あらすじ
のらねこと飼いねこの生き方のちがいについて、人間や友だちについて、いちにんまえになるということについて──。なやみながらも、やがて自分なりの答えを見つけだしていく黒ねこルドルフ。ルドルフとそのなかまたちの、笑いと涙でいっぱいの1冊。
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犬のデビルを倒したルドルフが有名になったことでいっぱいあってなの縄張りをルドルフの縄張りと勘違いしたドラゴン兄弟がやってきたけれど、いっぱいあってなにコテンパンにされているところが面白かった。ぶっちーが言っていた好きな猫はどんな見た目なんだろうと思った。
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ルドルフシリーズ2作目。
前編(ルドルフとイッパイアッテナ)を読んだ人は読むべき。読んでない人はまずそれから。
前編で先が気になって、この本を読んだ人がほとんどだろう。
やさしくて分かりやすい文章なのに、人生で大事なことを教えてくれる。愛で溢れていてほっこりする。
いとしさとせつなさとこころ強さを感じる作品。
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敵だったデビルとも仲良くなって今度からは、面白い所が多くなりました。
例えばイッパイアッテナは大人のくせにエベレスト登山ごっこをしてしかもそれを訓練だと言うのでルドルフが「エベレスト二じゃあ登るの」と聞くと、登るかもしれないと面白いですsoy
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「ルドルフとイッパイアッテナ」の続き。
映画で内容は知っているものの、やはり本には本の良さがありますね。
飼い主が戻ってきたイッパアッテナと、飼い主と別れる決意をしたルドルフ。
なんとも切ない話です。
続きの物語も楽しみです。
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2022/4/19
飼い猫だったが野良になってしまったルドルフとイッパイアッテナ。
イッパイアッテナが元飼い主を探すためにアメリカに行くと言い出した時のルドルフがすごく良かった。
友達がやるぞ!というときに止めるのは足を引っ張るってことなんだ。
育児においても足を引っ張らないようにしないとな。
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ルドルフが、せっかく岐阜に帰ったのに、もう他のねこがいたから、その子のために家に入らなかった。ぼくだったら、さびしくてにげちゃうかもしれない。
ルドルフは、くじけないで東京にもどって、元気に暮らした。自分のことよりも、りえちゃんや他のねこの幸せを考えられて、すごい。
イッパイアッテナは元気になっていて、デビルとも仲良くなっていて、よかった。(小4)
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子どもの頃読んだ時は感動して涙が出てきた。大人になって読むとたくましく生きるルドルフたちを微笑ましく感じた。読んだときによって感想が違うというのが本のおもしろさだと思う。
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前作より面白い!ルドルフが友達作ってくところも、楽しいし、勉強していろんなこと覚えて、考えていくところも楽しいです。
リエちゃんに会いに行くところも、みんなの送り出しがいいなーと思ったし、結局会えなかったけど、戻っても待っててくれる友達がいるのがよかった。
絵がいいよなー。
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「ルドルフとイッパイアッテナ」の直接の続編。
ルドルフが岐阜に帰ろうとした前夜、イッパイアッテナはライバルのブルドック、デビルに襲われ大怪我をし…
の続きなので、続編と言うより前篇後編くらいの繋がり。
★★★
なんだかんだで東京での日々が過ぎるルドルフ、イッパイアッテナ、友達の金物屋の飼猫プッチー、そしてブルドックのデビル。
イッパイアッテナが人間の文字を学んでいるのは、かつての飼い主に会いたいから。飼い主とは友人のような関係でもう一度会ってみたかった。
しかし元飼い主の家は取り壊され、新しい家が建ち…
そしてルドルフは、子供の飼猫からだんだんノラ猫のプライドを持ちつつあり、自分でも少し混乱している。
その混乱に決着をつけるためにも飼い主リエちゃんがいる岐阜へ車を乗りついで行くことにする…。
★★★
前作で敵役だったデビルは友達に。
ここに出てくるネコやイヌの友だち付き合いは、べたべたしたものも頼り切ったものでもなく、実にさっぱりしかし深い。大袈裟かもしれないけれど「君子の交わり淡きこと水の如し」というかんじだ。寝床も明日も定まらず、親兄弟とは離れ、飼い主がいればその範疇からは出られない犬猫だからこその付き合い方か。
さて、岐阜までヒッチハイクする場面で運転手さんとのやり取りが面白かった。
「おお、ネコのヒッチハイクか~。なんて名前だ?」
「にゃにゃ~~」
「え?ネコザエモン?随分古風な名前だなあそれでどこまで行くんだ?」
「にゃあ~」
「そうか、浜松の叔父さんのお見舞いかあ。それで浜松の叔父さんは何をしてるんだ?」
「な~ご~」
「そうか、八百屋かあ、そりゃあネコが魚やじゃ困るもんなあ、はっはっは」
…みたいな。
読み終わった後次男と「名前なんて言うんだ?」「にゃあ~」「そうか〇〇(その都度適当)かあ」とかやって遊びました(笑)
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死別ではないけれど、辛いお別れだと思いました。
「俺のなまえは、いっぱいあってな」と言った時のルドルフの気持ちを考えると喉のあたりがきゅっと苦しくなって、泣きそうになってしまいます。
それでも最後は、ルドルフを温かく迎えてくれる友達がいたから、救われました。
映画を観る予定なので、とりあえずここまで一気に読みましたが、続きも機会があれば読みたいです。
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字がかける猫、黒猫のルドルフです(笑)最初に書いた本が「ルドルフとイッパイアッテナ」です。岐阜からトラックに乗って東京に出てきちゃったんです。あれから1年たちました。これは2冊目の本です(笑)イッパイアッテナもブッチーも元気です。今回は、猫の友情の輪に犬(ブルドッグ・デビル)が加わります。そしてイッパイアンテナの飼い主が、なんと6年ぶりにアメリカから帰ってきます。最後に、東京~岐阜、約400km、地図を頭に入れたルドルフの1年半ぶりの帰郷、トラックのナンバーを見ながらのヒッチハイクが始まります!どきどき。
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相変わらず楽しくて面白くて胸が熱くなる猫達が演じる友情ドラマ。
本作ではB’z『Pleasure 2008 〜人生の快楽〜』の一節を思い出した。
♪勝手知ったる少ない仲間と敵だ味方だと騒いでる…
まさにこんな感じだったみんなが仲良くなるのは良かった。
いつまでもいがみ合っていてもしょうがないよね。せっかく出会い知り合った縁なんだから、
自分の足りなさを、そして相手の良いところを認めて仲良くいこう。
ルドルフ達を見て思う。
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ルドルフ2作目。3作目を先に読んでしまうという教養のないことをしましたが、とても楽しめました。
強敵との和解、前作よりもノラねこらしくなってきたルドルフ、嬉しい再会と哀しい現実。転換期となる内容だったので、涙がちょちょぎれました。
帰る場所、心配して待っててくれる人(ねこ)がいてよかったね、ルドルフ。
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ルドルフとイッパイアッテナの続編。
タイトル通り、ともだちとひとりだちのお話でルドルフたちの絆とルドルフの成長に心が温まった。
イッパイアッテナとルドルフ、それぞれの飼い主との物語が対比になっていることとルドルフの旅の模様が最後の元の家へ戻った時の切なさ寂しさを際立たせていた。
その様子はまさにひとりだちを感じさせた。
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ルドルフシリーズ第2弾。
ルドルフたちの友情が熱く描かれている。
天才音楽家(?)ブッチーの歌はリアルに聴いてみたい。
タイガーが飼い主の日野さんと再会した時の、いつものイッパイアッテナとは違う鳴き声。猫と暮らしてる人なら想像できる甘えた声。
一方のルドルフは勉強した漢字を思い出しながら、車のナンバープレートを見てヒッチハイクし岐阜へ帰ったものの、飼い主のりえちゃんの家には違うルドルフが・・・。
とんぼ返りのように東京行きのトラックに乗る姿が切なくて胸が苦しかった。
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ルドルフシリーズの2巻目。前巻に比べて、なんとなく寂しさというか切なさを感じる。イッパイアッテナや他の猫達と暮らしていくうちに、知恵を身につけていくルドルフ。イッパイアッテナが街から離れなかったり、昔の飼い主の思い出を語るのを聞いて、イッパイアッテナが昔の飼い主を待っているのではないかと悟る。悟れるようになったのはルドルフが成長したということだろう。イッパイアッテナは言葉を覚えてはいるが、無闇に使わずに使う時と場所を考えたりしている。それだけイッパイアッテナは思慮深いということだ。元の飼い主が成功して戻ってきて、イッパイアッテナは元の家で暮らし始めるが、ルドルフは馴染めずに神社に戻ってきた。ルドルフの中に岐阜やリエちゃんのことがあるのに気づいたのもイッパイアッテナだった。その後、ルドルフは岐阜へと戻ると、リエちゃんはルドルフの弟にあたる猫を飼っていて、そこにはルドルフの居場所はもうなかった。ルドルフは東京に戻ってきたが、ここからルドルフの本当の人生が始まるのだと思う。心も体も岐阜から自立して、これからルドルフはどう生きていくのだろう。
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『ルドルフとイッパイアッテナ』の続編という事で続きが気になって読みました。
前回と同じようにほっこりする事もあれば、胸のどこかがきゅっとなるようなセンチメタルな事もあり読んで良かったなぁという気持ちになりました。
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「ルドルフとイッパイアッテナ」の続編。
子供と読むのにちょうど良かったです。
岐阜に帰り損ねたルドルフですが、東京でできた友達と楽しく生活しています。1作目で戦った飼い犬デビルとも和解して、また友達が増えました。イッパイアッテナの元飼い主がお金持ちになって帰ってきて、イッパイアッテナと感動の再会。イッパイアッテナと共に、元飼い主が建てた家に住むようになったルドルフですが、なんだかモヤモヤ。ルドルフは自分の飼い主であるリエちゃんの元に帰ろうと決心します。トラックを乗り継いで無事に懐かしい地にたどり着いたのですが。
息子はこのお話を映画で観たと言ってました。
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ルドルフシリーズ第2段。登場する猫一匹一匹が、自分の哲学を持って明日に挑んでいく姿が何とか渋くカッコイイ。元の飼い主・リエちゃんに会いに、岐阜行きを決意するルドルフ。その結末に、涙腺が緩むこと必至です。
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最後にルドルフの弟がいるなんてショックだった。1年も待ってくれて感謝、といっているけれど苦労して帰ってきたのだから、私なら抱き締めてもらいたい。
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やっとたどり着いたりえちゃんの家に、新しいルドルフが!その結末に絶望することもなく、新たな出発をするルドに成長を感じた。
これからは岐阜の事は忘れてノラとして、イッパイアッテナを超える猫になってほしい。
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イッパイアッテナ、ルドルフのことめっちゃ大事にしてるじゃんとゆーとこがたまらないですね。白狐魔丸と仙人さまのようで、年代的には逆だけど。
細かい心の機微には切なくなったり。ルドルフにもいつまでも素直なままでいてほしいです。
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ルドルフともだちひとりだち 斉藤洋
イッパイアッテナの続編
モノトーンで描く杉浦範茂の絵がいいね
最初にDVDから入ったせいもあるし
イッパイアッテナが不在だったので
適当に手にとって読みだしたら
最後のスノーホワイトになり
一冊づつ完結しているかと思えば
そうでもなく
この本はすでに読んだような気になってしまう
やっぱり順番に読んだ方が良さそうだ
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岐阜からトラックで東京まで来ちゃった黒ねこルドルフくんの物語続編。
イッパイアッテナくんだけじゃなくて、金物屋さんのブッチーとか敵だったブルドッグのデビルくんとも仲良くなって、かなり性格的にも「キョウヨウ」を身につけた大人ネコになっていました。
最後は頑張ってヒッチハイクで岐阜まで帰るんだけど、お家にはすでに別の黒ネコがいて、その名もルドルフでした。
1匹しかネコは飼えないってお家の人が言っていたというニュールドルフのセリフを聞いて、本家ルドルフくんはずっと会いたかったリエちゃんの顔も見ないで東京に戻ります。
なんかかわいそうだったけど、東京ではすでに飼い主ポジションたるお家も見つけていたし…ね。
それにしても、前のネコがいなくなったから新しくネコを飼うのはOKだけど、同じ名前にするかな~?
まぁ、そういうお家もあるのでしょう。
ちょっとほろ苦いネタもあった第2巻でした。
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シリーズ2作目。
読みながら、そうだったなーと少しずつ思い出した。イッパイアッテナのこと、ルドルフのこと、いっぱい詰まっている一冊。
心揺さぶられる箇所もあり、途中切ない気持ちでいっぱいになったけど、帰れる場所があることにホッとし、笑顔で読み終えた。
Posted by ブクログ
ルドルフシリーズ第2弾。
前回結局岐阜に帰らなかったルドルフ。
それから1年半。
ノラネコ生活も板についてきたルドルフだけど
突然の展開にいろいろ考えることが増えてきた。
ノラネコと飼いネコの生き方のちがいや
友達のこと、人間のこと
そして一人前になるということ。
最後の展開を想像してなくはなかったけど
あーもう、胸がいたいわー!
しかしルドルフは
本当立派なネコになったもんだ。
リエちゃんにはきっと伝わらないだろうけど
リエちゃんは幸せ者だなあと思う。
ネコってこんなに奥ゆかしく
考える動物だったのか。
うちのドラネコはそんな風には
さっぱりみえないのだけれど。笑
Posted by ブクログ
子供と一緒に。仲間との友情、ルドルフの精神的成長が描かれ、前作以上に大人も読める内容。「ルドが帰ったとき、悲しかったけど、でも素敵なことをした」子供の感想。