栗本薫のレビュー一覧
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なんか突っ込みどころ多すぎ~!と各タイトル(特に最後のワニの一編!)を読み終わるたびに一人でニヤニヤしました、伊集院大介シリーズの「食」にまつわる短編集です。まあでも言っちゃえば、本格ミステリそのものが突っ込まざるを得ない要素てんこ盛りですから…寧ろそういう部分がないと面白みがないと思ってますから…ビバ様式美…。というわけで、結構好きです、こういうライトなスピンオフ(笑)。
中でも、「食べたい貴方」と「芥子沢平吉の情熱」の二編に関しては、「あ~栗本先生、このネタ思いついた時二ヤッとしたんだろうな~(笑)」と何故か微笑ましくなったりしてしまったのでした(^o^)
伊集院大介シリーズのファンでも評価は分かれそうです。コテコテの本格ミステリを求める方にはオススメできません、他のシリーズ作品をぜひぜひ。
今回のまとめはちょっとネタバレ気味かも↓
読む予定の方はご注意を…。
◎グルメ恐怖症…恋人を奪った親友に、グルメレポートという「美味しい」仕事を依頼し続ける男の謎。
◎食べたい貴方…「人を食ったような男」と伊集院大介、一瞬の邂逅。
◎芥子沢平吉の情熱…「幻のラーメン」を追求し続けた男が最後に出会った究極の「スープの素」材とは。
◎地上最凶の御馳走…巨大ワニを使用した料理を作ろうとした有名シェフを襲った悲劇。 -
グイン・サーガ15 トーラスの戦い
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ナリスの旗下に入ったイシュトヴァーンは、その野心的な性格をナリスにいたく気に入られ、親しく話を交わす仲になります。しかし、ナリスがリンダに深く想いを寄せていることを知ると、自分の進むべき道に対する迷いが彼の心の中に兆します。やがて彼は、ナリスのもとから去ることを決意します。
その後、ナリスの軍勢にスカールが合流し、アムネリスと対峙することになります。ところが、モンゴール大公ヴラドが急死し、いっきょに情勢はモンゴールに不利な方向へと傾きます。アンダヌスの策にしたがっていた沿海州海軍も、モンゴールに味方するという計画を放棄せざるを得ず、たちまちモンゴールは滅亡へと進んでいくことになります。
今回は、モンゴールの滅亡までの流れが中心にストーリーが進んでおり、グインやレムスたちの物語に進展は見られません。「あとがき」によると、次巻でストーリー上での一区切りがつくとのことなので、その後の展開に期待したいところです。 -
グイン・サーガ外伝5 時の封土
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グイン・サーガ14 復讐の女神
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アルド・ナリスに欺かれていたことを知ったアムネリスは、彼への復讐を心に誓い、5万の大軍を率いてクリスタルへの侵攻を開始します。
一方、モンゴールへの密書を手に入れたイシュトヴァーンは、途中盗賊に捕らえられるという災難に遭うも、持ち前の強運で窮地を切り抜け、アルド・ナリスのもとへたどり着きます。彼が手に入れた密書には、沿海4ヶ国がアグラーヤを裏切り、モンゴール側に着くことが記されていました。この手柄により、イシュトヴァーンはアルド・ナリスに取り立てられることになります。
クリスタルに入場したアルド・ナリスと対峙するタイランは、アムネリスの到着を待ち続けます。しかし、復讐に燃える女将軍の前に、見事ウィレン山脈を越えたスカールの軍勢が現われ、彼女の行く手を阻みます。そして、援軍の到着を待つタイランは、空しく戦死することとなります。
イシュトヴァーンの身の振り方がとりあえず決まったようですが、そうなると今度は、膠着状態に陥っているレムスの動向が気になってきます。 -
グイン・サーガ13 クリスタルの反乱
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グイン・サーガ12 紅の密使
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レムスに加勢することを決意した沿海の王国アグラーヤのボルゴ・ヴァレンは、沿海諸国に協力を呼びかけるため、ヴァーレン会議を招集します。彼らの尽力が実って、全会一致でレムスに協力することが決まりますが、その背後で、自由貿易都市ライゴールのアンダヌス議長の老獪な駆け引きがおこなわれていました。
さらに、ヴァーレン会議にモンゴールの間者ルグルスがもぐり込んでいたことが明らかになります。ルグルスは命を落とすことになりますが、その死に際に居合わせることになったイシュトヴァーンに、アムネリスへの密書を託します。
一方、亡国の王として名乗りを上げたレムスは、思うような戦果を上げることができず、しだいに焦りを覚え始めます。
このところリンダとイチャコラしているだけという印象のイシュトヴァーンが、ストーリーにおもしろい形で関わってきて、俄然彼に肩入れしたくなります。 -
グイン・サーガ11 草原の風雲児
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レムスが、パロの後継者として名乗りを上げ、ついにモンゴールへの進撃を決意します。しかし、ノスフェラスで彼らとともに戦ったグインとイシュトヴァーンとの別れが訪れます。イシュトヴァーンは、3年後にリンダを迎えに来ると約束して、彼らと別れます。またグインも、自分が何者なのかを知るための旅に出ます。
一方、死んだと思われていたアルド・ナリスは、リギアにたぶらかされたカースロンの前に姿を現わし、モンゴールを見限って自分のもとに就くように説得します。
そして、モンゴールへ向けて戦いを進める黒太子スカールは、氷河に覆われたウィレン山脈を越えて敵陣中に躍り出るという奇策に打って出ることになります。
レムスたちの運命と、アルド・ナリスの謀略が、今後どのように絡み合うことになるのか気がかりです。スカールの方は、まだ全体のストーリーとどういう関係になるのか読めず、こちらも楽しみです。 -
グイン・サーガ10 死の婚礼
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アムネリスへの恋から、モンゴールの部隊を抜け出したアストリアスは、アルド・ナリスの配下のヴァレリウスに操られ、アルド・ナリスとアムネリスの婚礼の儀式に襲撃をかけることになります。そこには、ナリスを亡き者にしようとするモンゴール大公の企てを防ぎ、アムネリスの前から姿をくらまそうとするナリスの深謀遠慮がありました。
アストリアスは婚礼の最中に毒を塗った剣を振りかざしてナリスに襲いかかり、殺害します。しかし、彼が殺したのはナリスの替え玉でした。こうして、死んだことになったナリスはまんまとクリスタル公国を抜け出て、新たな戦いに向けての準備を開始します。
第2部「陰謀編」の最終巻です。ナリスのその後の動きも楽しみです。 -
グイン・サーガ9 紅蓮の島
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アルド・ナリスの弟で、吟遊詩人に身をやつしているマリウスは、モンゴール大公の息子でアムネリスの弟のミアイルと交誼を結びます。しかしそんな彼に、ミアイルを暗殺せよというナリスからの命令が伝えられます。意に染まない殺人に手を貸すことになったマリウスは、ナリスのもとを離れ、一人旅に着くことを決意します。
モンゴール大公の方でも、アルド・ナリスを殺害してパロを乗っ取ることを計画していました。しかし、肝心のアムネリスがナリスに惚れ込んでしまっており、その対処に苦慮させられます。
一方、無人島で海賊たちの襲撃を受けていたリンダたちは、やはりこの島に流れ着いたグインと再会することになります。ところが、とつぜん島に異変が起こり、光球と未知の生物が現われて、島から飛び立っていきます。
その後、ようやく島から脱出したリンダたちは、アグラーヤ国の船に救助されることになります。そこからリンダとレムスはスタック王のもとへ赴き、レムスがパロの新王として名乗りをあげることになります。 -
グイン・サーガ8 クリスタルの陰謀
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グイン・サーガ7 望郷の聖双生児
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クリスタル公アルド・ナリスと出会ったアムネリスは、戦いのなかに生きてきた彼女がこれまで知ることのなかった、恋焦がれるという体験に翻弄されます。
一方グインたちは、ノスフェラスを脱してケス河をくだり、港町ロスにたどり着きます。しかし、そこにもモンゴール兵が詰めかけており、グインを連れた彼らは自由に行動することができず、足止めを余儀なくされます。そればかりか、イシュトヴァーンは、アルゴスの攻撃にそなえてモンゴールが港をまもなく閉鎖するという情報に触れることになります。やむなくイシュトヴァーンは「ガルムの首」号という、性質の良くない船に乗り込むことをえらびますが、案の定船員たちはグインらを襲撃する計画を立てていました。しかも折悪しく嵐に見舞われ、ここでもグインたちは試練に直面することとなります。
第2部も2冊目に入り、ストーリーがかなり動き出してきたように感じます。 -
グイン・サーガ6 アルゴスの黒太子
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アムネリス率いるモンゴールの大軍を破ったグインたちは、ノスフェラスの地を立ち、新たな旅に出ます。
一方、亡国パロの王族たちは、モンゴールの支配を覆すための戦いの準備を始めます。草原の国アルゴスでは、パロの猛将ベック公と黒太子スカールが、反モンゴールの軍を集結するために動き出します。
さらにモンゴール支配下のクリスタルの地では、この地を治めていた美貌の青年アルド・ナリスが、モンゴールの捜索を逃れていました。しかし、信頼していたヤヌス神殿領のギース大僧官の娘サラの裏切りにより、ついにナリスの身柄は、黒騎士隊を率いるカースロンの手に落ちてしまいます。囚われの身となったナリスは、カースロンを嘲弄しつつ、再起の時を待ち続けます。ところがモンゴールは、そんな彼とアムネリスとの結婚を画策します。
グインたちの活躍した前巻から一転し、ナリスを中心とする物語に入ります。アムネリスを相手に、敗軍の将であるナリスがどのような駆け引きをおこなうのか、続きが楽しみです。 -
グイン・サーガ5 辺境の王者
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グイン・サーガ4 ラゴンの虜囚
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グイン・サーガ3 ノスフェラスの戦い
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グイン・サーガ2 荒野の戦士
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グイン・サーガ1 豹頭の仮面
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王国パロはモンゴールによって侵略され、王家の血を引くリンダとレムスの姉弟は、モンゴールの追っ手から逃げ惑うことになります。ルードの森で追っ手に追いつめられ、姉弟の運命もこれまでかと思われたとき、豹頭の戦死グインが現われ、2人を救い出します。
しかし、さらなるモンゴールの追っ手が差し向けられ、ついにグインたちは「黒伯爵」と呼ばれるヴァーノンが統治するスタフォラスの砦に幽閉されます。グインたちは、そこで同じく囚われの身となっていた傭兵のイシュトヴァーンと、セム族の少女スニと知り合い、脱出の機会をうかがいます。
やがてスタフォラス砦にセム族が押し寄せ、グインたちはその混乱に乗じて、ケス河に飛び込み脱出を図ります。
100巻をゆうに超える大長編シリーズの、記念すべき第1巻です。著者の死により未完に終わってしまっため、これまで手を出すのを躊躇していたのですが、五代ゆうらが著者の意志を継いで書き継いでいくとのことなので、思い切って読み始めてみました。とにかく単純に楽しめる冒険譚です。