斉藤洋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「イッパイアッテナ」って面白い名前だと思ったら、そういうことなんですね。
おチビちゃんなのに、めいっぱい虚勢を張るルドルフのなんと可愛らしいこと!
そして、情に厚くて義理がたいイッパイアッテナ!
ルドルフとブッチーの#二人忠臣蔵、
クマ先生も、人間顔負けの友情だな。なんて言っていたけれど、まさにその通り。
瀕死の状態でも、決して泣き言を言わない、あっぱれなイッパイアッテナ。
デビルはたしかに嫌なヤツだ。
でも、どんなにひどいことをされても、最後に赦してあげたルドルフに胸が熱くなりました。
本書によく出てくる「教養」の意味を考えました。
字が読めるからと、ブッチーをからかったルドルフを叱る -
Posted by ブクログ
ルドルフとイッパイアッテナのシリーズの3冊目。
すっかり東京の半ノラ生活に馴染んでいるルドルフの元に、江戸川の向うの縄張りを仕切る猫のドラゴン三兄弟が訪れてくる。
川向うの町では犬や猫たちが凶暴な野良犬に襲われる事件が起きていた。
そこでドラゴン三兄弟は、ルドルフとブッチ―がデビルを倒したという噂を聞いて助太刀を頼みに来た。
そういえばそのブッチ―の様子が少しおかしい。ちゃんと餌をもらえる金物屋さんの飼猫なのに「鳩を捕まえて食べたい」と言ってみたり、たわいなこととに苛々したり。
ルドルフの代わりに川向うの町の野犬対決に行くイッパイアッテナ。
ネコ質(人質の猫版)として代わりに残ったドラ -
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「ルドルフとイッパイアッテナ」の直接の続編。
ルドルフが岐阜に帰ろうとした前夜、イッパイアッテナはライバルのブルドック、デビルに襲われ大怪我をし…
の続きなので、続編と言うより前篇後編くらいの繋がり。
★★★
なんだかんだで東京での日々が過ぎるルドルフ、イッパイアッテナ、友達の金物屋の飼猫プッチー、そしてブルドックのデビル。
イッパイアッテナが人間の文字を学んでいるのは、かつての飼い主に会いたいから。飼い主とは友人のような関係でもう一度会ってみたかった。
しかし元飼い主の家は取り壊され、新しい家が建ち…
そしてルドルフは、子供の飼猫からだんだんノラ猫のプライドを持ちつつあり、自分でも少し混 -
購入済み
懐かしい。。。
幼少期に母から教えてもらった本です。
また読み返すことが
できて本当に嬉しい。
いい本は、
永久に読み繋がれていくのでしょうね。
私も今妊娠中で産まれてきたら
ぜひ子供にすすめようとおもいます。。。
イッパイアッテナって名前が本当に素敵。
表紙の装画があまりにも可愛いので
びっくりしました。
昔の方がなんか味がでてたかな。。。
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ふと立ち止まった本屋の絵本コーナーにて、このシリーズを見つけた。ルドルフとイッパイアッテナ。私が小学生の頃に大好きだったシリーズ。その第4作目がいつの間にか出ていたらしい。そして帯に目を移してびっくり!なんと、3DCGアニメ完全映画化だって?!これは驚いた。しかも今年、2016年の夏に!こういうのを運命っていうんでしょ?笑 一番ホットな時に運命の再会をしました、私たち。
初めてルドルフとイッパイアッテナを読んだ時から結構な時が流れたはずだけど、変わらずに楽しめたことがなんとも嬉しい。相変わらず面白かった。シリアスな場面での笑い、というかユーモアは本当に無敵!そして何と言っても猫たちが普段何を考 -
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ネタバレ久々のイッパイアッテナ・シリーズ。やっぱり面白かった。いや、やっぱりどころか、シリーズ中でも一番の面白さだったかも。最高。小学生にはみんなに読んでもらいたいです。うちの子供たちは「小学校の頃に読んで面白かった本」として間違いなく大人になっても覚えてます。僕も、子供と読んだ面白い本としてずっと覚えてます。
そして本書は面白いだけでなく、嫌みにならない感じで、親や教師が子供に伝えたいようなことを子供に教えてくれます。僕はこのシリーズのテーマは「教養」と「男気 」だと思ってます。教養に関しては、自分から字を勉強するネコ、ルドルフたちが一巻から主人公なわけですが、この4巻でルドルフはさらにことわ