小泉悠のレビュー一覧

  • 「帝国」ロシアの地政学(東京堂出版) 「勢力圏」で読むユーラシア戦略

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    プーチンロシアの対外政策を、同国の国家観を踏まえて軍事的な話題を中心に考察した本

    著者は小泉悠氏。ロシアのウクライナ侵攻により、今メディアで最も私達が目にしている人である。
    ロシアの軍事、安全保障が専門。現在は東京大学先端科学技術研究センター グローバルセキュリティ・宗教分野、専任講師。
    出版は2019年。

    本書において、ロシアとの関係で考察されている国はウクライナや日本(北方領土)をはじめ、シリア、ジョージア(著者は自身の意向でグルジアと記載)、バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)、北極。

    今まさに世界的関心事のウクライナ侵攻、そして北方領土について、ロシアの政策や論理を知り

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    2022年04月16日
  • 「帝国」ロシアの地政学(東京堂出版) 「勢力圏」で読むユーラシア戦略

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    刊行から少し時間は経っているものの、特に前半では「ロシアが考えていること」がわかる。バルト三国、グルジアの話は今目の前で起こっているウクライナの状況に通ずる部分が多く、何か解決の糸口はないか、と考えさせながら読んだ。

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    2022年02月27日
  • 現代ロシアの軍事戦略

    購入済み

    読みやすい貴重な本

    ロシアに関する本自体が少ないので、読みやすいだけでいい本になってしまいます。
    ひとつひとつのかたまりが短くて、内容がかわるので、あきずに読めます。
    ロシアに対して良いことを書いてある本はとても少ないので、そう思いながら読むのにはいい本だと思います。

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    2021年06月18日
  • 「帝国」ロシアの地政学(東京堂出版) 「勢力圏」で読むユーラシア戦略

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    Twitterで人気のイズムィコ先生著。プーチンの"主権国家"観をベースに現代ロシアの外交戦略を分析。「安全保障を自国で完結できて初めて主権国家であり、日本もドイツも非主権国家」とのロシアの(プーチンの?)安全保障感覚は言われるとめちゃくちゃ納得する解釈だった。シリアにロシアが絡む理由とか全然分かってなかったが、改めて納得。読みやすい文章やし、サントリー学芸賞にハズレなしという法則を改めて実感。

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    2020年06月05日
  • 「帝国」ロシアの地政学(東京堂出版) 「勢力圏」で読むユーラシア戦略

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    著者が実際に歩いたロシアの周縁部の風景から、ロシアにとっての国境、ひいては国家観が描き出される。

    ソ連という国はなくなったし、それはロシアとは異なるものだということは分かってはいても、ロシアの人々にとっては、どうもすんなり片付けられるものでもないというのが、旅先で出会った人たちの話すあれこれから浮かび上がる。
    旧ソ連諸国とは冊封体制のような関係で、自分たちはその中心でありたい、というものなのだろう。
    少なくともチャイナのように、全世界の中心を考えているわけではなく、自意識としてはあくまでも旧ソ連邦の範囲内というのがロシアらしい。米と張り合っての超大国はもう目指すべくもないということか。
    無論

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    2020年02月04日
  • 情報分析力

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    ネタバレ

    著者自身はロシアの軍事について専門的に分析を行っているということで、

    それをどういうふうにしているのか、ということについて共有されていました。

    一般人はなかなかこんな情報分析をしたり、情報資料(インテリジェンス)を作ったりはしないかなーと思いながらも、

    考え方として参考になることもあり、興味深かったです。

    特に、情報分析対象の論理に飲み込まれることが少なくない、ということで、それに気をつけないといけない、という指摘があり、

    これは私としても、情報分析を専門的にはしないまでも本を読んだりしているとよくありがちでどうしたらいいのかと思っていたので、陥りがちな罠として明示されていたのでこれ

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    2026年02月09日
  • 現代ロシアの軍事戦略

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    現代戦が古典的な戦力のぶつかり合いであることを再認識できた。新型兵器による撹乱はあるが。露中関係も少し触れてあり参考になったよ

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    2026年02月08日
  • サイバースペースの地政学

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    データセンターと海底ケーブル
    それぞれ適切な場所があること、それらが通信の根幹のため、攻撃の対象となる可能性をはらむ 

    重要なインフラだが、危なっかしい

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    2026年01月21日
  • 戦闘国家 ロシア、イスラエルはなぜ戦い続けるのか

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    インテリジェンスの専門家たちの対談本。
    両国及びその諜報機関の特性はまさに国民性が生み出した機関なのだろうなぁ。日本人の平和ボケも。
    しかし、安全保障環境は日々刻々と厳しい方向に変わり続けているので、日本も早急に体制を整えばいけない、ということがよくわかった。
    そういう政治家を選ばないと。

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    2026年01月11日
  • 情報分析力

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    3.2
    ロシア軍の情報分析の専門にしている大学教員による情報分析の方法を解説した本。専門家と言えど一般人なので、政治家や軍人にしかできないような方法ではなかったのは良かったが、具体的に方法を説明した本ではなく、大雑把に専門家がどう情報分析をしているかを説明したもの。OSINTを知れたので就活中に読んで良かった。公刊情報に当たるのに深さが全く足りていないことが理解できた。後半は趣旨から外れる話が多くて残念だった。

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    2026年01月10日
  • 「帝国」ロシアの地政学(東京堂出版) 「勢力圏」で読むユーラシア戦略

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    ネタバレ

    ロシアの行動は「突発的」ではなく、独自の地政学的思考に基づいている──
    『帝政ロシアの地政学』は、国家を生命体と捉え、民族的連続性を重視するロシアの国境観を丁寧に解説した一冊。ウクライナ侵攻を理解するための重要な視座を与えてくれる。ロシアと関わるビジネスマンにもおすすめ。

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    2026年01月07日
  • サイバースペースの地政学

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    通信技術に関わる仕事をする中で最近セキュリティが注目されている。すこし幅広くいろんな角度から知識を得たいと思っていたところに遭遇した本。タイトルを見てこれは読んでみようとなった次第

    ちょっと物足りない。地政学とタイトルをつけるなら地理的要因に関する戦略で国家戦略の経済や技術とどう関連するのか、陸続きの国と海に囲まれた国での違いなどはもう少し詳細は議論があるとよいと感じた。海底ケーブルを巡る各国の状況などや現地の見聞情報、歴史的な説明はとても参考になったが、どういう国家のポジショニングにつながるか、覇権争いなどについてもっと考察の記述があると良い。それでも海底ケーブルを巡る企業の話とサーバーセ

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    2025年11月16日
  • 情報分析力

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    オーディブルにて。
    ロシアの軍事専門家が著者というだけで面白い。自分とはかけ離れた世界にも関わらず、情報の集め方、分析の考え方を汎用性をもってわかりやすく教えてくれた。

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    2025年08月14日
  • 情報分析力

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    著者は軍事専門家だが、情報分析の仕方は軍事以外の仕事でも役立つと思う。
    私は本書で言うところの「情報通」になりがちなので、情報収集をする際は「仮説を立てること」「アウトプットすること」を意識しておきたい。
    『NEXUS』を併読しているので、所々に共通点があって面白い。両者を読んで、情報分析とは変化を読む技術のことを差しているのかなと考えた。

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    2025年08月11日
  • ロシア点描 まちかどから見るプーチン帝国の素顔

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    ネタバレ

     ロシアによるウクライナ侵攻の前に書き始めて、侵攻後に幾らか修正、追加された感じ。

     著者はロシアの軍事の専門家。ウクライナとの戦争が始まった頃にはテレビで見ない日はありませんでした。その著者が、軍事のことではなく、ロシアに暮らす人々、住居、街並み、食事、そしていろんな噂が語られている地下空間のこと、それらを通してロシアって・・・をデッサンしていきます。当たり前ですが、ロシアに暮らす人々の多くは「普通」の人々です。でも、今はそのことを改めて「知る」ことはとても重要なことでしょう。

     最後の2章「「大国」ロシアと国際関係」「権力」は著者の専門分野です。その専門家でも、プーチンの考え、行動を正

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    2025年08月02日
  • ロシア点描 まちかどから見るプーチン帝国の素顔

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    モスクワとペテルブルクの話が多め。それぞれ旅行したことがあるので懐かしい気持ちになった。ロシアといっても広いので、もう少しいろんな都市の話が聞けたら面白いだろうなと思った。

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    2025年08月01日
  • 情報分析力

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    ネタバレ

    <読書の動機と個人的見解>
    軍事専門家によると、2027年が台湾有事のターゲット・イヤーと目されており、2029年までは緊迫した時期が続くという見通しだ。
    そこで疑問に思ったのが、ロシアによるウクライナ侵攻(2022年~)のときに軍事専門家らはこのタイミングを見通せて警告を発していたのか、ウクライナ市民(特にキーウ)は事前に察知して安全確保のための行動を取れていたのか、ということだった。
    気になっていたところ、Audibleの聴き放題に本書が入ったので聴いてみた。

    <本書の内容>
    この疑問への回答として、小泉さんはロシアがクリミア半島に勢力を増強し、ウクライナ側もその時に備えているという戦争

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    2025年07月30日
  • ロシア点描 まちかどから見るプーチン帝国の素顔

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    小泉さんはロシアについてとても生の知識をお持ちだ。配偶者はロシアの方かと思う。

    日露は戦争をしているのに、ロシアに関しての書籍が少なすぎる。

    堅苦しい政治論や、破茶滅茶な陰謀論は要らない。

    フィルター無しの露西亞を知りたいのだ。

    本書はかなりポップに書かれているため、サクッと読める。

    メディアでみる小泉さんはもっとかちっとしているので、編集サイドもかなり頑張ったのかな。

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    2025年06月15日
  • 情報分析力

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    普通の情報分析では無く、軍事の目線から見てる話しがら新鮮だった。データの集め方、料理の仕方については参考になった。

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    2025年06月14日
  • ロシア点描 まちかどから見るプーチン帝国の素顔

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    著者は、ロシアの軍事安全保障政策の専門家。 ロシア滞在時(2009~11年)の経験を基に、ロシア社会を考察する。テーマは、住まい、 人、街、食、政治、プーチンなど。2022年のウクライナ戦争以降、ロシアの軍事動向のニュースや情勢は伝えられるが、ロシアという国がどんな社会なのかは知らないことが多い。2010年頃のロシアについて、著者の経験と考察がさらりと紹介されていて面白かった。
    社会については他の本を読んで知っていたが、ロシア人の気質については、随分変わっているようで 知らないことも多かった。著者が言うように、「無限の不信と信頼が同居する国」というのは、プーチンとその取り巻きを見ていれば納得

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    2025年06月04日