小泉悠のレビュー一覧
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購入済み
読みやすい貴重な本
ロシアに関する本自体が少ないので、読みやすいだけでいい本になってしまいます。
ひとつひとつのかたまりが短くて、内容がかわるので、あきずに読めます。
ロシアに対して良いことを書いてある本はとても少ないので、そう思いながら読むのにはいい本だと思います。 -
Posted by ブクログ
著者が実際に歩いたロシアの周縁部の風景から、ロシアにとっての国境、ひいては国家観が描き出される。
ソ連という国はなくなったし、それはロシアとは異なるものだということは分かってはいても、ロシアの人々にとっては、どうもすんなり片付けられるものでもないというのが、旅先で出会った人たちの話すあれこれから浮かび上がる。
旧ソ連諸国とは冊封体制のような関係で、自分たちはその中心でありたい、というものなのだろう。
少なくともチャイナのように、全世界の中心を考えているわけではなく、自意識としてはあくまでも旧ソ連邦の範囲内というのがロシアらしい。米と張り合っての超大国はもう目指すべくもないということか。
無論 -
Posted by ブクログ
ロシア・ウクライナ戦争について、自称軍事オタクの著者が書いた本。確かに戦闘機や武器の名前など頭に入らない内容も多かった。しかし、我々からすると理不尽極まりないロシア側の言い分もロシアの支配層からすると正義になるという自国第一主義の感覚を改めて感じた。ロシア国民も世界的な見られ方を理解しているだろうが身に危険が及ぶため黙認するしかない、というのは社会主義/共産主義国家の宿命か。
また、今やイラン戦争を起こし、自分の都合で停戦合意に持ち込んだアメリカ(トランプ)の関わり方は、ロシア・ウクライナ戦争にも通ずるところがあると思いながら読んだ。自分の主義主張がこれだけ真逆に振れても、自信満々でいられると -
Posted by ブクログ
ネタバレ戦争の解説など、丁寧でよかったのに、ウクライナカフェをやる、というくだりを読んだときに、すごくがっかりした。学生らしい初々しい感じがあるけど、理解を深めるのに、転校してきたばかりの言葉も不自由な子がメインのカフェをやる必要、本当にあるんだろうか? 飲食業の大変さを知る者として、この展開が一人の生徒の意見を優先したものという形に読めてしまうことに、すさまじい違和感しかない。ウクライナカフェをやるとして、その食事などはどう準備するのだろう? ウクライナ料理のレシピなどはこの女の子に聞くのだろうか? そうすると一人の生徒に一クラスの連帯という(しかもこの子は言語が不自由なのだ)凄まじい責任を押し付け
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Posted by ブクログ
純粋な「戦争」に対する自分の立場としては全ての戦争は無くなればいいと思っている。だってそれが歴史を通じて日本のみならず世界が学んできたことだと思うから。それでも戦争がなくらないのはどうしてだろうと考えた時に結局みんな戦争が起こってしまうかもしれないという可能性を恐れて自分たちの国を守るために牽制として仕掛けているのではないかと思う。なんとも本末転倒とも理にかなっているとも言える事態である。本書を読めば、やはり想像を遥かに超えるウクライナ、ロシア双方、さらにはヨーロッパやアメリカにとっても複雑な問題であるということは火を見るより明らかだ。だから、外から戦争やめろとヤジを飛ばすのはナンセンスである
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Posted by ブクログ
ネタバレ著者自身はロシアの軍事について専門的に分析を行っているということで、
それをどういうふうにしているのか、ということについて共有されていました。
一般人はなかなかこんな情報分析をしたり、情報資料(インテリジェンス)を作ったりはしないかなーと思いながらも、
考え方として参考になることもあり、興味深かったです。
特に、情報分析対象の論理に飲み込まれることが少なくない、ということで、それに気をつけないといけない、という指摘があり、
これは私としても、情報分析を専門的にはしないまでも本を読んだりしているとよくありがちでどうしたらいいのかと思っていたので、陥りがちな罠として明示されていたのでこれ