白狐魔記6 元禄の雪
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白狐魔記6 元禄の雪

1,760円 (税込)

8pt

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

江戸へ赴いた白狐魔丸は、城からただならぬ気が漂ってくるのを感じる。その気の正体を調べていたさなか、事件は起こった。江戸城内で浅野内匠頭が吉良上野介に斬りつけたのだ。その場に居合わせた白狐魔丸はとっさに体憑依の術をかけ内匠頭の手を止めたが、そのことから事態は思わぬ方向へ転がっていくーー。浅野家家臣の大石内蔵助や大高源吾、吉良家の家来・清水一学ら様々な立場の武士がそれぞれの思いを抱きつつ、否応なく一つの流れに巻きこまれていく悲劇を、狐・白狐魔丸の目を通して描く。

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白狐魔記 のシリーズ作品

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  • 白狐魔記1 源平の風
    1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 白駒山の仙人の弟子となり、修行ののち、人間に化けることができるようになったきつね、白狐魔丸の人間探求の物語。第一巻にあたる本書では、世にいう「源平の戦い」にまきこまれたきつねが、兄頼朝に追われ落ちゆく源義経一行に同行、武士の無情を目のあたりにする。
  • 白狐魔記2 蒙古の波
    1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 斉藤洋ライフワークとなる時代小説シリーズ “白狐魔記”第2弾。一作目『源平の風』で源氏と平家のむなしい戦いを目のあたりにしたあと長い眠りについた白狐魔丸は、八十五年ぶりに目をさます。時は鎌倉時代。九州には元の船がおしよせ、日本に攻め入らんとしていた。元寇の時の様子を詳しく絵巻にした『蒙古襲来絵詞』の制作者として有名な竹崎季長を、今回はもう一方の主人公にたて、斉藤洋ならではの時代ファンタジーが展開される。
  • 白狐魔記3 洛中の火
    1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 悪夢で目覚めた白狐魔丸は、京の町で、十蔵という男に出会う。彼は、楠木正成の間者であった。十蔵に勧められ、楠木正成に会う白狐魔丸。正成は白狐魔丸をキツネと見破る。正成はこれまでの侍のタイプと違っていた。好きな主君のためでもなく、自らの土地や家族のためでもなく、それでも命を懸けて主君の無理な要求に応じようとしていた。しかも頭の勘も人一倍いい。白狐魔丸には、これほどの男が、なぜ、主君後醍醐天皇の言いなりになるのがわからない。一方、キツネの化身雅姫は自分の思い人を死にいたらしめた護良親王の暗殺を企てていた。
  • 白狐魔記4 戦国の雲
    1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 白駒山の仙人のもとで修行をつみ、人間に化けることができるようになった狐・白狐魔丸が、「人間とは何か」を追い求め、旅を続ける人気シリーズ、待望の第4巻。今回の舞台は戦国時代。室町幕府を倒し、「天下布武」を掲げて勢いを増す織田信長。信長に師匠を殺され、仇討ちを誓う鉄砲撃ちの少年・不動丸。さまざまな人間が交錯し、一人一人の思惑が複雑に絡まりあいながら歴史が動いていくさまを、ダイナミックに描いた力作。
  • 白狐魔記5 天草の霧
    1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 九州島原でキリシタンが蜂起した。江戸幕府から鎮定の命を受けた諸藩の軍が結集する中、白狐魔丸も一人の忍びの行方を追って島原へと赴く。そこでは圧政に苦しむ百姓たちが救世主を求め、一人の若い男を熱狂的に崇めていた。その男の名は天草四郎。なんと白狐魔丸も知らない技を操る、術の使い手だった…。狐の目を通して人間の歴史の不条理を見据えようとする意欲作。作者のライフワークともいえる骨太の大河ファンタジー。
  • 白狐魔記6 元禄の雪
    1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 江戸へ赴いた白狐魔丸は、城からただならぬ気が漂ってくるのを感じる。その気の正体を調べていたさなか、事件は起こった。江戸城内で浅野内匠頭が吉良上野介に斬りつけたのだ。その場に居合わせた白狐魔丸はとっさに体憑依の術をかけ内匠頭の手を止めたが、そのことから事態は思わぬ方向へ転がっていくーー。浅野家家臣の大石内蔵助や大高源吾、吉良家の家来・清水一学ら様々な立場の武士がそれぞれの思いを抱きつつ、否応なく一つの流れに巻きこまれていく悲劇を、狐・白狐魔丸の目を通して描く。

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白狐魔記6 元禄の雪 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年10月25日

    赤穂浪士はTVで観て知っていたが何故吉良幸之助が斬られたのか知らなかったけど、何故なのか謎だったのかぁ。この本は教えを請う見返りを渡さなかったからとありそれも人の噂話として書いている。有名な討ち入りも白狐魔丸は見届けて立ち去るが時代が変われば武士の生き方も変わる事を知る。この時代は全然知らなかったの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月11日

    浅野内匠頭が吉良上野介にどうして切りかかったかはわからないけど、赤穂の人たちはみんな死んじゃったのに、吉良だけピンピンして生き残っていて、赤穂の人たちはちょっとかわいそうだなと思った。これが、江戸の武士の考え方なのかな。
    生類あわれみの令は、生きものを大事にするのはいいけど、そこまでする必要があるの...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年10月21日

    白狐魔丸シリーズの6作目です.

    舞台は元禄期,前作からの時間はそんなに経っていないかなとおもいました. ここを使わないと次が幕末になってしまうからなのかな.

    赤穂浪士の事件が舞台ですが,こういった書き方になるのかと感心させられる展開でした.

    このシリーズを小学生のころから読み始めて既に就職しま...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年12月14日

    戦国の世でなくとも、人の死は常にそこにあるのですね。
    今回のキーワードは、生類憐みの令と忠臣蔵です。
    前回の『天草の霧』もそうでしたが、自分が既に知っていた物語と「真実」が少し異なるところに、胸がドキリとしました。
    時代はどんどん今に近づいてますね。次は「いつ」なんでしょう…?!
    白狐魔記サイコーで...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年12月11日

    何故、この人の言葉はこれほど心に残るのだろう。決して感動を誘うような場面でなくても、ちょっとしたつぶやきのような言葉であっても、しっかりと地に根を張っているような、どっしりとした安心感がある。実感があって、そこから言葉が出ている、という感じ。

    0

    Posted by ブクログ 2020年06月11日

    武士とはという疑問について、白孤魔丸の考えに、またなるほどとなりました。
    武士を知らない現代では、なぜ切腹するのか?なぜ武士はあのように行動するのか?などなど、狐の疑問がそのまま私たちも疑問に感じ重なるところが、面白いなと改めて思いました。

    0

    Posted by ブクログ 2013年12月02日

    実は、元禄の雪って聞いても
    ピンとこなかったんです
    それなのに赤穂には
    行ったことがあったりして(;^^)ゞ

    さて、久しぶりのシリーズです
    児童書だからか、読みやすいです
    歴史ものというより
    ファンタジーベースだからかな

    今回は、忠臣蔵です
    予備知識がほとんどないので(;^^)ゞ
    白狐魔丸と一緒...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年01月14日

    時は、徳川五代将軍綱吉の時世。
    赤穂藩主浅野匠守が、江戸城松の廊下で、高家吉良上野介への遺恨で刃傷沙汰をおこしてしまう。赤穂藩はとりつぶし、職を失った浪人侍が主君の仇を討たんとする実話が背景。
    白弧魔丸は、浅野家家来の大高源吾と知り合ったことで、仇討劇を最後まで見届けることとなる。
    赤穂事件の内容は...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年05月25日

    白駒山の仙人の弟子となり、修行ののち、人間に化けることができるようになった狐、白狐魔丸の人間探求の物語。時は江戸時代中期、元禄十四年。俳諧や歌舞伎など町の文化が花ひらき、人びとは天下太平の世を謳歌していた。しかし、白狐魔丸は江戸城から強い邪気がただよってくるのを感じる。赤穂事件がおきたのは、その直後...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年04月21日

    児童書ですが、大人でも十二分に楽しめる白狐魔記シリーズ。
    歴史ファンタジーで、人の世の無常を狐の白狐魔丸の目線から描いた作品です。

    今作は人間よりも酔狂な雅姫の方が目立っていました。
    対照的に白狐魔丸の真面目な性格が大変可愛らしく描かれています。

    忠臣蔵や赤穂浪士について全く知らなかったので歴史...続きを読む

    0

白狐魔記6 元禄の雪 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    偕成社
  • ページ数
    454ページ
  • 電子版発売日
    2014年09月26日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    46MB

閲覧環境

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