にハゾスもやってきて、グインの記憶も・・・。

    というか、本編以上のあとがき。
    小説の神様、古代機械さま、「破損ハ修復シマシタ」と伝えてほしい。
    スーティーが大人になるまで。
  • グイン・サーガ127 遠いうねり
    イシュトの魅力復活中~。
    とうとう大いなる三国志へのスタートのうねりが!

    って完結しないんだよな~
  • 木蓮荘綺譚 伊集院大介の不思議な旅
    学生の頃、よく読んでいたシリーズ。久しぶりに本屋で見つけて買って見た。好きだった頃の雰囲気そのままの大介の世界が突然戻ってきて、あの頃と同じようにあっという間に読んでしまいました。今更ですが、栗本さんがいないからもう大介にも会えないというのが何だか悔しくなりました。
  • 新装版 絃の聖域
    私の大好きなミステリの要素が全て詰まっているといっても過言ではありません。久しぶりに読んだ後、満足の溜息を長々とつきました。

    見取り図。美少年。ドロドロな人間関係。密室。ダイイングメッセージ。思わせぶりな名探偵。
    うーん、ごちそうさまです!笑

    警察(科学捜査)の介入っていう要素は好きじゃない、寧...続きを読む
  • グイン・サーガ130 見知らぬ明日
    長い長いおつきあいだったので、もう新巻が出ないのがなかなか信じられません。

    せめてあらすじだけでも残しておいてほしかった・・・と思うファンは少なくないはず。

    栗本先生のご冥福を心からお祈りいたします。
  • 六月の桜 伊集院大介のレクイエム
    伊集院大介のレクイエム


    いじめを受けている11歳の少女と、
    77歳の大金持ちの偏屈孤独老人との禁断の恋。

    帯を観た時は、えーーー?
    と半信半疑だったけれど、
    お話の世界にどんどん惹きこまれていって・・・



    6月に狂い咲きする桜のように、
    燃え上がる恋と、不審な事件の数々・・


    ラストまで...続きを読む
  • グイン・サーガ109 豹頭王の挑戦
    最近、逃げて追われての連続でマンネリしてるとおもってたら、こうきたか!!
    生き生きと悪乗りするマリウスが楽しい。
    つか、いつになったらパロつくんよ?
  • グイン・サーガ129 運命の子
    スカールさん、カッコいいす。
    自分が草原の民だったら、やっぱりついて行くよ。
    漢だわ。

    これで終わり?
    急展開で盛り上がってきたのに残念。