斉藤洋のレビュー一覧
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面白かった。上の子供達が自分たちですでに読んでいたのだが、僕は読み聞かせもしたことも読んだこともなかった。今回、小学3年の子の読み聞かせに使うことにした。僕としては、日本の歴史に親しんでもらえたら、という下心も。
この一巻は物語を始める準備の部分に大半が割かれた結果、「源平」の部分は少なくなってしまっていて、やむをえないのだがもったいない感じがする。
イッパイアッテナでも西遊記でもいつも僕は思っていることだけれど、やっぱり斎藤洋は仁義みたいなものがいつも書きたいんだなあと思う。白狐魔丸は武士が嫌いだ嫌いだと言うけれど、結局のところここで格好よく描きたいものの一部は、武士の生き様だったりする -
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ネタバレルドルフとイッパイアッテナ 第二弾。
また今回も、彼らの友情に胸が熱くなり、
何度もうるうるさせられました。
いつも堂々としていて貫禄十分なイッパイアッテナが、
意外と子供っぽくて心配症だったことに──。
雪山登山ごっこ、もとい雪山決死隊の二人に──。
あのデビルのおもわぬ恩返しに──。
待ち続けた人に「ニャオーン!」と飛びつくイッパイアッテナのかわいさに──。
そして…ルドルフの一人旅に──。
胸がいっぱいです。
ルド、君は最高だよ。えらいね。
絵里ちゃんに会いたかったよね。
初恋はまだたけど、もうりっぱなお兄ちゃんだね。
もしも自分がルドの立場だったら……無理だ…。
会いたい気持ちに負 -
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「イッパイアッテナ」って面白い名前だと思ったら、そういうことなんですね。
おチビちゃんなのに、めいっぱい虚勢を張るルドルフのなんと可愛らしいこと!
そして、情に厚くて義理がたいイッパイアッテナ!
ルドルフとブッチーの#二人忠臣蔵、
クマ先生も、人間顔負けの友情だな。なんて言っていたけれど、まさにその通り。
瀕死の状態でも、決して泣き言を言わない、あっぱれなイッパイアッテナ。
デビルはたしかに嫌なヤツだ。
でも、どんなにひどいことをされても、最後に赦してあげたルドルフに胸が熱くなりました。
本書によく出てくる「教養」の意味を考えました。
字が読めるからと、ブッチーをからかったルドルフを叱る -
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ルドルフとイッパイアッテナのシリーズの3冊目。
すっかり東京の半ノラ生活に馴染んでいるルドルフの元に、江戸川の向うの縄張りを仕切る猫のドラゴン三兄弟が訪れてくる。
川向うの町では犬や猫たちが凶暴な野良犬に襲われる事件が起きていた。
そこでドラゴン三兄弟は、ルドルフとブッチ―がデビルを倒したという噂を聞いて助太刀を頼みに来た。
そういえばそのブッチ―の様子が少しおかしい。ちゃんと餌をもらえる金物屋さんの飼猫なのに「鳩を捕まえて食べたい」と言ってみたり、たわいなこととに苛々したり。
ルドルフの代わりに川向うの町の野犬対決に行くイッパイアッテナ。
ネコ質(人質の猫版)として代わりに残ったドラ -
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「ルドルフとイッパイアッテナ」の直接の続編。
ルドルフが岐阜に帰ろうとした前夜、イッパイアッテナはライバルのブルドック、デビルに襲われ大怪我をし…
の続きなので、続編と言うより前篇後編くらいの繋がり。
★★★
なんだかんだで東京での日々が過ぎるルドルフ、イッパイアッテナ、友達の金物屋の飼猫プッチー、そしてブルドックのデビル。
イッパイアッテナが人間の文字を学んでいるのは、かつての飼い主に会いたいから。飼い主とは友人のような関係でもう一度会ってみたかった。
しかし元飼い主の家は取り壊され、新しい家が建ち…
そしてルドルフは、子供の飼猫からだんだんノラ猫のプライドを持ちつつあり、自分でも少し混