あらすじ
ひょんなことから東京にやってきてしまった小さな黒ねこルドルフの成長を描く不朽の名作児童文学。1987年の刊行以来、累計100万部のロングセラーとなり、子どもたちに愛されてきました。2016年8月には、超大型フル3DCGアニメーション映画としして公開も決定。その深い人生哲学とユーモアは、大人が読んでも十分に楽しめます。「なつかしい!」という人も、再読してみると、新しい発見があるかもしれません。
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懐かしい。。。
幼少期に母から教えてもらった本です。
また読み返すことが
できて本当に嬉しい。
いい本は、
永久に読み繋がれていくのでしょうね。
私も今妊娠中で産まれてきたら
ぜひ子供にすすめようとおもいます。。。
イッパイアッテナって名前が本当に素敵。
表紙の装画があまりにも可愛いので
びっくりしました。
昔の方がなんか味がでてたかな。。。
Posted by ブクログ
迷い猫の黒猫、ルドルフが出会ったのはボス猫のイッパイアッテナだった。
ルドルフは飼い主のリカちゃんの住む街に戻るべく、字が読めるイッパイアッテナから文字を習う。台風の日に飛んできたポスターのおかげで、帰るべき街が解るのだが……。
言わずと知れた児童文学。面白かった。
Posted by ブクログ
「イッパイアッテナ」って面白い名前だと思ったら、そういうことなんですね。
おチビちゃんなのに、めいっぱい虚勢を張るルドルフのなんと可愛らしいこと!
そして、情に厚くて義理がたいイッパイアッテナ!
ルドルフとブッチーの#二人忠臣蔵、
クマ先生も、人間顔負けの友情だな。なんて言っていたけれど、まさにその通り。
瀕死の状態でも、決して泣き言を言わない、あっぱれなイッパイアッテナ。
デビルはたしかに嫌なヤツだ。
でも、どんなにひどいことをされても、最後に赦してあげたルドルフに胸が熱くなりました。
本書によく出てくる「教養」の意味を考えました。
字が読めるからと、ブッチーをからかったルドルフを叱るイッパイアッテナをはじめ、
現代の人間が失いつつある大切なことを、
この子たちに教えてもらえたような気がします。
本当に、友だちは”財産”ですよね。
Posted by ブクログ
猫好きなのと地元、岐阜が出てくるので読みました。
これは堪らん!
ノンストップで読みました。
イッパイアッテナの「絶望は愚か者の答だ」という台詞とルドルフの一生懸命で諦めないところが、私の教訓になりました。
イッパイアッテナの辛い過去は本当に胸が痛みますが、くま先生の優しさにほっこりさせられます。
一冊で映画一話かと思いきや違うので、映画に備えて続編も買おうと思います。
大人顔負けの友情が素晴らしく描写されていると思います。
Posted by ブクログ
《再読》映画化になったので、文庫版を購入して再読しました。
思わぬ出来事で住んでいた土地から遠く離れた土地まで来てしまったルドルフ。
孤独と裏切りを味わい、すっかり心が荒んでしまった博学のイッパイアッテナ。
2匹は出会って、変わっていきます。
一方は知識を付け勇敢に、一方はぶっきらぼうだけど優しく。
勇気と友情が満載の物語。
Posted by ブクログ
題名は知っていても、思い返せば読んだことがなかったと気づき手に取った。
ある日逃げ込んだトラックで知らない町へと来てしまった飼い猫のルドルフ。
外で生きていく術も持たない彼が出会い、全てを教わったのは野良猫のイッパイアッテナだった。
言わずと知れた児童書の名作なだけあって、ストーリーのおもしろさや、キャラクターの愛らしさはさすが!
イッパイアッテナは乱暴なところはあるけれどそれにも理由があるし、彼には彼の美学がちゃんとあるのがかっこいい。
彼の美学を受け継いだルドルフもまた、勇気のある素敵な猫へと成長し、きっとこれからも彼の冒険は続いていくんだろう。
続編も読みたいな。
Posted by ブクログ
子どものころに読んだことはなかったけれど、むかしNHK教育テレビでやっていたのを何話か観たことがありました。やっぱり「イッパイアッテナ」という名前のインパクトが強いですよね。それで記憶に残っていたんだと思います。
アニメ映画になったんですね。しかも絵がかわいい。そして映画化のおかげでこの本も文庫化されて、おかげで手軽に持ち歩いて読むことができました。ついでに副読本もいいかも。『人生で大切なことはみんなイッパイアッテナから学んだ』なーんて(^ー^)
ルドルフやイッパイアッテナの言葉にはときどき、人間にだって大切な教訓が出てきますから。