あらすじ
「どうでもいい。何もかんもどうでもいい。世紀末、どうせ世界は滅びるんだ」。アイドルの追っかけ、その資金かせぎに何気なく売春を始めた女子高生サッチは、「ショバ荒らし」をきっかけにヤクザの阿久津と出会う。阿久津の半ば強制的なSEXに自棄的に応じていくサッチ、その体はしだいに快楽におぼれ、心は流されてゆく。そして、サッチのあまりにも小さく脆い世界は、偶像(アイドル)が消失したとき、崩れ去った。爛れた世紀末を暴走する衝撃のポルノグラフィ。
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Posted by ブクログ
栗本さんの作品で始めて読んだのが、このポルノ小説。
でも、ポルノ小説って言うのは勿体無いなと思う。
擦り切れた女子高生の心の中と、セックスの日々は、
別に遠くのどこかの誰かの話というだけでは片付かない気がした。