あらすじ
劉備の「蜀」、曹操の「魏」。そして、孫堅・孫策・孫権の父子が、呉をつくった! 民衆をたいせつにした長沙の太守孫堅は、諸国の豪傑がしぜんに集う人望をそなえた大将。が、戦場では、一変した勇猛さを見せた。それが孫堅の悩みでもあったが……。(第1章 将の巻~孫堅伝)
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Posted by ブクログ
小学生の時に出会って夢中で読んだ
蜀や魏が注目されがちな三国志の中で、あえて呉を主役にした物語だが人物描写が魅力的で、自分にとっては三国志といえば呉となった
それくらい楽しかった三部作
小学生でも読みやすく、大人でも楽しい
初期のハードカバーの3冊はモンキーパンチの挿絵で、鮮やかな3色の色分けがされてそれがとても印象的だった
Posted by ブクログ
呉の国を作った孫堅、孫策、孫権の物語。劉備や諸葛孔明がほとんど出てこない三国志。
小学生高学年から中学生くらいを対象に書かれているので読みやすい。
スペクタクルな表現も織り交ぜている。
Posted by ブクログ
呉から見た三国志小説。三国志と名打つものの、他の2勢力(曹操、劉備)についてはほぼでてこない。孫堅、孫策時代の話が主となっている。黄蓋や程普などの呉の古参武将が好きな人におすすめ(周瑜は中盤くらいから出てくる)。赤壁以降は描かれていないので概ねハッピーエンド?で終わる。小学生高学年〜中学生向きの文章で、わかりやすく大人でも楽しめる。
Posted by ブクログ
よく知られた三国志でなく呉の孫堅とその子供たちを主役に据えた児童文学作品。「ルドルフとイッパイアッテナ」の著者だそうだが、この作品も、血なまぐさい戦国活劇なのにどこか淡々としていて、主人公達もそれぞれに欠点や宿業を抱えた存在として突き放して描かれている。最後もめでたしめでたしにしていないところがなかなか深い。