あらすじ
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年の瀬もせまったある日、今まで文字に興味を示したことが一度もなかったブッチーが、文字を習おうかなと言いだした。同じ頃、どこかに引っ越しをしてしまったブッチーのもとの飼い主を近所で見かけたと犬のデビルから聞いたルドルフは・・・・・・。今度はルドルフとブッチーが旅に出る??教養あるねこ、ルドルフたちの冒険がまた始まる!
年の瀬もせまったある日、今まで文字に興味を示したことが一度もなかったブッチーが、文字を習おうかなと言いだした。同じ頃、どこかに引っ越しをしてしまったブッチーのもとの飼い主を近所で見かけたと犬のデビルから聞いたルドルフは・・・・・・。
今度はルドルフとブッチーが旅に出る??
さらに成長したルドルフとブッチーたちが活躍する「ルドルフとノラねこブッチー」は、小学生読者はもちろん、かつて愛読者だった大人たちも感涙の一冊です。
※小学2年生以上の漢字にルビ付
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
だいすきなルドルフシリーズ最新刊(かな?)
ブッチーの飼い主の金物屋さんを追う姿になんだか心が痛んだなぁ。
猫たちはその土地とか環境が好きなんだろうなって思ってたけど、こう思ってくれる猫たちもいるのかと思うと昔猫を飼っていた身としては、幸せな気持ちもあった。
児童書だけど、大人になっても読みたい本!
Posted by ブクログ
スノーホワイトの時からそうだけど、斉藤洋先生、映画化がよほど気に入らなかったのかなぁ…ってくらい、ブッチーとイッパイアッテナのキャラが映画と違ってます。続編はまずキャラクターを完全に練り直さないと不可能。映画結構好きだったので、「あっ、続編やる気ないんだ…」と察してしょんぼりしながら読み進めました…。でもお話はとても面白かったのですけど。
シャリトブラを巡る関係性が、「人間と「人間」と「猫」と猫」の間柄を滑稽に捉えていてとても好もしかったです。
Posted by ブクログ
続けて読んでいたので気にしていなかったのですが、調べてみたらシリーズの一作目が1987年。
ブッチーの本が2020年発行なので、33年続いているシリーズなのですね!
あまり時間の経過を感じさせないような内容なので、あらためて驚きました。
今回の主役はブッチー!
このシリーズの中では特に好きなキャラクターです。
今回はローマ字を覚えたり、飼い主探しの旅に出たり大活躍です。
でも、最後においしいところを持っていくのはイッパイアッテナ!
いつまでも続いてほしいシリーズです。
Posted by ブクログ
イッパイアッテナのセリフがステキで
俺の名前はイッパイアッテナ!ってシーン最高
いちいち心の声で解説するルドルフもかわいい
思わず笑みが溢れる1冊になりました!
一気読み(-ω☆)キラリ
Posted by ブクログ
「ルドルフとイッパイアッテナ」しか読んでないけれど、今年度購入したので他の本をとばしてまず読みました。
ルドルフの成長と仲間が増えていることに驚き。
フォントにも最初は違和感あったけれど、話の面白さに引き込まれると気にならなくなりました。
本当におもしろい!!
プロローグには
「いままでの四冊を読んでいない人が読んでも、なるべくおもしろく読めるように書くつもりだ」
とありますが、せめて「ルドルフとイッパイアッテナ」は読んでから読んだほうがいいと思います。
あとがきには
「三巻までは、原稿は新聞のおりこみ広告のうらや、ちぎったノート、それからデパートの包装紙に書かれていました。(中略)今回は、半分くらいが新品のコピー用紙でした」
そして、ルドルフの字が上手になってきていること、そのうちワープロソフトを使えるようになって、斉藤さんが原稿を清書する必要がなくなる、それはそれでさびしい、なんてことも書かれていて、今後にも期待したいです!
Posted by ブクログ
今回のルドルフはかなり世渡り上手になっていてまたまた仲間をふやしていてブッチーを助けていてよく頑張っていてよかった。イッパイアッテナの貫禄も磨きがかかっていて仲間思いでカッコよかった。
Posted by ブクログ
地元がでてくるということで普段縁のない児童書に手を出してみた。小学校中学年って結構本読めるんだなぁと思いつつ、野良猫が文字が読めるどころか戦国武将に詳しかったり、時刻表が読み解けたり、特急あずさにのりこんじゃったり、荒唐無稽だけどこれは楽しい…。ひさびさに童心に帰ることができました。(でも武田通りの猫ちゃんたちは本当は臆病者だからいじめないであげて…)
Posted by ブクログ
ルドルフとイッパイアッテナの5作目。
今回も大冒険。それにしても、どうしてよそへ行くと地元の猫とケンカになるんでしょう。猫の世界ってそんなに縄張り争いが激しいんでしょうか。
バトルものが好きな息子には良かったようです。
Posted by ブクログ
ルドルフとイッパイアッテナ5作目。ブッチーの元飼い主の家を探すのだけど、なんともやっぱりイッパイアッテナは頭いい。ルドルフは天然っぽいから本当に可愛い。
Posted by ブクログ
初期作品が傑作すぎて、5作目ともなるとやや単調な物語になっている感は否めないが、それでも楽しく読み進めることができた。
各章のタイトルが段々と長くなってきて、もはやタイトルではなくなっているところにちょっとした遊び心を感じる。笑
杉浦さんの挿絵は相変わらず唯一無二で、このシリーズのクオリティを保てている土台になっているといっても過言ではない。当時90歳近くで描かれており、ということは現在95歳?
ご健在のうちに、締めくくりとなる最高傑作の作品が出ることを心待ちにしている。
Posted by ブクログ
ルドルフとイッパイアッテナシリーズ5作目。
子どものときに初期作品を読んで、岐阜に帰ったルドルフがリエちゃんの家から東京行きのトラックに乗るまではぼろぼろと泣いたのは自分だけではないかもしれません。ルドルフに感情移入したゆえなのですが、これは何に価する感情なのだろうかと。幼い頃は感情の名前を知らないから、驚き、戸惑う。それは登場人物もそうで、成長するにつれ、大人になるにつれ、そういったことはなくなっていく。思い入れの強い作品なので、どこか無個性な児童文学のシリーズになってしまったかな、という感じ。
内容に関しては可もなく不可もなくという少々無難なもののように思えましたが、御年89歳の杉浦範茂さんのイラストが見れるだけでもう胸が一杯です。最高傑作ではないと思いますが、今までで一番絵も大きく、多かったのではないでしょうか。
このイラストあってのルドルフなので、彼らの最善の形での完結と成長をせつに願っております。