ヨシタケシンスケのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ思いの外、期待以上に良かった。哲学的な話だけど、ヨシタケシンスケさんの絵も手伝ってから読みやすく。
音楽のCDアルバムがなくなって1曲ずつの切り売りになった。間違いや無駄はないが、偶然の出会いがなくなった。これと同じ理由で、旅行のパッケージツアーをどちらかというと初心者向けと思っている人にもたまには参加してみて偶然乗る出会いをしてみてほしいという話がやたら響いた。
具体的と抽象的の話もまた同じく。具体的な例をできる人が頭いいという印象が強いけど、人間だからこそ抽象化することができるとのこと。確かにお昼食べに行こうと言われるのをあの店のアレを食べに行こうとは誘わない。
形から入るのを馬鹿にしがち、という話もまた。確かに形を作っている時点で、ただ考えてる人よりはよっぽど進んでる。
特に自分の思考に当てはまるところが多く、面白かった。 -
Posted by ブクログ
クリープハイプのフロントマンであり作家の尾崎世界観さんが綴る、40歳から41歳の1年間の日記。具体的には2024年12月25日~2025年12月24日。ダ・ヴィンチで連載されていたらしい。
いや〜面白い。ついつい読んじゃう。今日は半月分って決めていたのに、気がついたら二ヶ月も読んでいたり!計画の半分の日数で読み切ってしまった。
「書かなかったこと日記」と言うのが面白い仕掛けで、毎日の日記の最後に書かなかったことの割合を「%」で示してくれている。めっちゃ長い日なのに「20%」で他に何があったん!?と想像させてくれたり、めっちゃ短いのに「86%」でほんまに何もしてないやん!と思ったり。楽しませてくれた。
イラストは絵本作家のヨシタケシンスケさん。各月の最後には「日記読んだ日記」も書かれていて、なんかお得。
あーーー、それにしてもバンドのボーカルって体のケアが大変だと身にしみてわかる。喉のケア、日々の鍼治療、それでも声が掠れてしまったり、ライブがうまくいかなかったり。反対に尾崎さんが満足できるライブをした日の日記には、読者として自然にガッツポーズが出てしまった。
そんな日々を過ごしながらも歌詞を書いて、曲を作って、ライブして、小説もエッセイも書いて、ほんと尊敬しかないです。生み出された作品は、これからもありがたく拝聴・拝読する。最後の一ヶ月は、「蔵生」食べながら読んだ。