【感想・ネタバレ】ミス・カナのゴーストログ(4)つばめの鎮魂歌のレビュー

あらすじ

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中学校生活も残りわずかの冬。夏菜は、数ヶ月前に町でみかけた幼い男の子とふたたび同じ場所で出会う。その子は、幽霊だった。普段なら幽霊とは関わらないようにする夏菜だが、幼くして亡くなったその子にはつい同情を寄せてしまう。その矢先、男の子の母親の幽霊が現れ、「力をかして…」とメッセージを残して消えた。一体、母親は何を伝えたかったのか。男の子の心残りとは何なのか? 別れの季節を背景にした、すこし切ない物語。シリーズ完結編。

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Posted by ブクログ

2月。俊介の合格発表を聞いた夏菜はお祝いのプレゼントを買った。街に出ると、夏にも見かけた子どもの幽霊をまた見かけた。一度見た幽霊をまた見かけることはなかったし、子どもの幽霊ということで印象に残った。この世のものではないものに興味を持つことを極力避けているのに…。
終始お化けお化けという話ではなく、夏菜の日常があってそれにちょろっと日常の延長として幽霊が絡んでくる話。リアルな幽霊話ってのはこういうのだろうなと思います。怪談好きの子よりも、日常のリアルな話が好きな子向けだと思います。

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2012年10月16日

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