斉藤洋のレビュー一覧
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ベテラン児童文学家が、どのように読書をしているのか気になったので読んでみた。
「読書術」というより、読書に対する考え方をつらつらと書いている感じ。
ハウツー系ではない。
読書を楽しむためには、読解力を得るコストを下げ、読書による利益を上げる。
なるほどなぁと思ったけど、普通に読める力がついてから言えることだな、とも思った。
他の人がどう読もうが、何をわかろうが、著者の目論見が何であろうが、自分が楽しめればいい。
だんだんとこの考えに近づいてきたと、自分では思う。
成熟なのか、老化なのか。
偏屈に自分の考えを押し通すことだけは、しないようにしよう。 -
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「リアルがくげいかい」
主役になって調子に乗っていると、物語の世界に入り込んで戻って来れなくなるとな!
おそろしい!
主役も脇役も謙虚な気持ちでやりましょう。
最近は主役とか脇役とかあるのかな?
我が子の保育園で「ジャックと豆の木」をやったとき、ジャックや悪役よりも、本編にいたのかあやしいリス役が1番人気でした。
ちなみに私は小1の時に主役の白鳥役をゲットしましたが、祖母が他界したため欠席しました。
それから主役をやるチャンスはやって来なかったです。
キラキラの羽をつけて、白のドレスを着るはずだった、懐かしい思い出です。
「こうもんのオカエリーナ」
タイトルとイラストを見た子供たちが、こ -
Posted by ブクログ
ネタバレ小1の息子と一緒に読んだので、
「てんじょうはりつきばばあ」のところでは翌日学校が怖くなるんじゃないかと心配しました。
教室で誰かの視線を感じて上を見上げると、ねずみいろのきものをきたおばあさんがはりついていると書いてあるからです。
ばばあと目が合うと、放課後までずっと天井から見下ろされるらしいです。
でも「だいじょうぶ!」の救いがあるところがこのシリーズの良いところ。
学校から出てしまえば「てんじょうはりつきばばあ」はついてこないし、
翌日のテストは全部100点とれるんだって!
母的お気に入りは「としょしつのビブリカ」さん。
イケメン大好きな美人のおばけです。
「こんなところで こどもの -
Posted by ブクログ
ネタバレずっと気になっていたシリーズ。時代物が好きなら読んだら?と勧められ、中学の国語教科書に紹介がある本だったなぁと思い出し、ついに1巻目を手にとる。
白狐が化けて人間世界の盛者必衰を見続ける児童書だな、という認識でいたが、児童書と侮るなかれ。なかなか面白かった。
前半はきつねが白狐魔丸になるまで、源平の描写は後半から。
大人向きの時代物とは違いこちらはとてもシンプルで、読み心地がすっきりしている。
他の方のレビューでもあったと思うが、児童書だけどもっと上の年代にもすすめたい作品。
白狐の目を通して人間てこんな感じなんだね、と投げかけられるものだから、ほぅと息をついてしまう。戦とは。その中で人