斉藤洋のレビュー一覧

  • おまつりのおばけずかん じんめんわたあめ

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    『おばけずかん』シリーズ第29巻。斉藤洋は「わかくて イケメンの おとこの ひと」に恨みでもあるのかというように、今巻も「きれいな おんなの おばけ」が出てきてわざわざイケメンだけを騙して食い殺すのだけれど、誘い文句が「この おまつりね、イケメンしか かつげない イケメンみこしが あるの。どう? あなた。 かついで みない?」なのは笑った。

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    2022年03月06日
  • オリンピックのおばけずかん

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    斎藤洋作、宮本えつよし画の児童書。オリジナルのお化けをひとつひとつ紹介する構成。
    オリンピックが題材ということで、平和的なお化けが多く微笑ましい感じ。

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    2021年11月18日
  • いえのおばけずかん おばけテレビ

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    斎藤洋作、宮本えつよし画の児童書。オリジナルのお化けや伝承をアレンジしたお化けたちを、ひとつひとつ紹介する構成になっている。
    表題作の「おばけテレビ」での、同じ構図が連続する中で次第に家族が減っていく不穏さや、台詞の流れをぶった切るように放たれる「おまえ、 まだ、 きづかないのかい?」というお化けテレビの言葉などは、スタンダードな怪談めいていて中々良かった。

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    2021年11月04日
  • みんなのおばけずかん みはりんぼう

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    斎藤洋作、宮本えつよし画の児童書。一般募集したオリジナルのお化けを基にお化けをつくり、それらの特徴をひとつひとつ紹介する構成になっている。
    最後の「みちくさおばけ」で、作者たちが登場するのはちょっと笑ってしまった。

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    2021年10月15日
  • ペンギンかんそくたい

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    ペンギンおんがくたいと流れが似ていたので、ちょっと先が読めてしまって残念だった。でも、このペンギンシリーズ、他にもあるので、それぞれどんな感じなのかは気になるところ。

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    2021年08月02日
  • ペンギンサーカスだん

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    子どもの読み聞かせに。
    今回も変テコなかけ声が子どもにはウケる。
    今回はさらに、サーカスに参加させるという巻き込み型で、動物達の日常をかき乱していく。
    でもその嵐がマンネリな日常に良い変化を起こしてくれるというか、結局、毎度ペンギン達は何しにきたんだ?

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    2021年03月22日
  • 白狐魔記3 洛中の火

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    白狐魔記3冊目!

    前回の蒙古襲来から51年後。
    室町時代の武士を見守る狐さんです。

    後醍醐天皇に足利尊氏、楠木正成たちが登場する
    鎌倉から室町幕府、南北朝時代のゴタゴタ編だったので、少し複雑になったな、という印象。
    そもそもそんなに面白みのないよね、室町幕府らへん。後醍醐天皇、嫌な奴だし。(主観です)

    時代を下っていくごとに、
    武士の生き方とか価値観も変わっていくわけだけど
    そこに対する狐さんのコメントが見どころ。
    人間と武士を冷静に観察しているから、おもしろい視点になるんだ。

    「やっぱり武士は嫌いだ」
    と言っていた狐さんが、最後の場面では武士の切腹と自害を手伝う。武士は嫌いだけど人間

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    2021年04月29日
  • 白狐魔記2 蒙古の波

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    ここにきてなぜ元寇だったのか?
    と不思議だったけど、
    きちんとつながりが説明されていて、なるほど納得。

    狐さんが相変わらず、真面目で、修行好きで、
    とても好ましい。
    武士なんてくだらない。
    という狐さんの言葉がとても重たい。
    なんのために戦うのか。
    何故家来は死に、主人だけが生き延びるのか。

    にしても、元寇といえば「神風」だけど、
    あれを狐さんの力によるものとするとは、
    めちゃくちゃ面白い。


    ただ、あちこちが複線なのか登場人物や出来事が
    散らばりすぎだなあという印象。
    伏線が回収されるのを楽しみに次に行きます。

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    2021年01月15日
  • うみのおばけずかん

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    斉藤洋はおもしろい。
    ギャグ満載で、子供たちも楽しめる。
    でも、だいじょうぶ!
    お化けたちの倒し方がユニーク(笑)
    最後の「ゆうれいせん」
    さっさと逃げましょう!なんて、笑っておしまい。

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    2020年12月10日
  • ルドルフとノラねこブッチー

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    ルドルフとイッパイアッテナシリーズ5作目。

    子どものときに初期作品を読んで、岐阜に帰ったルドルフがリエちゃんの家から東京行きのトラックに乗るまではぼろぼろと泣いたのは自分だけではないかもしれません。ルドルフに感情移入したゆえなのですが、これは何に価する感情なのだろうかと。幼い頃は感情の名前を知らないから、驚き、戸惑う。それは登場人物もそうで、成長するにつれ、大人になるにつれ、そういったことはなくなっていく。思い入れの強い作品なので、どこか無個性な児童文学のシリーズになってしまったかな、という感じ。

    内容に関しては可もなく不可もなくという少々無難なもののように思えましたが、御年89歳の杉浦

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    2020年09月21日
  • アルフレートの時計台

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    児童書だけれど大人も楽しめるし、読んだあとほっこりする本。

    児童書ってけっこう面白い。
    自分が小学生くらいのときにこの本を読んでたらどんなことを感じたのかな。

    どうやらシリーズらしくて、この本の前に『ドローセルマイアーの人形劇場』という本があるらしい。
    でも、この前作を知らずにこの本を読んだが十分に楽しめる内容だった。

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    2020年09月09日
  • アラビアン・ナイト2 アラジンと魔法のランプ

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    アラジン、こんな話だったのね。
    アラジンはよく言えば利発で活発、悪く言えば努力しないわりに要領の良い子。サザエさんのカツオくんタイプかな。ランプの魔人の力で富を得て出世するのは、大人目線だと「なんだかな~、都合の良い話だな」くらいに思えるが、後半はアラジンにピンチが訪れて面白くなった。アラジンも大人になっており、肝の据わったところを見せる。個人的には宰相親子が良い味を出していたと思う。終わり方とあとがきが良かった。

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    2020年08月13日
  • ルドルフ ともだち ひとりだち

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    ルドルフは相変わらずやんちゃで可愛いけど、イッパイアッテナは男気があって頼もしい。前作よりもこちらのほうが面白かった。

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    2020年07月30日
  • ふしぎな のりものずかん

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    間違い探しとか、コレを見つけてねとか、そんな要素の入ってる絵本です。
    内容はタメになるし、大人の私は好きだけど4歳児の娘はまぁまぁかな?くらいの反応でした笑

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    2020年06月09日
  • ペンギンたんていだん

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    繰り返しのお話。
    ことばの言い回しが面白い。
    登場人物の関係がループして、最後があいまいなのもおもしろいなーと思いました。

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    2019年12月04日
  • ペンギンたんけんたい

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    ぜんぜん面白くない。

    と思いながら読み始めたけど、徐々にくすっとなって、
    最後、あら、意外と尊いお仕事してたのね、と、素敵なオチに小さく感動。

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    2019年10月02日
  • 白狐魔記6 元禄の雪

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    この巻で白狐魔丸は江戸に出て、そこで忠臣蔵の物語の現場に立ち会うことになります。江戸城に忍び込んだり、吉良邸に忍び込んだりなどして重要な場面を目撃しはしますが、赤穂浪士や吉良側の内側にはほとんど入り込まないし、赤穂に場面を移したりもしないので、江戸に当時生きていたらこんな風に見えたんではないか、という言わば忠臣蔵を外側からリアルタイムで見た町人感覚を大事にした描き方をしているようです。それは、歴史というものは伝聞と推測で作られた物語であって、特に忠臣蔵のように人形浄瑠璃や芝居で脚色された物語は、現実とは似ても似つかぬものになっているものだということをどうやら本巻の裏テーマにしていることによって

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    2019年06月28日
  • 古事記─日本のはじまり─

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    わかりやすく、内容も適宜エピソードを取捨選択して、コンパクトにまとめられています。
    ところどころで、ストーリー展開の矛盾が筆者によりつっこまれたりするのが特徴的だと思いました。

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    2019年01月05日
  • 遠く不思議な夏

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    母の郷里ですごした、少年時代の夏休み。そのなんでもない田舎ぐらしの中でぼくは幻とも現実ともつかない不思議なできごとに出会う。昭和三十年代を舞台につづる12の奇譚。

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    2017年05月28日
  • 白狐魔記6 元禄の雪

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    白駒山の仙人の弟子となり、修行ののち、人間に化けることができるようになった狐、白狐魔丸の人間探求の物語。時は江戸時代中期、元禄十四年。俳諧や歌舞伎など町の文化が花ひらき、人びとは天下太平の世を謳歌していた。しかし、白狐魔丸は江戸城から強い邪気がただよってくるのを感じる。赤穂事件がおきたのは、その直後だった。

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    2017年05月25日