羽生善治のレビュー一覧

  • 捨てる力

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    一流の棋士ならではの格言が多い。

    年をとっても守り続けない、
    リスクをとることは将来のリスクをつぶすこと、
    など勝負師ならではの考え方が痺れる。

    自分の状況を客観的に見るために異業種の人と会話すること、
    相手の懐に入ってみること、
    負けることで新しい戦術を身に着ける
    など、新規分野を開拓するビジネスマンに刺さることもたくさん。

    孤高の天才、羽生マジックといわれる芸術家のようなイメージがあるが、一流ビジネスマンにも通じる、地道な泥臭い努力があってこその自信、信じた道はあきらめない粘り強さが大事なのだな。

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    2020年03月07日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    京大名誉教授でありかつ詩人の永田和宏氏と山中伸弥氏、羽生善治氏、是枝裕和氏、山極壽一氏という超一流の人たちの講演とその後の永田さんとの対談を収録したのが本書である。

    山中さんとの対談では、大学はそれまでと違い答えがある問題の正解を探すのではなく、誰も答えを知らない、もしくは答えがあるかどうかもわからないが、大切な「問い」を自分で見つけるという態度を学んでほしい、というところが心に残る。大学に入ったときにまず第一に欲しい言葉だ。自分はこれがわかっていなかった。

    羽生さんとの対談では、ミスをした直後には後悔して過去に引きずられることなく「自分の将棋は次の一手からはじまる」とその場に集中する、と

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    2020年01月03日
  • 人工知能の核心

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    松尾豊さんの「人工知能は人間を超えるか」を読んだがついていけず、人工知能の入門書を探していてたどり着いた本。
    こちらは羽生さんのことばでとても分かりやすく書かれている。読みやすかった。
    しかし、まだまだ分かったとは言えない。
    さらに本を探して読む必要がある。

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    2019年10月17日
  • 教養としての将棋 おとなのための「盤外講座」

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    将棋盤の上での勝負はもちろんメインとなる部分ですが、その外側にも、人生を豊かにしてくれる多様な世界が大きく広がっているのです(p3)といって
    将棋学、歴史、メカニズム、教育への利用、観戦記と
    複数の視点から解説、考察している。

    なんだか将棋が気になるけど
    ルールブックも棋譜もおもしろくない。
    でも、棋士や将棋界は興味深い。

    将棋というと限定的な世界のように感じていたが
    意外にも裾野は広く門戸は開かれているのだと
    知ることができて 楽しい が増えた。

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    2019年10月02日
  • 羽生善治 闘う頭脳

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    ネタバレ

    この本は音楽のリスペクト盤CDみたいなもので、ゴーストライターの入る余地は少なく、インタビュー、他棋士の寄稿、対談、エッセイなどを集めた本である。
     谷川浩司を目指し、森内俊之、佐藤康光、藤井猛、郷田真隆、深浦康市ら、ライバルと共に、盤上で闘い続け、様々な要点を掴む様が描かれる。
     対局は、勝負というより、棋力の向上、棋理の究明につながる事として指される。
     対談で、引退要因などを訊かれるが、どのような時と明言していない。同世代が盛りを過ぎるなか、彼の孤独な闘いは続くだろう。

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    2019年09月05日
  • 教養としての将棋 おとなのための「盤外講座」

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    梅原が、ええかげんな散らかり方や自慢ばっかりしているのに対し、羽生がとにかく端正で知的で情意も安定しているのが目立つ。

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    2019年08月17日
  • 人工知能の核心

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    本書で描かれる「棋士 羽生善治の脳を通して認識された人工知能の姿」を通じて、彼自身の人間としての強さや知能の高さを感じました。羽生さんとDeepMindデミス・ハサビスの対談の様子は一読の価値あり。素人のみならず機械学習に携わる人にも何かしらの知見を与えてくれる一冊だと思います。

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    2019年08月15日
  • 直感力

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    精神力や頭脳が問われる将棋界の雄である作者の人生観は納得させられる内容です。そして常に前向きな考えは作者の素質とも言えます。将棋は読み・計算、大局観、直感力の3要素でそれが経験により大局観と直感力に頼る方向にシフトしていくというのは他の人生にも言えることで、特に直感力は育てることで成長することを意識したい。何事も行動して自分のものにしていくことや、あまり詰め込まず余裕をもつ事で得ることができる発想というものを自分の人生において実践したい。
    前向きな生き方にも好感。

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    2019年08月11日
  • 人間の未来 AIの未来

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    あ互いの世界での尊敬の念が伝わる内容。
    将棋もサイエンスの世界も進化し続けるが、その中で人間の立ち位置を考える
    対談として興味深いほんです

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    2019年06月12日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    ネタバレ

    山中伸弥:受精後、最初の1週間ぐらいは、受精卵はお母さんの子宮の中でプカプカと浮いていて、1週間位して子宮の壁に潜り込んで妊娠が成立します
    羽生善治:挑戦と言うと、何か大きな目標に向かっていくことを想像しがちですが、毎日の生活の中で何かを選択したり、新しい知識を得ようとすることも、小さな挑戦の積み重ねと言えるのではないでしょうか
    是枝裕和:自分が学生の頃は、先生とか大人と言うものを全く信用していなくて、まともに学校に通っていませんでした

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    2019年05月07日
  • 人間の未来 AIの未来

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    山中先生の話はこれまで色々な場面で拝聴しているので、特に目新しいものはなかったが、羽生さんが科学面で非常に詳しい知識と見識をお持ちなのが分かって、一芸に秀でた方は目のつけ方も素晴らしいのだと感心した.

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    2019年03月19日
  • 人間の未来 AIの未来

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    ネタバレ

    2人とも非常に難しいトピックを一つ一つ噛み砕いて、自分の言葉で語っているのが非常に印象的。
    AIのトピックをお互いの専門分野である将棋やiPS細胞研究の話をアナロジーに自分の中に腹落ちさせた上で会話をしているためだと思われる。
    AIに関して何か目新しい示唆があるかというとあまりないが、2人の賢さと知に対する誠実さが分かり読んでいて楽しい。
    以下印象的だった箇所(抜粋)
    [羽生さん]
    ・直感、読み、大局観
    直感で2.3手に絞り込み、読みでそこから2,3手先をシミュレーションする、3番目に大局観で全体の流れを俯瞰し先の戦略に基づいて打ち手を切る。

    そして上記は年齢により利用割合が変わってくる。頭

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    2019年02月23日
  • 羽生善治 闘う頭脳

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    羽生さんの将棋に対する考えや人生観みたいなものが、各界の人とのインタビューを通して見えるのが面白い。
    将棋を知らない人間でも、将棋のことが少し解るような気がするのは、羽生さんの頭の良さなんだろうなぁという気がする。
    小さなことでも少しずつ勉強して日々精進しようと思わずにはいられなかった。

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    2019年11月23日
  • 人間の未来 AIの未来

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    お二人の対談を通して、iPS細胞・将棋・AIに関する最新の知見がわかりやすくスーッと入ってくる。読みやすくて知的好奇心を喚起される、とてもコストパフォーマンスのいい本。

    羽生さんは、将棋以外の分野に関しても非常に博識であることに驚く。もともと、常日頃から勉強を怠らない方なのか、この対談のために相当準備されたのか。棋士としてだけではなく、人間としても高まろうという意識が垣間見えて感嘆。

    AIに関しては、「人類はどうやって共存するか」ということが今後のテーマなんだろうが、羽生さんの話から、「暗黙知」とか「意外性」とか、その辺りにヒントがありそうだと思った。

    藤井聡太さんは羽生さんから見ても驚

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    2019年01月19日
  • 完全なるチェス 天才ボビー・フィッシャーの生涯

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    チェスの天才、ボビー・フィッシャーの評伝。最高にエキサイティング。

    フィッシャーのろくでもない人格や冷戦時代のポリティクス(米ソのチェス対決はそのまま代理戦争だった)の多面性の描写も秀逸だが、これを読んで改めて痛感したのは、「チェスは高度な心理戦だ」というごく当たり前の事実。我々日本人はとくに「世紀の決戦」に侍精神を求めがちだ。が、世界レベルの修羅場では、冷笑的なしぐさで相手をいらだたせ、対戦に応じて戦略的に引き分けを選択して強敵との戦いのために体力を温存する。あらゆる手練手管が動員される。有利な局面で勝利を予感し、ピンチで動転し、それが思いもよらぬ一手(多くの場合は過ち)を導くことになる。

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    2019年01月05日
  • 先を読む頭脳(新潮文庫)

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    とても面白く読めました。
    将棋って自分ではやらないので、トッププロがどのように考えているのかなんて、まったく理解もできない世界。それが読みやすく解説されていて、興味深かったです。

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    2019年01月02日
  • 人間の未来 AIの未来

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    ノーベル医学・生理学賞を受賞された山中先生と、将棋の永世七冠の羽生善治さんによる対談。
    AIが将棋や研究に与える影響から始まり、未来社会の絵姿まで、話題は多方面に及びます。
    羽生さんが、藤井聡太七段のことをどう捉えているのかも披露されて、興味深くよみました。

    ▼羽生さんのAI観。
    人間は、連続性・一貫性に美しさを感じるけれど、AIはその場の最適解を求めることしかしない。それが違和感につながっているが、AIの指した手が将棋の戦法を変えた例もある。人間の美意識が将棋の可能性を狭めているのかもしれない。一方で、AIを絶対視するのは危険。AIは人間に比べて間違える可能性が少ないというだけ。ディープラ

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    2018年12月19日
  • 直感力

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    直感には論理的思考の蓄積が必要。
    余白がなければ、直感は生まれない。リラックスした状態で集中してこそ直感は生まれる。
    好きなことには、関心を持って焦点を当てられる。一方苦手なものにも得るものはある。
    直感の醸成は自分1人では成し得ない。相手の力を活かし、自分の力に変えることが、自分の創造性、やる気の継続へとつながる。
    不安定な時間に対して耐性を持つこと。情報を積み重ねただけで成果が見えるような、性急な進化を目指してはいけない。
    時にはいさぎよくあきらめることも必要。
    目標は一気に課してはいけない。少しずつ積み重ねることによって、気が付けば着実に前進している。という自然に出来ることを続けていくと

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    2018年11月23日
  • 人工知能の核心

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    将棋界の第一人者の羽生善治とNHKスペシャル取材班が、人工知能の動向を探った一冊。

    人工知能について新たな知見を得ることができた。

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    2018年11月22日
  • 人工知能の核心

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    羽生さんの目を通して人工知能を見つめることができる本。NHKのレポーターによる事実ベースの解説を挟みながら、羽生さんと共に現代における人工知能との関わりについて考えていける。

    注目点
    過去の蓄積を惜しまず捨てる。
    捨てる情報を見極める力

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    2018年11月12日