ヨシタケシンスケのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
さすがヨシタケシンスケさん!というくらい、共感のできる育児エッセイ。
育児書系って一歩間違えるとなんだかすごく横柄な印象を受けてしまうジャンルな気がしていましたが、ただただあるがままを素敵なイラストと飾りのない言葉で否定をせずに綴っています。
人生のピーク:ヨシタケ家の家訓に「人生のピークは遅い方がいい」とあるそうです。ゆっくりとした右肩上がりが一番幸せ、確かに!と思います。過去を振り返ってあの頃はと、嘆いてばかりじゃその後の人生つらいですよね。ウチの主人も出会った頃から「自分は大器晩成型なんで笑」と。いつだよ!?とツッコミたくなりますが、きっとそういうことなんだな、と思います。
子供と色々 -
Posted by ブクログ
ネタバレとても深く手あったかい物語でした。
とても印象に残ったセリフが、
「だってそもそもいきものはべつにたのしむために生きてるわけじゃないからね」
「たのしくなくちゃいけないわけでも
しあわせでなくちゃだめなわけでもないんだよ」
↑とても深いなと…常に、人生は一度きりだから楽しみなさいと言われてきたが、別に楽しまない道もあるのでは?と考えることがあったので、心のどこかに置いておきたいセリフです。。
○ちいさいおさら
オチがかわいかった!
この世のものはすべて(人間も含め)壊れたりなくなったりするので、小さいことでくよくよしていてもしょうがないなと感じた…
○きたないゆきだるま
ほっこりした。 -
Posted by ブクログ
毎日を一生懸命生きてる?
自分に問いかけてみる。
大きな不満はない。
でも、このままでいいのだろうか?
「永遠に生きるごとく夢を見よ、明日死ぬかのように生きよ」とは、昔読んだ本で知った、ジェームズディーンの言葉。
頭で分かっていても、行動に移せるわけではない。
若い頃に比べると、野心もフットワークの軽さも無くなってしまった。
あの頃と今とでは、描く幸せの理想像だってすっかり変わってしまった。
家族がいて、仕事があって、子どもがいて、世間様のいう幸せは手に入れている。
でも、何だろうか、この満たされなさは。
このモヤモヤが何か知りたくて、ヒントが欲しくて色々な本を手に取ってみる。 -
Posted by ブクログ
ヨイヨワネ→良い弱音 うつぶせ編
私は、こっちの方が断然好きでした。
それぞれの好み、感想があろうとは思いますが…
あおむけ編よりうつぶせ編でした
あおむけ編に「はじめに」があって、それぞれ別の編集者さんに選んでもらったとの事。
うつぶせ編を選んだ編集者さんの方が合うんだべな。
10分で読み終わります。
クスッとできます。
気に入ったのを抜粋しようとすると
ほぼ全部になるので、せず。
中年の悲哀が満載です。
この作品に共感できない人は、相当、陽キャ
この作品に共感できない人は、相当、元気
この作品に共感できない人は、相当、強い
この作品で、ヨイヨワネを味わうと
みんな同じだ -
Posted by ブクログ
なんて可愛くて切なくてあったかいお話なんでしょう。小さな男の子が、眠っているあいだに男の子の部屋に飾ってあったロボットが、窓から侵入してきた猫に連れ去られるところから始まります。それはどこに行ってしまうのでしょう‥
ずっと一緒にいたかった人やものが、目の前から消えてしまった時、それはとても悲しいですよね‥。
その悲しみを手当てしながらも、回復(成長)しようとするとき『もしものせかい』が必要になるのです。
このお話は心の中のお話です。
でもとっても必要なお話。
別れ 卒業 旅立ち 願望 挫折‥
それを経験したあとの心の育み
その世界を、あったかいことばと
あったかい絵で表現してくれて