ヨシタケシンスケのレビュー一覧
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仕事柄、最近写真に興味を持ち始め、ヨシタケシンスケさんの挿し絵にも惹かれて購入。ほぼジャケ買いだったが、結果的にとても良い本だった。
前半は写真の本というより、「一次情報を取りに行く」「正解は時代とともに変わる」「行動力が大切」など、仕事や人生にも通じる内容が多く印象に残った。著者が実体験から得た学びを、押し付けることなく語っている点にも好感を持った。
後半はカメラや現像などの実践的な内容。専門的ではあるが、実際にカメラを手にしたときに試してみたくなるような書き方だった。
最終的に感じたのは、「自分が良いと感じたものを大切にする」というシンプルなメッセージ。写真は一瞬を記録できるからこそ人生を豊かにするものだと改めて感じた。今年はカメラを買うことも検討してみたい。 -
Posted by ブクログ
「メメント・モリ(memento mori)」は、「死を想え」「死を忘るるなかれ」という意味のラテン語で、自分はいつか死ぬ運命にあることを忘れず、今を大切に生きようという考え方です。
そんなメメントモリという言葉をかわいいメメン(女の子)とモリ(男の子)に変えてヨシタケさん流の「人はなんで生きているの?」を3つの
お話しで教えてくれています!
私にとって子どもがいたら読んであげたい、
そして子どもと一緒に考えたい本No.1です!
そして私が子どもの時に出会いたかった本です!
あの時の自分には生きづらかった、辛かったそんな時にこの本に出会ってたらもっと心が軽くなってたかな⋯と。
今は保育園で保育園看護師として働いているのですが、年長さんへの保健指導後の保護者向けのポスターで、「子ども達と一緒に読んでほしい本、何度も読んであげてほしい本」として毎年紹介をしています。
いつかの子ども達の心の隙間にそっと入って、
少しでも辛い時間が減らせるように。
少しでも生きることへの重圧が減らせるように。
命を絶つことが選択肢にならないように。
どんなあなたも大切なんだよと知ってもらえるように。
これからも大切に読んでいきたいです!
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Posted by ブクログ
“いつのことだか おもいだしてごらん
あんなことこんなこと あったでしょう…いつになっても わすれない“
自分の時もそして我が子の時も卒園式に歌った『思い出のアルバム』。今でも歌われているのかわからないが、この歌の前奏を聞くだけで、今でも目頭が熱くなる。
子育てに追われている時はなかなか,あんなに あんなにと振り返る事は難しいけれど、手が離れてみれば早いなぁって感じる。子育てを終えてから久しくなるが、今は孫を見ていてそう思う。毎日が成長だと…。
本書を読んで涙することはなかったけれど、あんなに あんなにとあの頃のことを思いながら愛おしさを新たにしました。
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Posted by ブクログ
■「思い出すきっかけ」
その項で本を脇に置き、目をつぶって父との思い出に浸ってみた。僕は地元で暮らしていることもあり、子供と出かけるといろんな場所で父との時間を思い出す。
日曜になると実家の裏の農道、あぜ道を走り、喫茶店でミックスジュースを飲んだ。父は山が好きだった。僕も好きだ。家族で登った近郊の山に今は子供たちと登っている。そんなとき、家族旅行で行った大山や蒜山、上高地なんかも思い出す。
昨日は長男が毎週欠かさず見ているゴジュウジャーの最終回だった。僕も戦隊ものが大好きで、ショッピングモールのステージで催される戦隊ショーによく連れて行ってもらった。父の愛車、白のランサーで。車中BGMは近藤真彦『ギンギラギンにさりげなく』だ。
僕は子供に対して怒ってしまうけど、僕は父に怒られた記憶がほとんどない。父の胸に熱いコーヒーこぼしてしまったときも。どうしてもガチャガチャをしたくてお店で泣いて駄々をこねたときも。反抗期、母の入院中に冷蔵庫に牛乳がないことが気に入らなくてごねたときも。寡黙な父は怒らなかった。瞬間的に怒るのはいつも母の役割だった。
自分が親になった今ならわかる。父は何も言わなかったけど何より子供のことを考えてくれていたのだと思う。生前は気づくこともなく、もちろん伝えることもなかった感謝の気持ち。この恩は今となっては子供に送るしかない。子育ては親への恩返しでもあるかもしれない。