斉藤洋のレビュー一覧

  • コリドラス・テイルズ

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    児童書の枠に入れてはみたけど、ひねりの効いたショートショートの数々は大人でも十分楽しい。
    むしろ大人じゃないと通じないようなネタも………
    星新一っぽいブラックユーモアは最近の斎藤さんの作品ではあまり見ないのでちょっとおどろきました。
    そして間にはさまれるコリドラスの不遜な感じがクセになります。
    最初と最後のページに描かれたヨシタケさんの絵がすっごく効果的!

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    2013年02月25日
  • アラビアン・ナイト1 シンドバッドの冒険

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    おもしろかったです。
    普通の冒険航海ものとは違います。
    想像したことのない生き物がたくさんでてきますし、展開も予想外なことが多かったです。
    あとがきに書いてありましたが、著者の斉藤洋さんによって、元のアラビアンナイトの辻褄が合わない部分は合うように手直ししたようです。
    挿絵も魅力的です。あまり児童書では見かけないタイプの絵だと思って、イラストレーターの一徳さんを検索してみました。すごく有名なカードゲームのイラストなどを担当している方のようです。こういう絵柄は特に男の子に好まれそうですね。

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    2013年02月05日
  • 白狐魔記6 元禄の雪

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    時は、徳川五代将軍綱吉の時世。
    赤穂藩主浅野匠守が、江戸城松の廊下で、高家吉良上野介への遺恨で刃傷沙汰をおこしてしまう。赤穂藩はとりつぶし、職を失った浪人侍が主君の仇を討たんとする実話が背景。
    白弧魔丸は、浅野家家来の大高源吾と知り合ったことで、仇討劇を最後まで見届けることとなる。
    赤穂事件の内容は、キツネが絡むことでやや違ってくるため、忠臣蔵ファンが読むと、感想がまた違ってくると思われる。
    今回の『元禄の雪』は、これまでのものと比べ、白弧魔丸が人間の中にすんなり入りこんでいるような感じがした。
    まだ術もろくに使えない、幼さ危なっかしさが残っていた最初のころの白弧魔丸のほうが、かわいらしくて好

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    2013年01月14日
  • コリドラス・テイルズ

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    作家の「私」はナマズの「コリドラス・パレアトゥス」と出会った。これから連載するショートストーリーの年間の半分をコリドラス・パレアトゥスが受け持ってくれると言うのだ。こうして「コリドラス・パレアトゥスかく語りき」の連載が始まった。荒唐無稽な身の上話に半分受け持つと言った割に気まぐれに語られる話。私は生意気なナマズに振り回されっぱなし。

    なんじゃこりゃ?という第一印象。でも読み進める内に、コリドラス・パレアトゥスが可愛く思えてくるから不思議です。自分のことを俺とか私はとは言わず、コリドラス・パレアトゥスと頑なに言うこだわりもクセになります。覚えちゃったよ、コリドラス・パレアトゥス。
    ただこれは、

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    2012年11月27日
  • 白狐魔記4 戦国の雲

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    ネタバレ

    ここまでのシリーズでは白狐魔丸が出会うのは誰もが知っている歴史上のヒーロー(それもどちらかというと敗戦の将)のご家来衆で、その友人を通して著名人の知己をも得るというのが定型パターンでした。  でも今回はさすが織田信長様でいらっしゃいます。  ご家来衆な~んていう面倒くさい人達はすっ飛ばしていきなりご本人が白狐魔丸とお知り合いになってしまいます。  まあ、それには蒙古襲来以来姿を消したきりの白駒山の仙人様に代わって白狐魔丸の導き手みたいな役割を担っている雅姫というキーパーソンの存在が無視できなかったりもするわけですが・・・・・(苦笑)

    一応、柴田勝家とか羽柴秀吉、明智光秀な~んていう錚々たるご

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    2012年11月20日
  • ミス・カナのゴーストログ(4)つばめの鎮魂歌

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    2月。俊介の合格発表を聞いた夏菜はお祝いのプレゼントを買った。街に出ると、夏にも見かけた子どもの幽霊をまた見かけた。一度見た幽霊をまた見かけることはなかったし、子どもの幽霊ということで印象に残った。この世のものではないものに興味を持つことを極力避けているのに…。
    終始お化けお化けという話ではなく、夏菜の日常があってそれにちょろっと日常の延長として幽霊が絡んでくる話。リアルな幽霊話ってのはこういうのだろうなと思います。怪談好きの子よりも、日常のリアルな話が好きな子向けだと思います。

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    2012年10月16日
  • ミス・カナのゴーストログ(3)かまいたちの秋

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    全く秋らしくない10月。夏菜は俊介に誘われて自然文化園のモルモットを見に行く。そこでなにやら不穏な声を聞くが、何を言っていたかは分からない。首を突っ込むつもりはなかったが、ちょうど声を聞いたあたりで女の子が怪我をして泣いているのを助けて…。

    お化けものだけど、そうそう怖くないのがこの本のいいところだと思っています。一人でいる時でも読めます。ちょこちょこ豆知識みたいなことも書いているので、へぇ~と思わされます。

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    2012年09月30日
  • ペンギンしょうぼうたい

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    ネタバレ

    これで数冊目のペンギンシリーズ。謎のペンギン50匹?…で数え方はいぃのかしら…の集団。先頭には団長に副団長に副々団長。そして47の平団員達。

    相変わらずクールに、しかし何気に人ならぬ動物騒がせな彼ら。今回は火事でもないのに、消防活動をしてまわります。が、そのおかげで温泉発見!動物達がほっこりした頃にはペンギン団は既にいないのでした。

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    2012年09月30日
  • 白狐魔記2 蒙古の波

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    これは・・・どんどんおもしろくなるタイプのシリーズだな。
    白狐魔丸に感情移入していくからなのか・・・。
    小学生の男の子も女の子も楽しめそう。

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    2012年09月18日
  • 白狐魔記2 蒙古の波

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    白孤魔丸シリーズの二作目です。
    子供のためにと思って買ったのに、子供より先に読んでしまった(汗)
    歴史の断片とそこに身をおく感覚が持てて、子供も大人も十分楽しめると思います。
    ただ子供には、史実に基づく物語であることは理解してもらわないとね。

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    2012年08月29日
  • 白狐魔記1 源平の風

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    もう少し、時代考証がより忠実であればもっとはまりそう。
    小学校6年生で歴史を学ぶし、そのぐらいの子どもたちに今度勧めてみよう。
    2巻もとりあえず読んでみる予定。

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    2012年08月22日
  • ペンギンおんがくたい

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    子どもたちも好きなペンギンのシリーズ。
    ・・・・で・・・・結局ペンギンおんがくたいは行ってしまうのですが・・・
    それじゃあおんがくたいと言うよりこうしんたいだ・・・・

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    2012年06月25日
  • ペンギンおんがくたい

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    今回の隊長は、ベートーヴェンみたいな被り物をして指揮棒を持っています。副隊長はタンバリン、副々隊長はマラカスをそれぞれ持っています。その他の47のペンギン達は手ぶらですが、合唱でもするんでしょうか?
    寝ているところを邪魔されたオウム、ダジャレが好きなジャガー、指揮棒にびっくりして木から落ちたナマケモノ。今回ペンギン達に巻き込まれる動物はこの3匹です。

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    2012年05月09日
  • ペンギンおうえんだん

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    シリーズの中ではいちばん受け入れられてる!応援されると頑張ろうって気持ちになるもんね。
    三三七拍子で羽をバババ、バババ、バババババババッ!ってやるところがなんか好き。

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    2012年04月29日
  • ペンギンたんけんたい

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    これが始まりなのかな?
    「ぼくたちは…、」というのは隊長、
    「ペンギンたんけんたいだ!」とこたえるのは副隊長と副副隊長です。
    このスタンスは変わらない。
    50羽のペンギンたちが降り立った島にはライオンやヘビやワニといった獰猛な動物がいます。でもペンギンたんけんたいはものともしません。

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    2012年04月14日
  • ペンギンサーカスだん

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    はた迷惑なペンギン集団、こんどはサーカスをやるんだって。パッパラ、パッパッパーッ。ドドンガ、ドン。うみからラッパと太鼓の音が…。
    “本日おめみえ。どなたさまもいらっしゃい”その言葉に誘われついていったトラと亀とパンダ。ペンギンのつなわたりがみれるかな?このペンギン集団は残念ながら一筋縄ではいかない。

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    2012年04月04日
  • アラビアン・ナイト4 空飛ぶ木馬

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    ネタバレ

    斉藤洋のアラビアンナイトシリーズ4冊目。

    ある国王に献上された黒檀でつくられた木馬。美しく、たくさんの宝石がちりばめられているというだけでなく、空を飛ぶのです。しかし、それを献上したペルシャの老人は、かわりになんでも希望をかなえると言われ、王の娘を妻に欲しいと言う。年がちがいすぎる!ところで、その国の王子は、木馬にのって異国へ行き、美しい姫と出会い、恋に落ちる。恋と冒険の物語。
    もう一作「アブ・キルとアブ・シル」の話。腕がいい染め物職人だが、怠け者で人を騙してばかりのアブ・キル。腕がいい床屋で、やさしく、気前のいいアブ・シル。いつもアブ・キルのために食事をやったり、面倒をみてやっているアブ・

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    2012年03月29日
  • アラビアン・ナイト3 アリ・ババと四十人の盗賊

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    ネタバレ

    斉藤洋アラビアンナイトシリーズ3冊目。
    アリババと四〇人の盗賊では有名な呪文「ひらけ、ごま!」が出てくる。タイトル他に、「バスラのりんごと大臣ジャアファルの災難」「ふたりの詐欺師」という、盗賊や詐欺師のでてくる話がはいっている。しかも、キーワードは美しい機転のきく女性がでてくる。ターバン、刀、金銀財宝、美しい女性・・・どれもアラビアンナイトにかかせないもののようだ。

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    2012年03月29日
  • アラビアン・ナイト2 アラジンと魔法のランプ

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    ネタバレ

    斉藤洋のアラビアンナイトシリーズ2冊目。

    ディズニーの映画で「知ってる」気になっている子が多いと思われるが、(私もその一人)斉藤洋の再話はやはり良い。あとがきで、アラジンは運命に予定されていたランプの使い手だという不思議と、アラジンが途中からランプを使わなくなるということに注目して、「偶然手に入れたパワーに、いつまでもたよるような人間は、ランプの所持者としてふさわしくないということでしょう」というのがいい。

    それにしてもアラジンははじめ、遊びほうだいで母親を悩ませ、母親もアラジンの言われるままに、過保護にも王様への謁見に行ったりと、ちょっとなあ、と思うが、アラジンも10歳とかから話がはじま

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    2012年03月29日
  • アラビアン・ナイト1 シンドバッドの冒険

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    ネタバレ

    斉藤洋によるアラビアンナイトシリーズ1冊目。

    正式には千夜一夜物語。ペルシャの王が、ある女性に裏ぎられてから、夜は女をめとりながらも朝には殺していた。とうとう女性がいなくなり、大臣の娘が王のもとに。その女・シェヘラザートは、王に楽しい話しを語り、王は話しの続きが知りたいがために、シェヘラザートを生かし、ついに仲の良い夫婦になった。千夜一夜物語はシェヘラザートの語った物語としていくつもの話をまとめたもの、という枠物語とされています。


    千夜一夜物語は、フランスのアントワーヌ・ガランが18世紀に、イギリスのRバートンが19世紀はじめに紹介しています。もともとはインドからギリシャにいたる広い地域

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    2012年03月29日