斉藤洋のレビュー一覧
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ネタバレルドルフシリーズの2巻目。前巻に比べて、なんとなく寂しさというか切なさを感じる。イッパイアッテナや他の猫達と暮らしていくうちに、知恵を身につけていくルドルフ。イッパイアッテナが街から離れなかったり、昔の飼い主の思い出を語るのを聞いて、イッパイアッテナが昔の飼い主を待っているのではないかと悟る。悟れるようになったのはルドルフが成長したということだろう。イッパイアッテナは言葉を覚えてはいるが、無闇に使わずに使う時と場所を考えたりしている。それだけイッパイアッテナは思慮深いということだ。元の飼い主が成功して戻ってきて、イッパイアッテナは元の家で暮らし始めるが、ルドルフは馴染めずに神社に戻ってきた。ル
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ネタバレ斉藤洋の傑作。ルドルフは夏目漱石の猫「吾輩」と同じぐらい日本で有名な猫だと思う。岐阜からトラックに乗って東京の江戸川区までたどり着いたルドルフ。右も左もわからない状態で、家猫から野良猫として生きていくために、イッパイアッテナから様々な事を教わる。小さい頃、ルドルフがイッパイアッテナから文字の読み書きを教わるシーンを読んで、猫が本当に読み書きできるのではないかと真剣に思った。夏目漱石の「吾輩は猫である」の吾輩が人間をよく観察しているのに対して、ルドルフは動物社会と人間社会を交互に見ている。イッパイアッテナは給食のメニューを読んで食べ物をもらいに行ったり、地図を読んだりしている。ルドルフも文字が読
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ネタバレルドルフとイッパイアッテナが映画化された時にノベライズ化。こちらは人形劇のような可愛らしい絵で、別の物語のようだ。桜が咲く中で、優しく呼ぶ飼い主を恋しがるルドルフも、東京で逞しく生きる術を学んでいる。原作2冊分を映画にして、さらにノベライズしたようだが、流れるように物語が進んでおり、うまくまとまっている。字を学んだことで、ルドルフは自分の故郷がどこだかわかり、帰る術さえわかるようになった。でも弟の為に身を引き、東京に戻ってきた。イッパイアッテナとまた暮らすことになるが、飼い主の女の子は、前のルドルフを忘れてしまったのだろうか。