斉藤洋のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「ルドルフとイッパイアッテナ」の続編。
子供と読むのにちょうど良かったです。
岐阜に帰り損ねたルドルフですが、東京でできた友達と楽しく生活しています。1作目で戦った飼い犬デビルとも和解して、また友達が増えました。イッパイアッテナの元飼い主がお金持ちになって帰ってきて、イッパイアッテナと感動の再会。イッパイアッテナと共に、元飼い主が建てた家に住むようになったルドルフですが、なんだかモヤモヤ。ルドルフは自分の飼い主であるリエちゃんの元に帰ろうと決心します。トラックを乗り継いで無事に懐かしい地にたどり着いたのですが。
息子はこのお話を映画で観たと言ってました。 -
Posted by ブクログ
読書会のお題は「鎌倉時代」
今年は大河ドラマ関連で盛り上がっていますね
しかし興味ある本が見つからない…
検索かけて思い付いた!
知ってる本がある(^o^)それは児童書ジャンル
やったー!これで乗り切ろう
このシリーズを読んだのは少し前 再読です
児童書にしては珍しい歴史ものでおそらくあんまり読まれてない気がするけど面白いと思うよ?
フィクションでファンタジーなんです
人間ではないものからの目線で語られる事柄はじんわり心に残ります
サクセスストーリーになりがちな戦国の世に
人間はどうして戦うのかと問いかけるテーマ
今の時代も変わらないかもしれない
読書会で語ったならば先輩メンバーさんの -
Posted by ブクログ
小学生にしてはちょっと冷静すぎる翔。友だちの涼も大人っぽく冷静。
二人の日常にちょっとした事件が起こり、二人で解決していく。
翔には最近、時間差で音や声が聞こえる現象が起こるが、このことが事件解決のきっかけにもなるの。
視覚と聴覚の時間差、人には聞こえないことが聞こえるということか。
事件解決後に翔の父親が動物園で語った言葉が印象に残った。
「正義っていうのは、守るものがあってこそで、何を守るかによって、正義はかわってくる。」
同じ事象でも見る側によって全く反対になってしまうこともある。
何が正義かなんて軽々しく言えないと改めて考えさせられた。
こういうことを子どもに語れる大人って大事だ。
翔 -
Posted by ブクログ
アラビアンナイトより「空飛ぶ木馬」と「アブ・キルとアブ・シル」の二篇が収録されている。
『空飛ぶ木馬』
ペルシャのサブル王は大変大金持ちで、気前のいい王様でした。その王子のカマル・アル・アクマル(「月の中の月」という意味)は、大変美しく知恵と勇気がありました。
ある日サブル王のもとに、ペルシャ人の老学者が空飛ぶ木馬を売り込みに来ます。カマル・アル・アクマル王子がその木馬に乗ると馬は空へ浮かびます。聡明な王子はすぐに木馬の操縦を覚えて他の国々への冒険に出かけます。王子は夜になるとある王宮に降りました。そこはサナアの都で(現イエメンの首都)、絶世の美女のシャムス・アル・ナハル姫の前に辿り着くので