斉藤洋のレビュー一覧

  • ペンギンおうえんだん

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    シリーズの中ではいちばん受け入れられてる!応援されると頑張ろうって気持ちになるもんね。
    三三七拍子で羽をバババ、バババ、バババババババッ!ってやるところがなんか好き。

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    2012年04月29日
  • ペンギンたんけんたい

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    これが始まりなのかな?
    「ぼくたちは…、」というのは隊長、
    「ペンギンたんけんたいだ!」とこたえるのは副隊長と副副隊長です。
    このスタンスは変わらない。
    50羽のペンギンたちが降り立った島にはライオンやヘビやワニといった獰猛な動物がいます。でもペンギンたんけんたいはものともしません。

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    2012年04月14日
  • ペンギンサーカスだん

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    はた迷惑なペンギン集団、こんどはサーカスをやるんだって。パッパラ、パッパッパーッ。ドドンガ、ドン。うみからラッパと太鼓の音が…。
    “本日おめみえ。どなたさまもいらっしゃい”その言葉に誘われついていったトラと亀とパンダ。ペンギンのつなわたりがみれるかな?このペンギン集団は残念ながら一筋縄ではいかない。

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    2012年04月04日
  • アラビアン・ナイト4 空飛ぶ木馬

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    ネタバレ

    斉藤洋のアラビアンナイトシリーズ4冊目。

    ある国王に献上された黒檀でつくられた木馬。美しく、たくさんの宝石がちりばめられているというだけでなく、空を飛ぶのです。しかし、それを献上したペルシャの老人は、かわりになんでも希望をかなえると言われ、王の娘を妻に欲しいと言う。年がちがいすぎる!ところで、その国の王子は、木馬にのって異国へ行き、美しい姫と出会い、恋に落ちる。恋と冒険の物語。
    もう一作「アブ・キルとアブ・シル」の話。腕がいい染め物職人だが、怠け者で人を騙してばかりのアブ・キル。腕がいい床屋で、やさしく、気前のいいアブ・シル。いつもアブ・キルのために食事をやったり、面倒をみてやっているアブ・

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    2012年03月29日
  • アラビアン・ナイト3 アリ・ババと四十人の盗賊

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    ネタバレ

    斉藤洋アラビアンナイトシリーズ3冊目。
    アリババと四〇人の盗賊では有名な呪文「ひらけ、ごま!」が出てくる。タイトル他に、「バスラのりんごと大臣ジャアファルの災難」「ふたりの詐欺師」という、盗賊や詐欺師のでてくる話がはいっている。しかも、キーワードは美しい機転のきく女性がでてくる。ターバン、刀、金銀財宝、美しい女性・・・どれもアラビアンナイトにかかせないもののようだ。

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    2012年03月29日
  • アラビアン・ナイト2 アラジンと魔法のランプ

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    ネタバレ

    斉藤洋のアラビアンナイトシリーズ2冊目。

    ディズニーの映画で「知ってる」気になっている子が多いと思われるが、(私もその一人)斉藤洋の再話はやはり良い。あとがきで、アラジンは運命に予定されていたランプの使い手だという不思議と、アラジンが途中からランプを使わなくなるということに注目して、「偶然手に入れたパワーに、いつまでもたよるような人間は、ランプの所持者としてふさわしくないということでしょう」というのがいい。

    それにしてもアラジンははじめ、遊びほうだいで母親を悩ませ、母親もアラジンの言われるままに、過保護にも王様への謁見に行ったりと、ちょっとなあ、と思うが、アラジンも10歳とかから話がはじま

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    2012年03月29日
  • アラビアン・ナイト1 シンドバッドの冒険

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    ネタバレ

    斉藤洋によるアラビアンナイトシリーズ1冊目。

    正式には千夜一夜物語。ペルシャの王が、ある女性に裏ぎられてから、夜は女をめとりながらも朝には殺していた。とうとう女性がいなくなり、大臣の娘が王のもとに。その女・シェヘラザートは、王に楽しい話しを語り、王は話しの続きが知りたいがために、シェヘラザートを生かし、ついに仲の良い夫婦になった。千夜一夜物語はシェヘラザートの語った物語としていくつもの話をまとめたもの、という枠物語とされています。


    千夜一夜物語は、フランスのアントワーヌ・ガランが18世紀に、イギリスのRバートンが19世紀はじめに紹介しています。もともとはインドからギリシャにいたる広い地域

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    2012年03月29日
  • 斉藤洋のほらふき男爵1 ほらふき男爵の冒険

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    抱腹絶倒な本らしい。
    だが、読み聞かせには向いていない。
    自分で読めるようになれば、飽きが来ず、
    洒落が聞いていて面白い本。
    昨年4月に購入して以来、何回も読んでいる。

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    2012年02月16日
  • ミス・カナのゴーストログ(1)すずかけ屋敷のふたご

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    凶悪?な表情の表紙に引かれて手に取りました。
    表紙の夏菜ちゃんの性格が凶暴でないことを確認し、一安心(笑)。
    ミステリーっぽい感じであっさり読めて、本をあまり読まない子でも、楽しめそう。
    高学年でも読めるけど中学生にオススメかなぁ。

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    2012年03月04日
  • 遠く不思議な夏

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    田舎の風景や、大きな家の不思議な感じや、親戚づきあいや、子どもの頃の感じ方や、とても懐かしい雰囲気に満ちた作品。主人公のぼくにはいつも人には見えないものが見える。しかしそれらを全部まるごと知っていてくれるきっちゃん(名前がうろ覚えになってしまった・・)さんの存在がぼくに、そして読者に安心感を与えてくれる、うまい仕掛けになっているようだ。一番不思議なのはこの人かも。

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    2011年10月04日
  • 遠く不思議な夏

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    田舎のおじいさん・おばあさんが孫に語る自身の不思議な体験談を物語にしたかのような本。

    怪談では無い、田舎という限られた空間の中で、そこに住む人々が信じるもの、都会にはない豊かな自然とそこの人々との関係から生まれたような現象。現象というと無機質に感じられるかもしれませんが、普段は目に見えないし感じられないのだけれど、確かに存在していて、ふとした瞬間に現れ出でる。この物語の形式が、大人になった自分が子どもの頃のことを思い出して書く、というものだからなのかもしれませんが、少し距離を取りつつその不思議さを観察するかのような視点で、あまり感情的でないからこそ、かえって「あれは何だったのだろう」という謎

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    2011年09月30日
  • シュレミールと小さな潜水艦

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    ネタバレ

    人工知能を搭載した自動航行潜水艦U5114アルムフロッサー(通称アルム)と港町で暮らす白猫・シュレミールとの海洋冒険小説。
    感情や思考を持ってしまった潜水艦アルムとシュレミールが戦争を終わらせるために危険な戦地に乗り込んでいく。港での出来事しか知らなかった猫がアルムと行動をともにすることで戦争の実際を知り、無残さやくだらなさを体感していく。
    その中でアルムとの友情・別れを通して戦争と生きるを考えさせる。

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    2011年09月26日
  • もるもくん2 ゴーゴーもるもくん

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    ネタバレ

    ふしぎなもるもくんシリーズ2冊目。夏編。
    1ねんせいがプールにお水をはろうとしていると、ホースから、もるもくんが出てきた。1ねんせいはもるもな気分で、町に出かけます。町のみんなも、もるもの気分になっていきます。「もるもなきぶん」でみんなたちまち、踊り出したくなっちゃいます!

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    2011年06月26日
  • 斉藤洋のほらふき男爵1 ほらふき男爵の冒険

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    昔話としても有名なほらふき男爵の物語を再構築したもの。所謂滑稽噺に通じる部分もあるのですが、それは書き手のアレンジ(もしくは個性)がさせるものなのでしょうかね。
    一晩で町が雪に埋まったり、鴨を捕ろうとして空を飛んだり、狂犬病にかかったコートだったり、奇想天外のバカバカしさが楽しいです。

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    2011年05月09日
  • ルドルフといくねこ くるねこ

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    ルドルフシリーズ。
    ルドルフの成長を見守っている感覚になる。
    『ルドルフともだちひとりだち』でルドがノラネコになるか飼い猫になるかで悩んでいたとき、ルドは自分の眠る場所さえ迷っていた。
    だけど、「自分はどこに居ても自分なんだ」とわかってから、ルドは迷わなくなった。成長だ。
    ルドは心で「教養のある猫」になることを常に意識しているから、おのずと行動が取捨選択されていく。
    心に自分が信じるものがあると強い。深い本です。

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    2011年01月12日
  • もるもくん2 ゴーゴーもるもくん

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    (たぶん)モルモットのもるもくん。
    みんなを元気にしてくれるもるもくんは、楽しく愉快で、そして可愛い。
    何気に、この本を作中で宣伝してるのに笑った。
    ちなみにもるもくんは、小道具たくさん仕込んでます。それもまた、いちいち可愛くて面白い。

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    2010年10月31日
  • もるもくん2 ゴーゴーもるもくん

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    不思議なモルモット・もるもくんが、頭に乗ると、「もるも」な気分になって、大騒ぎに

    もるもな気分になってみたい・・

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    2010年10月26日
  • ペンギンかんそくたい

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    小学低学年の子が絵本を卒業して読むのにちょうどいいボリューム。
    以前、NHKのテレビ絵本で取り上げていました。

    しかし、結局、何だったんだろう?
    作者のいいたいこと、というか、テーマ、というか
    よくわからないまま、ペンギンたちはどこかへ行ってしまった・・・

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    2010年09月01日
  • ルドルフといくねこ くるねこ

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    ルドルフシリーズの三作目。
    読んだはずだがあまり記憶にない…
    また機会を見つけて読みたいと思います。

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    2010年04月01日
  • 白狐魔記5 天草の霧

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    シリーズ5巻の「天草の霧」は、文字通り天草四郎が登場します。
    彼は、キリシタン一揆の大将として不思議な力の持ち主という設定です。
    物語の最初は、南蛮堂という名のタバコ売りの人間が、白駒山にやってきて白狐魔丸に弟子入りします。その弟子が旅に出るというので、白狐魔丸も同行しますが、途中から南蛮堂は「用事ができた」と言って西へ向かいます。

    このシリーズ1作目の源平は、笑いの要素多く子どもでも十分楽しめたのですが、人間と戦がテーマのような内容が作を重ねるにしたがってやや重たく感じられるかもしれません。しかし、大人にとっては読み応えがあり、このシリーズにますます魅かれていきます。

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    2010年03月22日