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Posted by ブクログ
続けて読んでいたので気にしていなかったのですが、調べてみたらシリーズの一作目が1987年。
ブッチーの本が2020年発行なので、33年続いているシリーズなのですね!
あまり時間の経過を感じさせないような内容なので、あらためて驚きました。
今回の主役はブッチー!
このシリーズの中では特に好きなキャラクターです。
今回はローマ字を覚えたり、飼い主探しの旅に出たり大活躍です。
でも、最後においしいところを持っていくのはイッパイアッテナ!
いつまでも続いてほしいシリーズです。
Posted by ブクログ
ルドルフとイッパイアッテナシリーズ5作目。
子どものときに初期作品を読んで、岐阜に帰ったルドルフがリエちゃんの家から東京行きのトラックに乗るまではぼろぼろと泣いたのは自分だけではないかもしれません。ルドルフに感情移入したゆえなのですが、これは何に価する感情なのだろうかと。幼い頃は感情の名前を知らないから、驚き、戸惑う。それは登場人物もそうで、成長するにつれ、大人になるにつれ、そういったことはなくなっていく。思い入れの強い作品なので、どこか無個性な児童文学のシリーズになってしまったかな、という感じ。
内容に関しては可もなく不可もなくという少々無難なもののように思えましたが、御年89歳の杉浦範茂さんのイラストが見れるだけでもう胸が一杯です。最高傑作ではないと思いますが、今までで一番絵も大きく、多かったのではないでしょうか。
このイラストあってのルドルフなので、彼らの最善の形での完結と成長をせつに願っております。