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Posted by ブクログ
「ルドルフとイッパイアッテナ」の直接の続編。
ルドルフが岐阜に帰ろうとした前夜、イッパイアッテナはライバルのブルドック、デビルに襲われ大怪我をし…
の続きなので、続編と言うより前篇後編くらいの繋がり。
★★★
なんだかんだで東京での日々が過ぎるルドルフ、イッパイアッテナ、友達の金物屋の飼猫プッチー、そしてブルドックのデビル。
イッパイアッテナが人間の文字を学んでいるのは、かつての飼い主に会いたいから。飼い主とは友人のような関係でもう一度会ってみたかった。
しかし元飼い主の家は取り壊され、新しい家が建ち…
そしてルドルフは、子供の飼猫からだんだんノラ猫のプライドを持ちつつあり、自分でも少し混乱している。
その混乱に決着をつけるためにも飼い主リエちゃんがいる岐阜へ車を乗りついで行くことにする…。
★★★
前作で敵役だったデビルは友達に。
ここに出てくるネコやイヌの友だち付き合いは、べたべたしたものも頼り切ったものでもなく、実にさっぱりしかし深い。大袈裟かもしれないけれど「君子の交わり淡きこと水の如し」というかんじだ。寝床も明日も定まらず、親兄弟とは離れ、飼い主がいればその範疇からは出られない犬猫だからこその付き合い方か。
さて、岐阜までヒッチハイクする場面で運転手さんとのやり取りが面白かった。
「おお、ネコのヒッチハイクか~。なんて名前だ?」
「にゃにゃ~~」
「え?ネコザエモン?随分古風な名前だなあそれでどこまで行くんだ?」
「にゃあ~」
「そうか、浜松の叔父さんのお見舞いかあ。それで浜松の叔父さんは何をしてるんだ?」
「な~ご~」
「そうか、八百屋かあ、そりゃあネコが魚やじゃ困るもんなあ、はっはっは」
…みたいな。
読み終わった後次男と「名前なんて言うんだ?」「にゃあ~」「そうか〇〇(その都度適当)かあ」とかやって遊びました(笑)
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小説・文芸
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