小泉悠のレビュー一覧

  • 「帝国」ロシアの地政学(東京堂出版) 「勢力圏」で読むユーラシア戦略

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    ネタバレ

    ロシアの行動は「突発的」ではなく、独自の地政学的思考に基づいている──
    『帝政ロシアの地政学』は、国家を生命体と捉え、民族的連続性を重視するロシアの国境観を丁寧に解説した一冊。ウクライナ侵攻を理解するための重要な視座を与えてくれる。ロシアと関わるビジネスマンにもおすすめ。

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    2026年01月07日
  • サイバースペースの地政学

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    通信技術に関わる仕事をする中で最近セキュリティが注目されている。すこし幅広くいろんな角度から知識を得たいと思っていたところに遭遇した本。タイトルを見てこれは読んでみようとなった次第

    ちょっと物足りない。地政学とタイトルをつけるなら地理的要因に関する戦略で国家戦略の経済や技術とどう関連するのか、陸続きの国と海に囲まれた国での違いなどはもう少し詳細は議論があるとよいと感じた。海底ケーブルを巡る各国の状況などや現地の見聞情報、歴史的な説明はとても参考になったが、どういう国家のポジショニングにつながるか、覇権争いなどについてもっと考察の記述があると良い。それでも海底ケーブルを巡る企業の話とサーバーセ

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    2025年11月16日
  • 情報分析力

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    オーディブルにて。
    ロシアの軍事専門家が著者というだけで面白い。自分とはかけ離れた世界にも関わらず、情報の集め方、分析の考え方を汎用性をもってわかりやすく教えてくれた。

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    2025年08月14日
  • 情報分析力

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    著者は軍事専門家だが、情報分析の仕方は軍事以外の仕事でも役立つと思う。
    私は本書で言うところの「情報通」になりがちなので、情報収集をする際は「仮説を立てること」「アウトプットすること」を意識しておきたい。
    『NEXUS』を併読しているので、所々に共通点があって面白い。両者を読んで、情報分析とは変化を読む技術のことを差しているのかなと考えた。

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    2025年08月11日
  • ロシア点描 まちかどから見るプーチン帝国の素顔

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    ネタバレ

     ロシアによるウクライナ侵攻の前に書き始めて、侵攻後に幾らか修正、追加された感じ。

     著者はロシアの軍事の専門家。ウクライナとの戦争が始まった頃にはテレビで見ない日はありませんでした。その著者が、軍事のことではなく、ロシアに暮らす人々、住居、街並み、食事、そしていろんな噂が語られている地下空間のこと、それらを通してロシアって・・・をデッサンしていきます。当たり前ですが、ロシアに暮らす人々の多くは「普通」の人々です。でも、今はそのことを改めて「知る」ことはとても重要なことでしょう。

     最後の2章「「大国」ロシアと国際関係」「権力」は著者の専門分野です。その専門家でも、プーチンの考え、行動を正

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    2025年08月02日
  • ロシア点描 まちかどから見るプーチン帝国の素顔

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    モスクワとペテルブルクの話が多め。それぞれ旅行したことがあるので懐かしい気持ちになった。ロシアといっても広いので、もう少しいろんな都市の話が聞けたら面白いだろうなと思った。

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    2025年08月01日
  • 情報分析力

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    ネタバレ

    <読書の動機と個人的見解>
    軍事専門家によると、2027年が台湾有事のターゲット・イヤーと目されており、2029年までは緊迫した時期が続くという見通しだ。
    そこで疑問に思ったのが、ロシアによるウクライナ侵攻(2022年~)のときに軍事専門家らはこのタイミングを見通せて警告を発していたのか、ウクライナ市民(特にキーウ)は事前に察知して安全確保のための行動を取れていたのか、ということだった。
    気になっていたところ、Audibleの聴き放題に本書が入ったので聴いてみた。

    <本書の内容>
    この疑問への回答として、小泉さんはロシアがクリミア半島に勢力を増強し、ウクライナ側もその時に備えているという戦争

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    2025年07月30日
  • ロシア点描 まちかどから見るプーチン帝国の素顔

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    小泉さんはロシアについてとても生の知識をお持ちだ。配偶者はロシアの方かと思う。

    日露は戦争をしているのに、ロシアに関しての書籍が少なすぎる。

    堅苦しい政治論や、破茶滅茶な陰謀論は要らない。

    フィルター無しの露西亞を知りたいのだ。

    本書はかなりポップに書かれているため、サクッと読める。

    メディアでみる小泉さんはもっとかちっとしているので、編集サイドもかなり頑張ったのかな。

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    2025年06月15日
  • 情報分析力

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    普通の情報分析では無く、軍事の目線から見てる話しがら新鮮だった。データの集め方、料理の仕方については参考になった。

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    2025年06月14日
  • ロシア点描 まちかどから見るプーチン帝国の素顔

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    著者は、ロシアの軍事安全保障政策の専門家。 ロシア滞在時(2009~11年)の経験を基に、ロシア社会を考察する。テーマは、住まい、 人、街、食、政治、プーチンなど。2022年のウクライナ戦争以降、ロシアの軍事動向のニュースや情勢は伝えられるが、ロシアという国がどんな社会なのかは知らないことが多い。2010年頃のロシアについて、著者の経験と考察がさらりと紹介されていて面白かった。
    社会については他の本を読んで知っていたが、ロシア人の気質については、随分変わっているようで 知らないことも多かった。著者が言うように、「無限の不信と信頼が同居する国」というのは、プーチンとその取り巻きを見ていれば納得

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    2025年06月04日
  • ロシア点描 まちかどから見るプーチン帝国の素顔

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    ロシア人の気質、ロシアの住宅事情、地下空間、街の様子など、あまり知らなかったロシアのこと一部分ではあるが知ることができておもしろかった。政治的なこと、特にプーチン大統領の考え方の話は興味深い。

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    2025年05月25日
  • ウクライナ戦争

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    開戦は2022年4月。
    開戦前の2021年から2022年9月までの両国、欧州、米国の動きを政治、軍事の各方面から伝える。分かりやすい記述が素人には助かる。
    ただ、2025年の5月現在も停戦の望みは薄く、さらに言えば結局「力」がモノをいう結果になりそうなのが怖い。
    毛沢東でもない限り「核」には世界がビビるってことだな。

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    2025年05月23日
  • ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界

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    audible 。小泉悠が出てくるのでちょっと期待していたが、軍事オタク、戦争で飯を食う戦争屋のゲームブックだった。
    私はこんなゲームの登場キャラになることは断じて断わる。9条の精神は捨てない。

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    2025年05月22日
  • 情報分析力

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    自身の業務に役立てると思い拝読しましたが、コンサルタントや分析を主な生業とされている方向けの書籍な印象。
    一つの物事に対して深く分析する際の情報の集め方やスタンス、分析方法が網羅されています。

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    2025年05月02日
  • 2030年の戦争

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    日本を取り巻く微妙な情勢や、最新の戦法など、気鋭の有識者2人が対談した記録。
    技術が格段に向上し、追跡型ドローンなど、命中確率の高い兵器は増えてきた。ただしAIに頼ると、攻撃誤認により自動報復システムが稼働するリスクがある。「ドラエモン のび太の海底鬼岩城」の例えは秀逸である。

    ロシアや中国のように、人的及び物的資本など、ロジスティクス面でのストックが豊富にある国に対して、日本のように少ない国では異なる戦法にならざるを得ない点も納得。

    中朝露に対して「侵攻するには今しかチャンスがない」と思わせない抑止力が必要。この抑止力が維持できるか、際どい世界情勢であることを認識した。

    韓国の38度線

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    2025年04月30日
  • 情報分析力

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    内容は大して面白くなかったが(類書を色々と読んでしまっているので)、ところどころでロシア分析エピソードが出てくるのは楽しい。最後の数ページが特に良い。

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    2025年04月11日
  • 情報分析力

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    ロシア軍事の専門家が書く本著。ロシア軍事を調べるにあたっての話がリアルで面白かった。

    お客さんは分析対象ではなく、自分が属している何か国や会社です。エミュレーターの精度は可能な限り高くなければいけませんが、あるところでパチンとスイッチを切って自分たちの側に立ってものを考えられるようになることが絶対に必要です。

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    2025年04月05日
  • ゴジラvs.自衛隊アニメの「戦争論」

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    知見、教養が豊富な方々によるアニメ談義。対談者の優れた記憶力や豊富な回想を、オリンピック選手の自由演技を見る気分で、楽しみました。
    アニメや映画などから戦争を語られることへの抵抗感に理解を示している俯瞰した視点にも好感。

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    2025年03月06日
  • 情報分析力

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    たくさん情報を集める。
    批判的思考でなぜなぜする。
    何故何故して情報を集める。
    拡散した情報を集約する。

    調査する場合に大切なことは、自分が何について知りたいかを明確にすること。そうすると批判的思考やHwyのメカニズムさえ持っていれば、正しい問いを投げることができる。

    目的がある情報収集なら、目的に合わせて集めた情報をすべて疑うことが重要。その疑う→さらに情報を集める→集約する。すべてAIでできるが、クリティカルシンキングできない人は、AIに騙されて終わる。

    ▼ただ情報やデータを持っているだけでは意味がない
    ・米国やロシアのような大国の情報機関でさえ、9割以上は公開情報を元に情報分析を行

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    2025年02月25日
  • ロシア点描 まちかどから見るプーチン帝国の素顔

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    前半はロシア人の国民性や文化の話でおもしろかったです。
    花屋が24時間営業している理由や、皆が好き勝手でベランダが増殖していったり、運転免許に受からない理由を問い合わせたら「賄賂を払ってないんだから当たり前でしょ」と言われたなんて話は笑えました。
    後半はプーチンの価値観、中国やトルコとの関係など外交的な話。
    プーチンには理解できない感覚を、彼の見てきた歴史を踏まえて解説していて納得でした。
    後半は難しくてよくわからない部分もあったので、何度か意識が飛んでしまいましたが、勉強になりました。

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    2025年02月17日