栗本薫のレビュー一覧
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
またしても…シリーズの中ではイレギュラー物…( ; ; )嫌われてるのかしら、私…
名探偵・伊集院大介の助手・カオルが秘境の村で遭遇した事件です。伊集院大介は、終盤でようやく登場。これは、シリーズを通して読んできた人の方が楽しめるスピンオフですね( ; ; )残念な出会い方…
◎嵐で外部との出入りができなくなった村の中にある奇妙な塔の中で発見された首吊り死体。
◎旧家に響く異様な呻き声。
◎平家の落ちてきた村・隠れキリシタンの村の伝承。
◎村と女当主の異様な雰囲気に惹かれていくカオルは、無事に伊集院のもとに帰れるのか?
うーん、おどろおどろしい、横溝ワールドの要素揃い踏みU・x・U -
Posted by ブクログ
絃の聖域を読んだ直後に今作を手に取るなんて、可哀想な私…。だって、書店にはなかなかシリーズそろってないんだもの…( ; ; )
恐らくシリーズ物の中でも異色作だと思われる、「探偵不在もの」です。最後の最後で名探偵が図ったようなタイミングで現れて、「さて」と来ます。
今作はそんな探偵の大ファンである少年の視点でストーリーは展開していくんですが、どうもこの子、モノローグで同じような内容を繰り返す箇所が多いんですね。本人にとっては大変な問題に直面しているのは分かるんですが、非情な読者は「心理描写長ったらしいなあ」と少々辟易させられました(酷)。この部分をスマートにしただけでページ数一割は減るん -
Posted by ブクログ
信仰の色濃い、閉ざされた村。受け入れる慕わしげなようすと、異物を拒み疎外するようす、馴染める者と相入れない者。ふたつが混じりあって事件が起きます。
人のあるところには必ず欲が生まれて、欲があるところには必ず争いが起こる。
「この世のものごとはすべてなるようになる」
そんな風に生きられたらいいなと思いました。
そういえば、伊集院大介の出番は少しだけでした、女神のようなまつゐ御前がとても好きです。
伊集院大介のシリーズは人物の印象がはじめと終わりとではがらりと変わってしまうし、何もかもがしっくり落ち着くわけではないということが多いと思います。ずいぶん置いていかれる気持ちになったこともあるけれど -
Posted by ブクログ
根っからのJUNE世代なのだが、栗本薫御大の書く小説がどうしても好きになれなかった…『魔境遊撃隊』は大好きだったんだけど、JUNE系ものがどうしても「大好き」と言えない自分がいた。これを読んで、今になって何故か解った気がする。女史の書くいわゆる「魔性の少年(青年)」は「女」なんだよな…精神的に。そしてビジュアルは「お姫様」なんだよな…。雄に支配されたがっている、と言う面で、どう取り繕って理屈を述べられても、私には「女」にしか見えない、だからのめり込めなかった、と今更実感した。自己陶酔に浸っているようにも思えて、それが「耽美」でると言う事でもあるんだろうけど、JUNEを読みつつ耽美に違和感を感じ
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み