斉藤洋のレビュー一覧
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ネタバレ仙人さまと白狐魔丸のやりとりにいちいちもえる。
お師匠様弟子のこと、めっちゃ大切にしとるやん!
狐目線が自然で嫌みなく素直なとこがいいよね、と思ったら、ルドルフの作者なんだからさもありなんですよね、と。
あと日本史には疎いので、勉強になります。ムー的説もこの作品に限り納得です。
そして2巻目にして、正体わかりましたね!いやぁ素敵な距離感。これからも関わってくると期待します。しかしそこまで気に入られたとは時輔と雅姫の出会いとか、どんなエピソードがと気になります。
狼との距離感も素敵で。
というかこの文章雰囲気は高尚です。こういった酒脱な?雰囲気をだせる作家は尊敬してしまいます。
手元に置き -
Posted by ブクログ
5巻になる本書はシリーズの中では長い方で、天草の乱を中心に比較的短い期間の出来事をほとんど時間を飛ばさないでじっくりと描いています。シリーズの中でもこの巻は超能力バトル的描写が多めです。これまでの巻では超能力者がほとんど歴史の傍観者に留まっていたのに対し、ここでは歴史の流れ自体に関わっていることもあって、超能力ものとして楽しいです。特に前半の超能力の修行のシーンが、私はなんだか好きでした。またフィクションとはいえ、日本史を習うときにはごく簡単に通り過ぎてしまう天草の乱が細かく描写され、実情とはかけ離れているかもしれないにしても想像をすることができたのも嬉しく思いました。時貞の未熟で不遜な性格に
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Posted by ブクログ
ネタバレ小学生でも読める本、というテーマの選書です。
舞台は平安時代末期の源平合戦の時代で、主人公となるのは「きつね」です。
人間を「化かす」と言い伝えられているのを聞いたきつねは、そのための修行の場である「白駒山」へと向かい、そこで出会った仙人のもとで修業を始めます。
子供向けのファンタジー作品なので、少し描写に物足りない部分もありますが(どのようにして仙人はその力をみにつけたのか、またきつね(白狐魔丸)が能力を開眼する場面も「特殊な訓練」を積んだ様子もなく……)、登場人物の心理描写は細かく描かれていましたし、全体の物語展開は面白く感じました。
なぜ、人は生きるため(獲物を捕まえて食べるためや、