あらすじ
のらねこと飼いねこの生き方のちがいについて、人間や友だちについて、いちにんまえになるということについて──。なやみながらも、やがて自分なりの答えを見つけだしていく黒ねこルドルフ。ルドルフとそのなかまたちの、笑いと涙でいっぱいの1冊。
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Posted by ブクログ
「ルドルフとイッパイアッテナ」の続き。
映画で内容は知っているものの、やはり本には本の良さがありますね。
飼い主が戻ってきたイッパアッテナと、飼い主と別れる決意をしたルドルフ。
なんとも切ない話です。
続きの物語も楽しみです。
Posted by ブクログ
前作より面白い!ルドルフが友達作ってくところも、楽しいし、勉強していろんなこと覚えて、考えていくところも楽しいです。
リエちゃんに会いに行くところも、みんなの送り出しがいいなーと思ったし、結局会えなかったけど、戻っても待っててくれる友達がいるのがよかった。
絵がいいよなー。
Posted by ブクログ
死別ではないけれど、辛いお別れだと思いました。
「俺のなまえは、いっぱいあってな」と言った時のルドルフの気持ちを考えると喉のあたりがきゅっと苦しくなって、泣きそうになってしまいます。
それでも最後は、ルドルフを温かく迎えてくれる友達がいたから、救われました。
映画を観る予定なので、とりあえずここまで一気に読みましたが、続きも機会があれば読みたいです。
Posted by ブクログ
ルドルフシリーズの2巻目。前巻に比べて、なんとなく寂しさというか切なさを感じる。イッパイアッテナや他の猫達と暮らしていくうちに、知恵を身につけていくルドルフ。イッパイアッテナが街から離れなかったり、昔の飼い主の思い出を語るのを聞いて、イッパイアッテナが昔の飼い主を待っているのではないかと悟る。悟れるようになったのはルドルフが成長したということだろう。イッパイアッテナは言葉を覚えてはいるが、無闇に使わずに使う時と場所を考えたりしている。それだけイッパイアッテナは思慮深いということだ。元の飼い主が成功して戻ってきて、イッパイアッテナは元の家で暮らし始めるが、ルドルフは馴染めずに神社に戻ってきた。ルドルフの中に岐阜やリエちゃんのことがあるのに気づいたのもイッパイアッテナだった。その後、ルドルフは岐阜へと戻ると、リエちゃんはルドルフの弟にあたる猫を飼っていて、そこにはルドルフの居場所はもうなかった。ルドルフは東京に戻ってきたが、ここからルドルフの本当の人生が始まるのだと思う。心も体も岐阜から自立して、これからルドルフはどう生きていくのだろう。
Posted by ブクログ
最後にルドルフの弟がいるなんてショックだった。1年も待ってくれて感謝、といっているけれど苦労して帰ってきたのだから、私なら抱き締めてもらいたい。
Posted by ブクログ
やっとたどり着いたりえちゃんの家に、新しいルドルフが!その結末に絶望することもなく、新たな出発をするルドに成長を感じた。
これからは岐阜の事は忘れてノラとして、イッパイアッテナを超える猫になってほしい。
Posted by ブクログ
イッパイアッテナ、ルドルフのことめっちゃ大事にしてるじゃんとゆーとこがたまらないですね。白狐魔丸と仙人さまのようで、年代的には逆だけど。
細かい心の機微には切なくなったり。ルドルフにもいつまでも素直なままでいてほしいです。
Posted by ブクログ
岐阜からトラックで東京まで来ちゃった黒ねこルドルフくんの物語続編。
イッパイアッテナくんだけじゃなくて、金物屋さんのブッチーとか敵だったブルドッグのデビルくんとも仲良くなって、かなり性格的にも「キョウヨウ」を身につけた大人ネコになっていました。
最後は頑張ってヒッチハイクで岐阜まで帰るんだけど、お家にはすでに別の黒ネコがいて、その名もルドルフでした。
1匹しかネコは飼えないってお家の人が言っていたというニュールドルフのセリフを聞いて、本家ルドルフくんはずっと会いたかったリエちゃんの顔も見ないで東京に戻ります。
なんかかわいそうだったけど、東京ではすでに飼い主ポジションたるお家も見つけていたし…ね。
それにしても、前のネコがいなくなったから新しくネコを飼うのはOKだけど、同じ名前にするかな~?
まぁ、そういうお家もあるのでしょう。
ちょっとほろ苦いネタもあった第2巻でした。